泣くに泣けないインド変異ウイルス 2021年5月4日火曜日

Kumbh Mela = ヒンドゥー教信者達の大巡礼集団 :2種類のKumbh Melaがあり、それぞれが、4つの聖域とか2つの聖域を持っていて、周期も3年毎とか6年毎とかに巡ってくる、その時に巡礼をするわけで、聖域を今年はAの聖域 、次回はB, と順番に回っていくわけである。。。ただ、巡礼の時が来ると、4つの聖域の、どこでも行っていいというのではなく、今回はAという場所だったら、皆がAにだけ行くので大変 !!! 。。という、そういう事がくりかえされての聖域巡礼が行われる、だいたい、1600万人~1億人の巡礼者達が動くと言われ、聖なる川で沐浴(もくよく)をするのである。

インド :

(月日… その日だけの感染者.. その日だけの死者)

4月25日.. 34万9691人… 2767人

4月28日… 36万人………. 3000人以上

4月30日… 38万6452人… 3498人

2月末から第二波が始まり、最近の数週間は、インド変異ウイルスが加わっている。⬇️

実際には、感染者数にしろ、死者数にしろ、もっと多いと言われている。4月だけで、600万人の感染者を記録した。ニューデリーでは、4分間毎に死者を記録し、火葬場まで死者を運ばず、道路上で、火葬しているとか。イスラエル発表だと、Pfizerワクチンは、インド変異ウイルスに効き目があるらしいが、効果大とは、言えないらしい。

Italia – Speranza 保健大臣談 : 「 今日から数えて、14日前までインドに居た人が、イタリアへ入国するのを禁じる事にする。住民票がイタリアにある人は、入国出来るが、ただし、出発前と、イタリアに到着してと、2回のコロナ検査、そしてその後の一定隔離期間が、義務付けられる。

(4月25日付け)

Italia 専業農家連盟 :からの発表だと、3万5000人のインド人労働者達が、Italia の農業に従事している(農作物や果物などの収穫など)。今回のItalia 入国ストップで、5万人位の労働者不足に繋がり、農業経済に響いてくるらしい。

(4月25日付け)

Italia – Veneto州(…. Venezia) :Zaia知事の報告によると、この州でもインド変異ウイルスが記録された。Bassano市に住む父親と娘の、2人のインド人である。知事は、インド変異ウイルスが増えているので、至急対処しないといけない、と語っている。⬇️

(4月26日付け)

父娘2人は、インドの大巡礼集団に参加しに行き、ガンジス川で沐浴したのだそうだ。そして帰国の途につき、4月7日にBergamo空港着、それからタクシーで、家に帰ったそうである。

(4月27日付け)

Italia – Latina県(Lazio州…. Roma) :Roma から南へ、約71km降りていくとこの県の県庁所在地Latinaがある。この県在住のインド人シク教徒達300人(農作物収穫労働に携わっている)の中で、この2週間にインドから帰国している人々の追跡調査が 行き渡っていず、早急にやらなければと、地方保険局が、軍隊、警察、巡査を、総動員させて、事に当たっているようである。⬇️

(4月27日付け)

Italia – インドからの最後航空便 :が、Fiumicino 空港に到着したが、その内の9%(乗務員2名も含む)の乗客が、感染している事が分かった。感染者達は、全員、無感染証明書を持参してきていたが、そのうちの何人かの話しによると、偽の証明書なのだそうだ。入国したい人も必死らしいので、今度は、インドから直行で来ず、どこかで乗りついでItalia に入国、というのが、懸念されている。⬇️

(5月1日付け)

今日午後、Roma のSpallanzani 伝染病病院の発表で、Latina県からのインド人達の感染有無のPCR検査の追求調査をして、分析研究した結果、インド変異ウイルス(B. 1.617)感染の広がりがないことが、わかった。4月28日に到着したインドからの最後航空便の乗客の中で、結局、1人だけ、B. 1.617患者がいたが、他の12名は、B. 1.617そのものではない事が、わかったそうだ。Spallanzani病院と、Lazio州の Zingaretti 知事は、これからも追跡調査を続けていくが、変異ウイルスを個別に追っていくというよりは、コロナウイルスそのものを追っていきたいと思うと語っている。

(5月3日付け)

WHO発表 :によると、全世界中、17ヶ国で、インド変異ウイルス ( =B. 1.617 ) が広まっているという事だ。Italia, イギリス、スイスも含まれる。インド首相の必死の呼びかけにも関わらず、ヒンズー教信者達の巡礼は続いていて、4月27日だけでも、2万5000人が、ガンジス川で沐浴をしたそうだ。

(4月28日付け)

Italia – Speranza 保健大臣談 : 「 この間の、インドからの入国禁止に加えて、同じように、バングラデシュからの入国も、禁じる。Italia に住民票がある人は、インドからの入国と同じような手続きを踏むこと。」

(4月28日付け)

Italia – Speranza 保健大臣の追加法律 :* ヨーロッパ諸国からItalia に入国する際、15日間の隔離期間延長を決めた。* スリランカからの入国も、禁止する事にした。今回から、インド、バングラデシュ、スリランカからイタリアに入国する人は、イタリア国籍を持っている人だけに限る。インド変異ウイルスがどうのこうのというのではなく、インドでの伝染病が、もうコントロールできない状態になっているのが、理由である。

(4月29日付け)

Italia – イタリア市民保護局 : から、インドへ向けて、Italia からも、援助チームが 今日出発する。チームの大部分は、Piemonte州(…. Torino) の緊急人員 ( 医者や看護師達 ) で構成されており、酸素製造自動システム ( 毎日100人以上の患者達に、酸素を提供出来る ) をニューデリーの病院へ運び、治療しようという使命を帯びている。

(5月2日付け)

Italia – 5月3日に2回目の接種をした人 : 634万8757人 10,64% – 上述日までに1回目の接種をした人 : 1467万8551人 24,61%*合計、2102万7308人 35,25%のイタリア人が、1回目も完了者も含めて、5月3日までに接種した。(その内、9万1905人は、単一接種だけでOk)Italia – その日だけの感染者…死亡者…コロナ検査 : 5月1日… 1万2965人… 226人… 37万8202人 5 月2日… 9148人… 144人… 15万6872人 5月3日… 5948人… 256人… 12万1829人