負けてたまるか 2021年11月27日土曜日

オランダ – 重症患者 :
を、ドイツに入院させ始めた。2人の患者が、ロッテルダムからボーフムへ 運ばれた模様である。Covidや そうでない重症患者用のベッドを、少しキープしておきたい為にとった処置だと、オランダの国立病人配置調整局は、語っている。
(11月23日付け)

Italia – 増加 :
週毎に統計をとってみると、この5週間で、全国的に感染者数が増えてきているとの、Gimbe財団の発表である。10月15日までの1週間で、毎日平均2456人だったのが、11月23日までの1週間で、毎日9866人と、なっている、という事は、4倍位に増えているわけだ。入院患者も、15, 8%増、重症患者も 16,4%増になっているとの報告である。
(11 月25日付け)

ドイツ – 何らかの変化 :
最後の24時間だけで、10万人もの人が 第一回目接種をした。9月半ば以来の高数字であり、理由は 仕事場や、公共交通機関利用の際に、提示を義務づけられるからである。接種済み者か、Covid回復者に限られ、コロナ検査からの陰性証明書は、受け付けてくれなくなる。
(11月26日付け)

中国 – 上海(イタリア語では、シャンガイと発音するらしい) :
500の飛行便が キャンセルになり、幾つかの学校も休み、観光も中止になったという、上海の 厳しい制約である。友達同士の3人の接種済み者達が、コロナウイルスにかかったらしいからだ。彼らは、先週 上海近くのそしゅう市(人口約1052万人)から帰ってきたという。
中国は、”ゼロ Covid” のスローガンで、伝染 病を除く為に、厳しい政策を続けてきたわけだが、この数ヶ月 又感染者が、出てきているようである。
(11月26日付け)

新変異ウイルス – b. 1.1.529 =オミクロン :
南アフリカ、香港、ボツワナで、59の新変異ウイルス(= 南アフリカ変異ウイルス=オミクロン)が 発見 され、10に変異すると言われ(デルタは2、beta は3だった ) 、我々が実施中のワクチンにも強いそうで、今までのウイルスの中で、一番タチが悪そうだとの事である。そういうわけで、アフリカ南部の6~7ヶ国( 南アフリカ, ナミビア, レソト, エスワティニ, ジンバブエ, ボツワナ, モザンビーク) との国境が、封鎖されつつある。イタリアも、最後の14日間中それらの国々に滞在した人は、入国禁止になった。現在まで、イギリス, イスラエル, ドイツ, オーストラリア, イタリアに加え、マルタ, オランダ, フランスも、新たに加わって封鎖状態を 進めている。
(11月26日付け)

Pfizer – 研究 :
ファイザーは、この新変異ウイルスの研究を、もう始めていると、発表をした。この変異ウイルスは、現在のワクチンが、あまり効かないのではないかと心配されており、2週間位したら、最初のテストの結果を 発表出来るだろうと、ファイザーのスポークスマンは、述べている。
(11月26日付け)

ベルギー – 第1号オミクロン感染者 :
初めてヨーロッパ(ベルギー)で、南アフリカ変異ウイルスが 発見された。一人の女性(成年)がトルコを横断して、エジプトに11日間滞在した結果らしい。南アフリカと直接の関係もなく、 アフリカ南部とも、接触していないそうだ。彼女は、ワクチンを打ってなく、Covid病回復者でもない。
(11 月26日付け)

Italia – Roma :
にあるSpallanzani伝染病病院/研究所が、この新ウイルスを、追う事になった。病院/研究所は、外務省が、南アフリカのCuculi 大使とコンタクトを取ったことについて感謝しており、大使が南アフリカ伝染病センターと接触、そして共に資料を検討し、どのような対策を取るのかを、協議していきたいと、Spallanzani 研究所は、述べている。
(11月26日付け)


月日
国名……新感染者数

11月25日木曜日 :
イタリア……..1万3764人
日本………………….. 119人

11月26日金曜日 :
イタリア……..1万3686人.
日本…………………….121人