Covidをどう扱おう 2022年4月9日土曜日

アメリカ合衆国 – オミクロン 2:変異株のオミクロン BA.2 の感染者が増えている。CDC( 疾病シッペイ管理予防センター)の最新資料では、新感染者中 35%がそうだといっている。前週は 22%に、とどまっていたそうだ。全般的にいうと、新感染者数は 減っていく傾向にあり、横ばい状態であるらしい。つまり、減ってはいないが、急増もしていないという事だ。 (3月24日付け)

Italia – Arcuri 前 ワクチン配給責任者 :元々、Covidが流行りだしてから、まず Arcuri 氏 ( 民間人で、どこかの会社の 管理責任者 )が指名されたのが 2020年3月で、それから 1年間彼は 務めた。このPostinoにも彼は 度々登場したと思う。それが 彼に対しての疑いが 生まれてきたのが、2020年12月頃に ( 私も 単語を拾い、確かめながら 汗をかいて訳したものだが、なんだかアホらしい….) 彼が 香港から輸入した 手術用マスクに関しての事だった。少し値段が高いのは、それだけ質がいいからだと、私も訳したような覚えがあるが…..とりあえず 、彼が自分の利益を 上乗せしたという疑いを持たれ、それから3ヶ月後に 職を下ろされ、後任者として、 恐れ多くも イタリア国軍隊の Figliuolo 司令官が、 呼ばれたのだ。Arcuri 氏への疑惑は、8億161万7647のマスク購入のために、12億 € ( 約1623億7075万6500円 )の政府のお金を使ったという事で、その相談のために 、しかし1人では いくらなんでも話が大きすぎるらしく、仲間の やはり しかるべき地位を占めている 人々と共に、彼の事務所で 良からぬ計画を練った、事務所を 仕事以外の為に 使用した、という 罪 で、裁判にかかる可能性があるらしいとの事である。 ( 3月25日付け)

イスラエル – オミクロン BA3 :初めて オミクロン BA3患者が、イスラエルで 発見された、と 政府のウイルス対策機関の Zarka委員長の言葉を、Times of Israeleが、載せている。WHOの 3月始めの発表によると、BA3は、今年1月に 南アフリカで、発見されているという。現在イスラエルでは、約1万4000人の新感染者を記録しているが、BA2からの感染が多いとの事である。 (3月25日付け)

アメリカ合衆国 – 第4回目接種 :FDA ( アメリカ食品医薬品局 )は、50才以上の人に、ファイザーか モデルナのワクチンで、第4回目接種を、許可した。アメリカ合衆国の報道関係からのニュースである。今まで FDAが第4回目を許可していたのは、12才以上の特殊な病状を持った人に対してだけだったが、この人達は、将来 5回目接種も可能になるようだとの、報道である。 (3月29日付け)

Italia – Figliuolo ワクチン配給責任者 :。。。Covid 緊急事態が 3月31日で解かれると共に、Figliuolo 責任者(60才)は、この仕事から退く。彼は本来軍人なので、自分の仕事に戻るわけだ。外国で 勤務・使命を帯びて活動している約10万人の兵士達の親分であるという 、ものすごい人物であるFigliuolo司令官が、敵といっても 、少し違った敵 ?! と闘った というのも、ある面では、しんどかっただろうと思う。アフガニスタンや ウクライナの戦争が起こったにもかかわらず、彼は 国内で ワクチンを運び続けていたという、そりゃあ 泣きたくもなったに 違いない…….彼は、「 再び従来の仕事に戻り、全力を尽くしたい。自分としては、与えられたワクチンについての使命を、充分に果たしたと思う。良い事もあったし、そうでない事もあったが、これで良しとしたい。自分は 技術者として来たのだから、技術者にとどまりたい。」というメッセージを残した。。。まあ畑違いの分野でも、使命遂行という点からは同じ、今回での経験は彼にとって 無駄にならないに違いない、御苦労様でした !!! 。。。 (3月31日付け)

Italia – 展望 :4回目の接種の日を、ヨーロッパは 共に、決めようではないか、国により バラバラにするのは、意味がない、と提案をして受け入れられ、専門家と 規制機関に意見を聞いて後に、来週にでも 決める事になるだろう、と言っているのは、Speranza保健大臣である。Costa保健次官は、「 政府の目的は、5月1日に まず何事もなく たどり着きたい、そしてマスクを不必要に してしまいたい、もちろん室内でもだ。そうなれる要素が あると思う。」と、少し楽観的である。Speranza保健大臣は、「 相変わらず 用心をしていきたい。スイッチを押したら Covidがパッとなくなったなんて、起こるはずがないからだ。Covidは、未だに続いている。オーストリア、ドイツ、オランダを見ると、 制約を再び厳しくせざるを得ない状態になっているのに比べると、イタリアは、接種の徹底、グリーンパスの使用や義務で、よい状態になりつつあるので、例えば マスクにしろ、簡単に はずさず、様子を見ながら、足を地につけながら 毎日を過ごしたい。」と、語っている。 (4月1日付け)

グレートブリテン – 新変異株 :新しい変異株を 600人から 見いだしたというので、グレートブリテンの保健局は、現在 監視を続けている。WHOがいう所によると、 新変異株 ”Xe” と呼ばれているが、オミクロンと比べると、感染度が 10%強なのだそうだ。ただ、伝達の最中に、はっきりとした違いが見つかるまでは、相変わらず オミクロンの一種と、解釈していくそうである。 (4月2日付け)

ヨーロッパ – 第4回目接種 :欧州疾病シッペイ予防管理センター(Ecdc) と、欧州薬品公社 ( Ema ) が 特別に調査研究していた結果が 公表されたが、それによると、一般に向けての第4回目接種(ワクチン mRna )は、まだ早すぎるとの事だ。ただ 2社とも、80才以上には Okを出してもいいかもしれないと言っている。60才~ 79才に関しては、接種した人の中で 重症患者が増えるかどうか 監視中であると言っている。 (4月6日付け)

Italia – 罰金 :4月1日から 制約が 緩み始めているが、Speranza保健大臣は 相変わらず マスク着用を 勧めている。グリーンパスが 全面的とは言わないまでも 廃止に向かっている中、 ワクチン接種を拒んでいる50才以上の人にとっては、同じ事が 当てはまらないようだ。1回切りだが、100€ ( 約1万3500円 )の罰金が 課せられる。約200万人が、その対象になるようだ。保健省と国税局から、全員ではないが、第1回目が通達されたそうである。受け取った人は、10日間の猶予が与えられ、もしも特別な理由で 接種をしなくてよいのなら、その旨を 地方衛生局に 連絡をしないといけない。その後、接種を拒んだ人達に、イースター頃までには、全員に 罰金通達が 送られるだろうとの事である。 (4月7日付け)

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月日

国名…新感染者…新重症者(合計)

4月2日(土)

イタリア….7万0803人…17人(493人)

日本………..4万8825人…-15人(518人)

4月3日( 日)

イタリア….5万3588人…-4人(489人)

日本………..4万7345人…-8人(510人)

4月4日 ( 月)

イタリア…3万0630人…-6人(483人)

日本……….3万0157人…-5人(505人)

4月5日( 火)

イタリア…8万8173人…-12人(471人)

日本……….4万5684人… 3人(508人)

4月6日 ( 水)

イタリア…6万9278人…-5人(466人)

日本……….5万4884人…0人(508人)

4月7日( 木)

イタリア….6万9596人…5人(471人)

日本……….5万4995人…-14人(494人)

4月8日( 金)

イタリア…6万6535人…-9人(462人)

日本……….5万1953人…-10人(484人)