Italia Covid情報 2022年3月10日木曜日

。。。ロシアは、3月10日(イタリア時間)に 、ウクライナのMariupol の子供病院を、爆撃したが、前日の9日に Putinは、「 西洋の国々が我々に課す制裁に対して、すぐに、”万人が認める大切な場所” に報復出来るように、検討中だ。」と発表したが、多分 この病院爆破が その答えなのだろう。Putinは、どんな事にでも 目をつぶれるというのだろうか !! 。。。

平均寿命 :
Covidが原因で、Italiaの平均寿命が、83才から 82才になった。性格に言うと、1,32 才 縮んだという。 Padova大学の Mazzuco教授と、Ca’ Foscari大学の Campostrini 教授が、国際雑誌 Plos-one に載せた。ロシアは 2,16才下がり、アメリカ合衆国は 1,85才、グレート ブリテンは 1,27才と、下がったそうである。
2021年に関しては、現在研究中だが、少し寿命が伸びてきている国の中に、イタリアも 含まれているという事だ。
(2月10日付け)

第4回目接種 :
最初の州は Lazio。初日の接種者には、州の方から直接に連絡がいくわけで、移植手術を行った患者、透析患者、免疫抑制患者が対象になる。2日目から、 保健省が発行した通達の中で、それに 該当する人が、オンラインで 予約出来るそうだ。
(2月23日付け)

難民到着 :
現在、ウクライナからの難民が続々と到着しているが(3月7日までで、1万7000人)、ウクライナでの接種率は 35%という低さなので、感染を注意して 、その対策に 当たっているという 保健省と、防災庁からの報告。到着48時間以内に コロナ検査、5才から 未接種者に対して、接種をするようにとの勧告、虚弱体質者を見つける、他の接種も なるべくするようにと勧めているそうだ。 無料 (ジフテリア、破傷風、百日咳、小児麻痺、ハシカ、おたふく風邪、風疹フウシン…身重の女性は 除く、水ぼうそう、B型肝炎)
(3月7日付け)

予断は禁物 :
中央・南部イタリアでは 逆戻りして 、感染度が 少し上がり気味になってさえいる。ただ、重症患者は 増えず、横滑り状態だ。

国立の州衛生サービス公社(Agenas)が、3月6日発表した所によると、重症患者は 6% (1年前は 28%)で止まっているが、重症でない入院患者は、14%増し(1年前は 32%増し)だそうである。

Umbria州(州都はPerugia)は、 感染者が増えている。感染者が上がってきている州はというと 、中央・南イタリアが多い :すなわち 、Abruzzo州 ( …. L’Aquila )、Molise州(….Campobasso )、Calabria州 (….Catanzaro)、Puglia州 (….Bari)、Sicilia州(….Palermo)。

Umbria州は、3月6日で 1万0623人と、5日に比べて、857人増しになっていて、少しづつ上がってきているそうだ。その日 イタリアの新感染者数は、3万5057人だったから、そうなると、確かに多い…..

イタリアでは、北の 幾つかの州が(例えばLombardia 州都はMilano) 下がってきているので 、国全体が下がっているように見えるらしい。

例のCovidカレンダーを見ると :
3月10日…. ▪️毎日最高45分間だけだが、入院患者の見舞いが可能になる。
▪️劇場、映画館、コンサート、スポーツ競技場、その他の娯楽施設、での飲食が 可能になる。
3月31日…. 緊急事態が 終了。
6月15日….50才以上のワクチン接種義務が、なくなる。
3月31日以後、いつ、マスク着用や グリーン パス 等の義務を廃止するのか、検討中だという。
(3月8日付け)

オミクロン :
イタリアでは、デルタなどは なくなり、オミクロンが残っている。これは、バイオ関連企業である il Ceinge – Biotecnologie avanzate が、資料を分析・検討しながら出した結論である。 オミクロン 1が 32%の広がりであるのに対して、オミクロン2は 5%位の広がり方。オミクロン3は、まだ 言うほどのものでもない。
(3月8日付け)

Italia – 緊急事態終了以後 :
政府見解 :「 そろそろ、Covid カレンダーで予定された日に 近づきつつある。4月1日から、レストランやbarで 飲食する場合 、戸外だと スーパーグリーンパスが必要でなくなる。」

「 毎日のニュースは、全面的にウクライナの戦争に占められているが、Covidは、もちろんまだある。Rtが最近 Rt 1 に 近づきつつあるが、特に南イタリアで 、3つの変異オミクロンが 広がってきているからだ。だが、我々は まだ十分に コントロール出来る。」

「 何事もなければ、イースター前に 室内でのマスク着用義務を、取り除く事が 出来るだろう。」

「 取り除きたい次の目標は :一定距離、室内マスク着用、仕事場でのスーパーグリーンパス提示、等である。1~2週間以内に 何事もなければ、次の段階に 進めるだろう。そして、夏になれば、全くの制約がなくなるであろう事を、切に望みたい。」
(3月9日付け)


月日
国名…新感染者…新重症者(合計)

3月5日(土 )
イタリア….3万9963人..-16人(609人)
日本………..6万3673人..-20人(1399人)

3月6日( 日)
イタリア….3万5057人..-6人(603人)
日本……….5万3969人..-37人(1362人)

3月7日 ( 日)
イタリア..2万2083人…7人(610人)
日本……..3万7083人…-8人(1354人)

3月8日(月 )
イタリア…6万0191人…-18人(592人)
日本………5万4024人…-6人(1348人)

3月9日(火)
イタリア…4万8483人..-29人(563人)
日本………0人 !……….-27人(1321人)