Umbria州の Perugia県にあるMontefalco(モンテファルコ) は、472mの高さにあり 住民5385人(2022年度)という、こじんまりとした borgo ですが、”Umbria の生け垣” とも呼ばれ、オリーヴやブドウの 木々が 横に並びながら 広がっていく様(さま)は、安らかで すがすがしい印象を 与えます。
falcoとは 鷹(タカ)、monteは 山、という意味がありますが、南イタリアを支配していた Federico II (フェデリコ 二世、フリードリヒ大王って、いうのかしら ? ) を、皆さん 覚えていますか ? 彼が 13世紀に この地へやって来た時、たくさんの鷹をみて、それまで この地は、Coccoroneと呼ばれていたのを、Montefalco に代えたそうです。
土地に伝わる、町の 名前の由来の伝説は もう少し 込み入ってきます。Coccorone の近くに、若いフェデリコ二世が宿営した際、彼が可愛がっていた数羽の鷹が 逃げてしまい、彼は 真っ青になったそう。鷹は、休んでいたのかどうか、Coccorone 村で 留まったので、村人達は Read more