善戦 苦戦 ? 2021年2月23日火曜日

Von der Leyenフォン・デル・ライアン :
ヨーロッパ連合国委員会会長である彼女が言う所によると、「 昨年春、この伝染病が広がり始めた頃、我々連合国のうち、17国家が、一斉(いっせい)ではないにしても、国境のコントロールを始めたが、伝染病を止める事は、出来なかった。しかし、各国内の市場は、大幅に落ち込んだ。であるから、もっと全メンバー国が一致団結して、ことに当たらないといけない。」
(2月17日付け)

Italia – La Valle d’Aostaヴァッレ・ダオスタ州 :
この州は、感染の度合いといい、衛生システムでの充実といい、集中治療室の余裕といい、白色地帯になれる資格をもっている。もしもそうなれば、Italia では、初の州になるだろう。Speranza保健大臣が、他の要素とも照らし合わせて決める事になっている。3週間目になっても、10万人につき、50人位の感染者しか、だしていないそうだ。
(2月18日付け)

La Valle d’Aosta….. スイスとフランスに国境をなす小さな州。スキー場として有名な、クールマイヨール等がある。

バティカン市国
この中で働いている人達が、ワクチン接種を拒(こば)んだら、管理者側は、いい顔をしないそうだ。一応接種は義務ではないと言っているものの、そういう場合に関する法律があり、健康上の問題で接種出来ない場合は別として、いろいろな程度段階で検討され、最悪の場合には首になるらしい。
(2月18日付け)

フランス
Macron大統領は、アメリカ合衆国やヨーロッパ連合国に、1300万のワクチンをアフリカに、即、送るようにと強く勧めた。650万人の、アフリカでの医療従事者達に、ワクチン接種をさせる為である。貧しい国や経済発展途上国に、ワクチンがいき届くようにしたい、と述べている。
(2月19日付け)

イタリア国立衛生研究所談 :
ワクチン接種キャンペーンが始まって以来、医療従事者の感染の度合いが下がってきており、最後の月は、半分位になった。1月の感染率は、5%以上だったのに、2月に入って、2%位になった。1月半ばから、観察しているのだが、ワクチン接種を順番に実施していっている、それにあわせて、減っていっているような気がする。
(2月20日付け)

ドイツ
Olaf Scholzオーラフ・ショルツ財政大臣が言う所によると、「 ドイツは、更に15億ユーロ(約1922億円)を、貧しい国にワクチン援助ということで、Covax に贈りたい。」 と、G7で述べた。ドイツ政府は、すでに、6億ユーロ(約769億円)を割り当てていたが、その際、Angela Merkelアンゲラ・メルケル連邦首相が、「 この伝染病は、全世界の人々が接種をした時点でのみ、勝つことが出来る。」と語っていた。
(2月20日付け)

Covax….. ワクチンを共同購入し、途上国などに分配する国際的組織。2020年発足。創設者は、WHO、ヨーロッパ連合国委員会、フランス。

Italia – ホーム ドクター
全国のホームドクターのうち、推定だが3万5000人位の医師が、彼らの診療所で、ワクチン接種をする準備が整ったそうだ。政府と医師労働組合、州(Italia では、病院関係は、州管轄下にある)の間で話し合われ、今回の運びとなった模様であるという、Silvestro Scotti開業医書記は語った。
(2月21日付け)

イギリス :
ヨーロッパ内では、一番接種が進んでいるが、Boris Johnson首相が、慎重に少しずつ、4段階に分けて、lockdown から抜け出していきたいと、発表をした。つまり、3月8日から学校再開 ; 3月8日~29日にかけて、制約を少しだけ解く ; 4月12日から、もう少し解放度を増やす ; 5月17日からもう少し ; そして6月21日に、仕上げとなる、という計画である。。。予定は未定、にならないように、切に願います。人類の為にもがんばって、良い例を示して下さい !!!。。。
(2月22日付け)

Italia – 2月22日現在 :
その日だけの感染者… 総合計 9630人…………. 281万8863人
その日だけの死者……. 総合計 274人………….. 9万5992人
その日だけのPCR検査 17万672人

Italia – 2月22日14:00までの、接種完了者 : 133万4719人 ( Italia 人口の2,21%)