小新感染(どうしても起こる)。。2

小新感染(どうしても起こる)。。2

日本の皆様へ 、JASGA より

『 集中豪雨の事、イタリアのTVニュースで、知りました。心が痛む思いです。いっときも早く、少しでも より良い状態に皆様がなられますように、祈っています。』

Romaで、7月6日現在で、14人の陽性患者が発生した。その内の1人はドイツ人である。
14人のうち、13人が飛行便でFiumicinoフュミチーノ空港に着いた人々で、その内の12人はバングラデシュ人。

ASL (地方保健局)Roma 1の発表によると、取り扱った患者のうち、6人は、Daccaからの飛行便で入ってきたと思われる。この6人のうち 4人は同じ住居に住んでいる。
ASL Roma2の報告だと、6人患者のうち全員がバングラデシュ人で、その内の3人はやはりDaccaから。あとの3人は、住居から直接に救急病院にやって来た。
ASL Latinaラティーナ(Roma市から地中海沿いに70kmさがっていくと、Latina県の県庁所在地Latina市がある) 1人の インド人女性が、インドからFiumicino
フュミチーノ空港に再入国して、隔離期間に入っていた。

Roma 医療速報Spallanzani スパッランザーニ病院 (Romaの専門伝染病病院で、権威が高い)
7月6日現在… 85人が入院中。そのうち、42人がハッキリと陽性患者とわかっている。42人中4人が集中治療室。
85人中、43人はテスト後の結果待ちの状態。

Lazio州(Romaがある)Nicola Zingaretti ニコラ・ジンガレッティ知事の7月6日付けの条例 :
「Daccaから来る飛行便の乗客は、血清検査を義務付ける。この検査は、ASLROMA3(Fiumicino空港を含む地域の地方保健局)が行う。隔離期間を過ごせる場所がない人は、ASLRoma3が提供する。

Roberto Speranza保健大臣が7月6日付けで法律を出した。すなわち、バングラデシュからの飛行便を中止するという内容である。一週間続く。従って、6日についた便が最後になった…… 陽性患者を出した便は、たぶん5日着の便だと思う…… そしてこの一週間、保健省と外務省は、UE(ヨーロッパ連合国)以外からイタリアに入国する国に対しての、新しい対策や規定 を協議する事になった。

カタールのドーハから今日(7月8日)、Fiumicino空港に飛んできた飛行機の中に、200人の乗客がいるが、その内の125人は、バングラデシュからの乗客である事が分かった。だが6日に、Speranza保健大臣が出した法律により、彼等は降りられないハズである。この危機にあたり、イタリア民間航空局は、この法律を徹底させないといけないようだ。

事実、この125人は、降りるのを拒否され、そのまま その飛行機で、ドーハに送り返された。200人中、残りの75人は、他のターミナルから遠い、ターミナル5に移されて、隔離期間にはいった。

Veneto 州(Venezia あり)でも、64才の男性が、恐怖を振りまいている。実業家で、セルビアから、彼の街、北イタリアのSossano Vicentinoソッサーノ・ビチェンティーノへ戻ってきたが、発熱していたのを隠して、仕事、家庭生活、会合、友との団らん、と通常の生活を続け、葬式にまで出席したという…. 息子は、信じられない ! と、言う言葉もない。Veneto州のLuca Zaiaルカ・ザイア知事は、この男性64才を告訴した。
現在この父親は、集中治療室にいる。

これにこりたらしく、Veneto州は、「コロナウイルスを他の人に感染させる恐れがあると感じた人は、14日間の在宅隔離を義務付ける」と発表した。この在宅隔離中に陽性と認められたら、もう14日間の隔離が義務付けられる。(7月6日付)