talia – Torino :の、Molinette病院で、腎臓移植の手術が行われたが、提供者がなんと82才のお父さんで、受けるのが53才の息子という、最年長提供者だった。息子は長年腎臓の炎症をわずらっていて、限界に達し、あとは透析をするしかないという状態だった。提供者出現を待っていたのだが、そのリストも長く、そういうわけで、お父さんが決心したみたいだ。医者達は、お父さんの健康状態を調べた上で大丈夫と見て、手術決行になった次第である。この病院は、Italia で腎臓移植に関して、特に難しい腎臓移植もこなし最高峰の病院であり、お父さんと息子も北イタリアのある州に住んでいるのが、この病院にやってきた。Luigi Biancone教授が、腎臓学並びに腎臓移植に関しての責任者であり、手術チームは : Aldo Verri教授率いる血管外科医、Paolo Gontero教授率いる泌尿器科、Roberto Balagna教授率いる麻酔治療、で形成された。手術はとどこおりなく終わり、一ヶ月前から2人共々入院していたのが、手術も終わり、お父さんと息子は、もう日常生活に戻っているという事だ。 (3月10日付け)
。。。La Città della Salute di Torino トリノ市の健康ゾーンとでも言ったらいいのかしらん….. Torinoの南東に、広い敷地があり、病院群が見られるが、そこが、La Città della Salute di Torinoと、呼ばれている。以前は、病院地帯と呼ばれていたそうだ。病院を始め、いろいろな医療設備が見られる中、Molinette病院、Regina Margherita 病院(子供専門)、Sant’Anna病院(産科・婦人科専門)が際立っている。。。
奇跡の上述の 3病院 :女の赤ちゃんが、胸部に腸があるという奇形で生まれた。原因は、横隔膜(2つの肺の下にある膜状筋で、呼吸で大切)に薄い部分があったので、そこの穴から腸が横隔膜の上側に飛び出してきて、片側の肺を圧迫し、肺の正常な成長を妨げるという非常に珍しいケース。この赤ちゃんは、お母さんのお腹の中にいた胎児の頃から、Sant’Anna病院でモニターで監視が続けられ、Regina Margherita 病院で誕生。2日後に横隔膜についての手術が行われた。そして療養の為の入院が続く中、肝臓の病気にかかっている事が分かり、代えの肝臓待ちのリストに加わる。そうこうしているうちにCovid-19に感染するが、治り、( 赤ちゃんのなんという生命力の強さ !!! ) やっと肝臓が届き ( この肝臓持ち主も、Covid-19から治った人か赤ちゃんか、だった )、Molinette病院で肝臓移植の手術が行われて無事に終わり、生まれてきてから1年5ヶ月後に、やっと赤ちゃんはおうちに帰ることができたそうだ。お父さんは、赤ちゃんに、公園に行って、太陽や木々や葉のざわめきを見せて、聞かせてあげたいと言っている。 Read more