10月になった

ポスティ―ノ

Italia
Campania 州(ナポリなどがある)
｢アルコールの持ち運びを 22:00以後は禁止、集会は 20人までが限度｣と、Vincenzo De Luca 知事が、movidaモビダ(以前にも述べたと思うが、若者達の夜の生活においての、集まり、にぎわい)に対して駄目押しをした。｢これは、最後から二番目の警告で、次は lockdown になるぞ。｣と通告をしたのである。知事は大変心配をしており、｢目をしっかりと開けてくれ !! 我々は、第二波の中にすでにいるんだという事を、わかってくれ !! ｣と、付け加えている。
(9月29日付け)

学術雑誌 “Science” サイエンスより :
２つのスーパー抗体(免疫の元。これでもって、異物を生体内から除去する分子)が、ウイルスCovid-19 を細胞の中に入るのを止める方法が、見つかった。この２つの抗体は、作用が少し別々なのだが、単独に又は一緒に、感染を予防する事が出来るというのがネズミを使っての実験でわかった。
この結果は、新しい治療を見つける為に貴重であり、Science に発表された。
発表したのは、ワシントンの大学がリードを取り、多種の国籍の医者達で形成されているグループで、ミラノのSaccoサッコ病院の伝染病医学者Massimo Galliマッシモ・ガッリ氏の名前も見える。
(9月30日付け)

ワクチン
Moderna製薬会社(Postinoワクチン一番乗り2020年８月18日参照) が、ワクチン第３レベルに達して高齢者に治験をし、良い結果を得た。又副作用も軽いらしい。56才以上の40人に、1回目の服用の後、１ヶ月して2回目の服用と、治験を実施したのである。 (9月30日付け)

ワクチン
Emaエマ(欧州医薬品庁)が、AstrazenecaとOxford大学が開発しているワクチンの資料を、分析し始めた。ワクチン実現可の際に通る過程としては、最初の認可であり、いろいろなワクチン開発を行なっている会社や団体の中で、このAstraZenecaとOxford大学が、最初にこのレベルにたどり着いたと、Emaは、述べている。
(10 月1日付け)

Ema… European Medicines Agency
欧州連合国に属する。設立は
1995年。

最後の24時間だけの感染者 :
フランス….. 1万3970人…..10月1日
ドイツ ….. 2500人….. 10月1日
イタリア….. 2499人….. 10月2日
PCR検査 12万301人
イギリス…… 7143人….. 9月29日
スペイン…… 3897人….. 9月30日

イタリア
Conte首相談 : ｢水曜日(9月30日)に、新情報を交換し合う内閣の会合があった。イタリアでのコロナウイルス下の状態は、もちろんコントロールは出来ているが、決して良いものではない。国も国民も、最大の注意を払わないといけないだろう。国会に、緊急事態の期間を、2021年１月末まで伸ばすことを、提案するつもりでいる。 (10月1日付け)

Italia
Lazio ラツィオ州(ローマがある)
この州の Nicola Zingaretti ニコラ(男性)・ジンガレッティ知事が、戸外でもマスク着用の条例に、署名をした。従って、明日から、戸外でもマスク必須になる。例外もある、すなわち6才以下の子供、自分のやっている事とマスク着用が両立出来ない人、運動中の人、などである。
10月1日に、この州で26５人の新感染者を記録し(イタリア全土では2548人だった)、そのうちの151人はローマ市からという事で、この決定になった。罰金は、400€(約4万9400円)。。。高い !! 。。。
(10月2日付け)

Basilicataバシリカータ州
この州も、戸外でもマスク着用になった。例外は、6才以下の子供と、身体的に障害がある、マスク着用と両立出来ない人である。 (10月2日付け)

Basilicata 州…. イタリアの地形の、土踏まずに当たる州。Materaマテーラで有名。

JASGA

ローマ日本語ガイド協会

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