ワクチンの足音2020年12月3日

注射器Arcuriアルクーリ緊急委員が、1億本以上の注射器を購入したい旨を、公示した。興味のある企業は、公示日から15日間の猶予が与えられ、提出出来るような書類を整える事になる。Arucuri緊急委員は、もう一つ 500万の小さなガラスびん購入の公示もした。この小びんは、塩分を含んだ希釈剤(薄める)を入れるためであり、幾つかの種類のワクチンに、必要であるという事だ。 (11 月24日付け)

ワクチン接種来年の1月末位から、170万人位のイタリア人に、Pfizerワクチンが届く。300ヶ所位で接種が行われるだろう。ワクチン名簿は州で作成され、Arcuri緊急委員に送られる。名簿には、病院(ワクチン接種を実施し、保存管理もする)や老人看護施設も含まれ、この施設には、移動可能の救急部がやってきて接種作業をする。 (11 月24日付け)

集団免疫(=immunità di gregge) とは、ある一定の人々がワクチン接種をして免疫になると、していない人を保護することになり、それ以上症状が広がらない事。Covid-19に対しての集団免疫を得る為には、60%~70%のイタリア国民が、ワクチン接種をしないといけない。という事は、4200万人が接種をしないといけないということだ、と保健省予防局の責任者Giovanni Rezza氏の話である。 (11月24日付け)

ワクチン-OxfordOxford 大学は、AstraZenecaやイタリアのIrbmなどの製薬会社とワクチンを共同開発しているが、補足研究をもう少しやりたいそうた。この事は、Pascal Soriotパスカル・ソリオ責任者(AstraZenecaの)より、公表された。ワクチンの治験の結果が62%~90%の効力があったと発表されてから数日後に公表されたのである。 (11 月26日付け)

ヨーロッパ連合国 :この委員会で『ワクチンの消費税と、テストに使われる付属品に関しての消費税を、コロナ騒ぎが終了するまで、無しにしよう』という提案が連合国議会で認められた。この事は、連合国の経済面に関してのPaolo Gentiloniパオロ・ジェンティローニ委員(Italia の前首相)から、twitterに発表された。10月28日に提案されたのだが、その時に別の提案、すなわち、医療関係に必要な物を輸入する際に、普通は関税と消費税がかかわってくるのだが、それらの免除の延期についても、共に協議されたのである。 (11 月27日付け)

エコー検査救急車で病院に着いてから、まず救急診断室に入るが、コロナウイルスの肺炎かどうかを、肺のエコー検査(超音波検査)の実施により、その場で診断出来る、という事を、Molinette(Torino)病院の研究所が、国際科学雑誌Annals of Emergency Medicineに発表した。この肺のエコー検査により、PCR検査では コロナ患者でなかった人も、コロナからくる肺炎だと、断定出来るそうだ。 (11月29日付け)

ワクチン到着Speranza保健大臣が、政党グループの議会代表者に語った所によると、来年の最初の3ヶ月間に2億200万のワクチンが届くだろうという事だ。一人で2回服用しなくてはならないが、どれだけの免疫性があるのかは、わからないそうだ。Pfizerファイザーのワクチンは、1月23日~26日位に届く予定であるらしい。 (12月1日付け)

医師追悼222人の医師が、Italia でCovid-19伝染病で亡くなった。引退して年金生活に入っていたが、国の呼びかけに応じて活動を再開して、亡くなった医師達もいる。全国外科、歯科医術医師協会の発表より。 (12月1日付け)

イギリスPfizer – BinNTechのワクチンを合格と認めて、来週から接種を始めるそうだ。これでもって、イギリスは、世界で初めてこのワクチン使用に踏み切ることになった。 (12月2日付け)

欧州医薬品庁談 :我々は、ヨーロッパ連合国の為にワクチン適格を認める検査をしているのだが、イギリスは、”緊急”を最優先させる為にワクチン合格をもう認めてしまったが、我々は検査をより多くして、慎重に決めたいので、時間がかかっている。 (12月2日付け)