Andrea Crisanti教授(Padova大学微生物教授)の返答 :
質問 : 「 1回目の接種を、より多くの人にゆき渡らせる為に、1回目と2回目の間隔を縮める、又その為に薄くするなどの提案者がいるが ?」
答え : 「 責任感がない。これらのワクチンは、ある一定の規則で創り、Okがでたのだ。それを変えるのは、きちがい沙汰である。もしも変えるのなら、治験とワクチン キャンペーンを一緒にすることになるという、危険で前代未聞の出来事だ !!」
(1月14日付け)
Pfizer-Biontech 談 :
この伝染病期間中、我々が契約するのは、各国政府とだけだ。そして政府が指定してきたルーツや、ワクチン配合場所だけを受け入れる。現在、私立団体とは、契約していない。大切なのは、これまでの政府との契約で決められた接種投与量を、欠乏させてはいけないという事だ。
(2月17日付け)
イスラエル
ワクチン・キャンペーンが成功をして、制約をゆるめてきている。店、図書館、博物館などの再オープンもできた。この国は世界中で一番接種率が高く、少なくとも一回目の接種をした人も含めて、人口の49%が接種を済ませた事になる。
(2月21日付け)
イギリス
では、成人3人につき1人はワクチン接種をしたと、Hancock保健大臣は述べている。コロナウイルス、そしてイギリス変異ウイルス(この国では、イギリスとは呼ばず、Kent州から始まったので、kent 変異ウイルスと呼んでいるようだ)には、このワクチンは効くと信じているが、南アフリカ変異ウイルスについては、まだどうか分からない、と大臣はつけ加えた。
(2月21日付け)
Italia – 製薬会社協会会長談 :
Italia で、コロナウイルスを予防するワクチンを生産する為には、少くとも4~6ヶ月位は、かかる。他の薬品を生産するようには、いかない。なぜならワクチンとは、活きているものだから、それなりに対処しないといけないからだ。
(2月22日付け)
Sinopharm
アルゼンチンのCarla Vizzotti新保健大臣は、Sinopharmワクチン投与を認可した。このワクチンは、北京のバイオ製品研究所との共同開発である。その他にも、Sputnik ( ロシア製 ) とAstrazeneca のワクチンも、入ってくる予定だそうだ。
(2月22日付け)
サン・マリーノ共和国 :
この国に、Sputnikワクチンが、7500分到着をした。あと7500分が、2回目ワクチンという事で、送られてくるはずになっている。Pfizer とAstrazeneca は、まだ待っている状態。
(2月23日付け)
サン・マリーノ共和国… Italia 中央部に位置し、周りは全部Italia で囲まれている、人口3万4000人弱の小国
Pfizer-Biontech
は、ワクチン需要に答えて、2021年中に、20億の生産をする計画だと、発表をした。最初の予定では、13億だったのだが、生産過程での技術変更をして、良い結果を得、増産可能になったらしい。
(2月24日付け)
Pfizer-Biontech
FDA(アメリカ食品医薬品局)は、Pfizer – Biontech ワクチンの保存や輸送の際に、冷凍庫並みの温度に下げなくても、普通の冷蔵庫の温度でOkと認めた。要は、マイナス25度~マイナス15度で良く、最大2週間保てる、という事だ。今までは、マイナス80度~マイナス60度だった。
(2月25日付け)
Pfizer – Biontech
は、南アフリカ変異ウイルスから守る為に、3回目の投与を検討していると、発表した。現在このワクチンは、2回投与で、21日間の期間を、間に持つ。
(2月25日付け)
Astrazeneca
Lorenzo Wittum会長(Italia での責任者)は、1億8000万のワクチンを、4月~6月に、ヨーロッパに渡せる、その内の2000万がItalia 向けだと、発表をした。3月末に、まずItaliaに、500万以上を渡せて(最初は300万か400万だった。元々は、800万と言っていたのだが….) 、6月末には、2500万を、Italia に渡せると思うと、言っている。
(2月25日付け)
Astrazeneca
は、4000万のワクチンだけを、ヨーロッパ連合国に、3月末までに渡せるそうだ。最初契約書に署名した時は、8000万~1億だった。この減少した数字だと、連合国の10%だけが、予定通りに接種出来るのだそうだ。
(2月25日付け)
FDA(アメリカ食品医薬品局) :
FDAのアドバイザー達は、Johnson & Johnson のワクチン使用の認可を、満場一致で決め、FDAに要請をした。18才以上から、投与可だという。
(2月27日付け)
Novartisノバルティス(大手スイス製薬企業) :
Pasquale Freda会長 ( Italia で、この会社の責任者 ) が言うのには、Torre Annunziata(Napoli) にも、彼らの工場があるのだが、そこで、Italia の為に、他の製薬会社のワクチンを生産していいと思っている、のだそうだ。現在、どれ位の生産量が可能なのか、調べている所だ、と述べている。
(2月27日付け)
Novartis……. 1996年設立。スイスのバーゼルに本部あり。Pfizer に次いで、世界で2番目の売上高をもつ。
Italia.. その日だけの感染者数とコロナ検査
2月27日… 1万8916人….. 32万3047人
28日… 1万7455人… 25万7024人
3 月 1日… 1万3114人…. 17万0633人
141 万1663人(人口の2, 37%)
– 同日までに、1回目の接種者 :
294万2345人(人口の4, 83%)
#合計: 435万4008人(人口の7, 30%)
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