そぞろ歩き(カーニバル) 2022年2月5日土曜日

。。。2月は カーニバルのシーズンです。何で2月に カーニバルが多いの ? と考えていましたが、恥ずかしながら、経済的理由で、という結論に、私としては たどり着いていました。2月は寒いから人々は閉じこもる、外に出ない、だから カーニバルでもして、ワッと 景気をあげて、消費文化を盛り立てようとする、と 思っていたのですが、そうはどっこい、起源は やはり カトリック教やキリスト教、そしてそれ以前の、古代ローマ、古代ギリシャ時代に、と 繋がっていくようです。。。。。。イタリア各地に、神出鬼没の道化人 (ナポリの Pulcinellaプルチネッラなど)……. は、”ゆっくり鉄道” の記事を書いている時に 浮かび上がってきた 素材なのですが、道化人、カーニバル、というように繋がってきたので、物事は始まりが肝心、まずは順番に、何がどうしてこうなった、というのを 見ていきたいと思いますので、又々付き合って下さい。。。古代ギリシャ時代 :紀元前530年頃に戻ります(古代ローマはその頃、7人の王様時代の末期 )。ディオニソス神 ( バッカス神 )は、元々植物の神様だったらしいが、まもなく 酒の神として、敬われていきます。彼へのいろいろな祭りがあった中、1年に1回、3月後半~4月前半にかけて、最大の祝賀/祭りがあり、古代ギリシャ劇場で、悲劇か喜劇を演じることも、その祭りのうちの一つでした。コンクールでしたから、最後に 順位が つけられたそうです。実は、それ以前から 祭り自体は あったようですが、それに加えて 民族を一つにまとめる為にも、利用されていったようです ( ムッソリーニ ?! もそうでした )。皆がワーッと騒ぎ、雰囲気を高めさせ、そこで指導者が サッと 民族を自分の持っていきたい方向に、もっていく…..ですから その時期は、全ての活動は中止になり、国をあげての総イベントとして扱われ、裁判も休止、囚人も一時 自由になったそうです。春は Read more

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