Livorno 市 ( Pisaから25km下がったティレニア海に面した市) :20人位の主婦が結束をして、スーパーマーケットに行き、買った商品を払わないで出て来た。レジの店員には、支払いは市役所に回してくれ、と叫んたとか。店側は、今の所警察に届けは出していないそうだが、やはりその後、彼女達は、入店拒否を受けているそうである。主婦の一人が語った所によると、Covidで仕事を失くし、季節労働者としてレストランで働いたが、又失職。現在、海水浴場での仕事を得たので、始まるのを待っているという段階だが、だからこの一年間なにも努力しないで、ここまできたというわけではない。国からの援助金は、市から食料品の配給があったが、食事療法の関係で、使用できない物もあるし、それで足りるというわけでもない。あの朝、市役所に、援助してくれというメイルを送ったが、何も返事がなかったので、午後スーパーに行ったという事だ。その後市役所は、援助を約束したが、二度と繰り返さないようにと警告をした。 (4月3日付け)
Oristano オリスターノ市(Sardegna島) :3万人位の、島(州)の市であるが、ここで、15人の医師や看護師達が、家族や親戚を、接種出来る順番が回ってきていないのにも関わらず接種をさせた、のがばれて、Oristano検察局が、捜査し始めている。 (4月14日付け)
Milano市接種を行う為の医者数が足りないというので、政府の呼びかけに応じて、引退をして年金生活に入っていた医師達が、再び仕事を始めたが、その時点で年金がストップになるそうで ( 3月12日付けの法律 )、割が合わないと言っている。むしろボランティアで働き、年金は相変わらず受け取った方がいいと言っている医師達の中に、Carlo Staudacher(S. Raffaele病院 ) 元外科部門部長もいる。 (4月17日付け)
Napoli市Carabinieri カラビニエリ(軍隊の一部門で、イタリアの国家警察の一つ)が、誕生日パーティーをしている17人に罰金を課して、解散させた。18才~20才の若者達がマスク無しでパーティーをしていたのだが、近所の人が、うるさいというので、112番に電話した結果である。 (4月18日付け)
解雇 :7月1日から、今まで法律により延長が続いていた 解雇禁止 が、解除になる。そうなると、工業界や建築業界で、大量の失業者が出るだろうと心配をしているのが、Ciglチズル(イタリア労働組合総同盟)の、Maurizio Landini書記長である。今度28日に、その事について、内閣との話し合いがあるわけだが、ある一つの改革にたどり着けるような合意を得る為には、時間が必要だと、述べている。 (4月20日付け)
高利貸し :この現象が、今回の伝染病により、2倍にもなってきている。4万人の経営者達が高利貸しにたずさわっていて、危ないという事だ。イタリア経営者総同盟(Confcommercio、全国で 70万の経営者または企業が加入している)の調査によると、30万の経営者達が倒産するしかないという瀬戸際に立たされているようで、こうなると倒産するか、又は高利貸しに頼るか、しか道がないそうである。 (4月20日付け)
。。。まだまだ深刻な話しは続くのですが、訳しているうちに段々と気が滅入ってきたので、この辺りで止めておきます。なんとかして事態が好転するように期待したいですね 。。。
いよいよ今日4月26日から、Italia の色地帯が、又々変わります。(… カッコ内は州都)赤色地帯… Sardegna島(… Cagliari) Read more