子供の急性肝炎 2022年4月4月30日土曜日

ポスティ―ノ

。。。前Postinoの日付けが、間違っています。4月28日になっていますが、29日でした !! 老化現象が始まっているって？どちらかというと生まれつきという感じなのですが…..よくもまあ今まで無事に ?! たどり着けたものです….。。。

Italia – Prato :

は、20万0631人(2022年1月 )の街で、Toscana州では、Firenze についで、第2番目の都市であるが、この街で 3才の子供が急性肝炎にかかったようである。この病気はとても強烈で原因はまだわからず、10才以下の子供を襲うようである。段々とこの病気が見られるようになってきている。この3才児はローマの * Bambino Gesu’ 子供病院に入院をしたが、肝臓移植も考えられているという事だ。 (4月22日付け）

* Banbino Gesu’ 子供総合病院…..バテイカン市国経営で、心臓移植は世界的に有名。

症状：

胃腸に支障をきたし( 腹痛 , 下痢 , 嘔吐）、疲労、熱無し。症状が進むと、皮ふが黄色くなり、目が白くなる。 (4月26日付け）

Italia – 11児のケース：

保健省からの通知が、各州の衛生機関や医師に届いた所によると、原因不明の急性肝炎について幾つかの問題にふれているのが見られる。「 4月22日時点で、イタリアで 11のケースが発見されたが、その州は、Abruzzo , Emilia-Romagna , Lazio , Marche , Sicilia , Toscana , Venetoである。その中で、2件が急性肝炎だと確認され、さらにその中の一人は可能性大であると見なされ、移植が行われた。反Covidの為のワクチンとの関連性は見られない。」との保健省からの報告である。

* アデノウイルスか、Sars- Cov-2 かの確認があったのは、今の所 2件だけである。英国で、急性肝炎はアデノウイルスのせいだと言われているが、これはまだ確認に至っていない、との保健省からの通知である。

*アデノウイルス…..このウイルスは、感染症 ( 呼吸器、目、腸等）を引き起こす。人間の扁桃ヘントウの細胞に寄生しやすいウイルスで、風邪に似た感染症や目の病気などを起こす。

イタリアで、散らばって発見されているケースだが、11人のうち、1人は、 2022年1月以前に入院しているので、急性肝炎だと定義されている中に入っていない。2人は、引き続き急性肝炎であるかどうかの監視の状態である。4人は、急性肝炎であるという疑問がわいてきている (皆10才以上）。2人が、そうだと確認されたという、内訳になっている。州のうちで、Campania , Piemonte , Liguria , Valle d’ Aosta , Calabria , Puglia は、まだこのケースは発見されていないという事だ。

前述した、Bambino Gesu’に入院した Pratoの子供は、よくなってきつつあるという。入院した時は重症だったので、肝臓移植が考えられたのだが、結局避けられた。

Lombardia州のヨハネ23世病院 ( Bergamo ）に入院した２児のうち、11才の方は肝臓移植をせざるをえなかったという事だ。 (4月27日付け）

ヨーロッパの状況：

英国 ….108人記録され(4月27日）、その内の 8人が肝臓移植をした。4月12日に公表された記録を拾ってみると…..患者は 74人で、大部分が 2才～5才。内訳としては、49人 (イギリス) , 13人 (スコットランド) , 残りがウェールズと北アイルランド。スコッットランドの 13人に、アデノウイルスの検査をした結果、5人が陽性と出た。

英国以外のヨーロッパ：

38人記録 (イタリアの11人も含まれている）。

アイルランド….3人が 3月から肝炎で入院。年令は４才と11才。そのうちの1人は、* ライノウイルスに陽性反応を示した。**ヘルペスウイルス 7 のテストにも陽性を示した。 Sars-Cov-2 やアデノウイルスには、誰も反応を示していない。

* ライノウイルス(rhirovirus ) …..鼻炎の原因ウイルスで、インフルエンザウイルスとは、異なる。

** ヘルペスウイルス….多くの人が持っているウイルス(大人だと 85%位）で、唾液中に混ざっている事が多い。感染する時、特に症状がないことが多い。

スペイン…..1月から 13人記録しているが、そのうちの７人が肝炎の確認済み ( 男児3人、女児4人で、年令は 18ヶ月～ 7才）。6人が可能性あり ( 男児2人、女児3人で、1人についてはインフォ無しで、6人の年令は 12才～16才）。

オランダ….4人。そのうちの3人は、移植を必要としている。

デンマーク….3人 ( たぶん4人かもしれない）で、12月から発見されている。

フランス….2人疑いあり。

ベルギー….１人。10才で、アデノウイルスに陽性を示している。

ルーマニア….１人 (4才）で、今年3月に発見された。アデノウイルスや Sars-Cov-には感染していないが、血清上 Sars-Cov-2が陽性で出ている (。。。という事は、過去感染したのだが、治ったという事なのかな ? )

スウェーデン….報道関係から幾つかのケースが知らされているが、政府の正式発表はまだ。。。。何だか急性肝炎の記事の後で、こういう事を書くのは気が引けるのですが…….。。。

5月に入ると、日本の各航空会社の欧州便の動きが、活発になってきているようです。もうちょいですね、欧州パッケージツアーの発表は、もうありましたでしょうか？季節も、暑くもなく寒くもなく、旅行最良シーズンにさしかかってきました !!!

月日

国名…新感染者…新重症者(合計）

4月26日(火)

イタリア….2万9575人…－7人(409人）

日本………..4万0500人…+9人(200人）

4月27日( 水）

イタリア….8万7940人…－15人(394人）

日本………..4万6267人…－17人(183人）

4月28日 (木）

イタリア..6万9204人…－12人(382人）

日本………4万1756人…－9人(174人）

4月29日(金)

イタリア…5万8861人…－11人(371人）

日本……….3万6672人…－1人(173人）

JASGA

ローマ日本語ガイド協会

子供の急性肝炎 2022年4月4月30日土曜日