第三波から守ろう
2021年3月13日 土 曜日

<<<<Fukushima>>>>

ー> 2011年3月11日14時46分

最初に、この大災害を知った時は、事の二重、三重の深刻さに気が付きませんでした。TVニュースを見て、あれよあれよという間に、家が押し流されていく、すごい、と息をのんだのですが…. ところがそれだけでは なかったんですね、原発の問題が、頭を持ち上げていた…..

Postino として、Fukushima だけで、記事を書こうと思いましたが、facebook Jasga にも、サイトの japanesespeakingguides.com (日本語とイタリア語、両方ありますので、イタリア語の方を クリックしていただくと、もう一人の同僚もイタリア語で投稿していますので、翻訳機でも使って、読んでいただけたらと思います)にも、直接に事に当たった同僚達が, 細かくていねいに書いていますので、それ以上の記事を、書けそうにない事に、気がつきました。別の同僚は、自分の家に、福島の子を一時引きとったり、福島まで行った同僚もいますし、Romaで食事に招待したり、一緒に遊んだり、空港まで迎えに行ったり、寄付金集めに駆け回ったり、等々……. しかし、まだまだあの大災害は、解決するどころか、これからだって、難しい問題点をかかえているみたいですね。

福島のどこだか、猫に餌をやり続けている男性が、Italia でも紹介されました。彼は、見知らぬ他の街で、故郷をしのびながら帰れず、普通にしかし孤独に生きながら、何十年か生き延びるよりは、自分の故郷で、親から受継いだ土地で、自分を必要としてくれる猫ちゃん達に囲まれながら生きる方を選んだみたいで、それはそれで良いと言えるかもしれないのかな….?….. どんなにお金があっても、自分は孤独だと感じるのも、辛いことの一つなのかどうか…….

いろいろと、考えさせられます。まだまだ 問題、困難、悲しみは、続いています。
(3月11日付け)

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Italia – 矛盾
何だか腑に落ちないのは、オンライン授業までして、学校での感染を避け、しかし店や通りには、あふれるばかりの人々がいる事だ、と言っているのは、Antonello Giannelli全国校長協会会長だ。これは、学校を閉鎖するかどうかを検討する際に出された意見である。学校必須か、開店必須かを選ぶという事はおかしい。一定距離を保たないといけないというのであれば、学校も、店も、通り広場も、閉鎖するべきで、物事の決定は、合理的に行ってほしいものだ。
(3月2日付け)

Italia- ワクチン国内生産
Giancarlo Giorgettiジャンカルロ・ジョルジェッティ経済開発大臣は、Giovanni Tria氏 ( 2018-19年の経済財務大臣) を、経済コンサルタントに指名をした。仕事内容は、イタリア国内でのワクチン工業生産や、ヨーロッパ連合国との兼ね合いの為の、ワクチン書類作成にある。
又、即与えられる2億€ ( 約259億円 )でもって、ワクチン生産の為に その開発調査や工業回復を図る、又ワクチン学研究、等の費用も含まれている。
(3月8日付け)

Italia – Sputnik ワクチン
Italia で、ロシア製のワクチンSputnik V が生産される事になるだろうと、イタリアーロシア私立商工業協会が、発表をした。ヨーロッパでは、初めての事であり、契約書もかわし、署名も済ませた。ロシア政府基金と、Adienneアディエンヌ製薬会社(スイス)の間で、かわされた。Lombardia州で今年の7月から生産が始まり、今年中に、1000万のワクチンが生産される見込みである。
( 3月9日付け)

Italia – 第三波
Di Maio 外務大臣談 : 「 我々は、第3波に突入していると言える。科学的資料を見ると、この3月末に、ピークを迎える事になるだろうから、制約をより厳しくして、この流れを止めないといけない。」
(3月9日付け)

Italia – Bari
オレンジ地帯だが、さらに厳しい制約の法律に、Antonio Decaro市長が署名をした。3月11日~28日まで有効。理由は、10万人につき、250人以上の感染者が記録され、まだ増えていく可能性があるからだそうだ。

  • 禁止 : 食料や飲み物の持ち出し、配達。18時で閉める。対象となる店は、レストラン、bar、パブ、アイスクリーム屋、ケーキ屋、フードトラック(移動マイクロバス販売)
  • 飲食店も、18時~7時まで、閉店。
  • 19時から小売店、中くらいの店、商業センターも閉店。例外は、食料品店、新聞雑誌売り場、薬局、タバコ屋、ガソリンスタンド、葬式屋。
  • 祭日前日、祭日は、閉店。
    (3月10日付け)

Italia – Puglia 州
先ほど、この州都であるBari市から、厳しい制約が出されたが、州も負けずとMichele Emiliano知事が、lockdownに近い法律に署名をした。4月6日まで有効。内容は、是が非でも、人々が団子になるのを避けたいのが目的。たむろしてはいけない場所は、学校前の空き地、広場、道路(私道は例外)、海岸沿い道路、見晴らしのいい場所、などである。ただし、一人か、家族か、同居人、とは、出歩いてもいいらしい。
(3月10日付け)

Italia – Campania 州 “なるべく家にいなさい”
この州は、赤色地帯なので、事は深刻だ。このまま感染者が増えていくと、集中治療室のベッドの空きが、半分以下になる恐れが、あるらしい。Vincenzo De Luca知事が、法律に署名をした。3月11日~21日まで有効。目的は団子にさせないという事で、禁止区域は、海岸沿い道路、広場、公園全部。又、屋台が並ぶような見本市、蚤の市、マーケットなども禁止になる。
(3 月10日付け)

Italia – 3月12日に2回目の接種をした人 : 191万2278人( 人口の3,21%)
– 上述日までに、1回目の接種をした人 : 446万9357人(人口の7,49%)

  • 合計638万1635人、10, 70 %のItalia 人口が、1回目も完了者も含めて、その日までに接種した :

Italia – その日だけの感染者数とコロナ検査

3月10日.. 2万2409人…. 36万1040人
11日.. 2万5673人…. 37万2217人
12日…2万6824人… 36万9636人