Covid病の今日この頃 2022年2月19日土曜日

Italia – 子供入院患者数 :
1月は、212人(10日)、206人(17日)、210人(24日)、210人(31日)と、200人台が続いていたのが、2月に入って、やっと 少し減ってきたようである。2月7日を例にとってみると、0~4才が 96人、5~18才が 92人 (合計188人)。188人中 13人が 重症患者だった。この188人中、純粋にCovid患者だったのは 103人(54,8%) で、他の病気も あわせ持っていた患者は、85人(45,2%)だったという。

1月31日の 210人中、113人(0~4才)は、ワクチンはまだだったから仕方がないとして、97人(5~18才)中、74,2%(72人)が、まだワクチンを打っていなかったのだそうだ。
(2月8日付け)

Italia – 第4回目接種 :
イタリアは 現在までに 3回の接種を実施しているが、4回目を行うについて、イタリア薬品公社のMagrini 総責任者は、考えていないと 述べた。そして、たぶん年毎に ワクチン打ちをする事になるだろうと思う、と語った。なんの前触れもなく Covid病が急にあらわれ、ワクチンが 急いで研究・準備され、95%の効果があると 研究結果が報告され、実際に実施した最初の3ヶ月間で、現実的に証明されたわけで、予想していたよりも 更によい結果を得られてよかったと思う。変異ウイルスがあらわれて、効果が 少し減少したというものの、ワクチンは 素晴らしい恩恵を 与えてきたといえる、と付け加えた。
(2月10日付け)

Italia – 第4回目接種 Ok ?:
免疫機能の過剰な働きを抑える 免疫抑制薬使用の人は、免疫反応を抑制するために、ウイルスに対する 免疫力が 低下している為、感染しやすくなるので、 この度、Piemonte州(州都はトリノ)は、保健省に問い合わせをし、そういう人は、第4回目接種ができるという、解答を得た。ので、この州の 5万8000人の免疫抑制薬使用者は、規定された期日(第3回目接種から120日間 経たないといけない)も過ぎたので、呼ばれることになるだろう。⬇️

保健省は Piemonte州の 問いに Okとは言ったが、最終的な認可は、イタリア薬品公社(Aifa)からの解答を待ちたいと言っている。
(2月11日付け)

ポーランド – 政府より:
今回の戦争騒ぎで、アメリカ人が ウクライナとの国境から ポーランドに入ってくるのは 構わない、いろいろな書類も必要ないが、ただ 期限切れでない パスポートと、ワクチン証明書だけは、持ってきてほしい。
( 2月13日付け)

Italia – 医師ストライキ :
医師(自由業の資格があるが、国や州と契約を交わしているので、そこからも患者を得ることができる医師)の 労働組合 (SmiとSimet )が、3月1日と2日に ストライキを行なう事を 宣言した。3月1日は、救急部や 患者受付をせず、2日は、保健省の前に集まり、抗議する という予定。医者の仕事が苦しみになってきていて、重労働、保護なし、常軌を逸して(ジョウキをイッして)いる役所仕事、Covid病で亡くなった医師の家族への補償無し、等を 抗議するようである。
(2月15日付け)

Italia – 高齢者年金 :
社会保障公社(INPS)の発表では、2020年 Covid 病により、65才以上の死者が あまりにも多く出たので、悲しいながら 約11億€ ( 1444億5000万円 位 ) を、節約出来たそうである。
(2月15日付け)

Italia – 接種済み人数 :
今日の朝 6:25 までで、1億3247万4790の接種が、行われた。イタリア人口は 5955万人 (2020年)。内訳は 、第1回目接種終了者が 91,12% (12才以上のイタリア人口 で、4921万2974人)、第3回目接種終了者が 88,72% (12才以上で 4791万7549人)。治った人は、2,59% (139万6284人)。
(2月16日付け)

Italia – 第4回目接種の検討 :
イタリア薬品公社(Aifa)は、2月25日にAifa内の 科学技術委員会を開いて、虚弱体質の人の為に、第4回目接種を行うかどうかを検討すると 発表をした。その後 検討結果が 保健省に送られるそうだ。
(2月17日付け)

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月日
国名…新感染者…新重症者(合計)

2月17日(木 )
イタリア…5万7890人…-36人(1037人)
日本……….9万5209人…….25人(1469人)

2月18日( 金)
イタリア…5万3662人.. −50人( 987人)
日本………..8万7723人……13人(1482人)