そぞろ歩き( カターニア散歩)続き 2022年12月16日金曜日

。。。Postino 11月18日金曜日に、最初の カターニア散歩を、投稿しています。この街の港には、Ong 船も着いたりして、最近 話題を呼びました。。。

では、再び ドゥオモ広場に 戻ってきました。これから エトネア( Etnea ) 通りに 入っていきましょう。

大学広場 ( Piazza dell’Universita’ ) :

4 隅にある 街灯に それぞれ ブロンズ像があり、街灯を支えています。それぞれのブロンズ像は、例のごとく 古代ギリシャ神話の神様かな、と思って 近づいてみると、いや少し違うようだ…..というので、ジーっと見ると、それは民衆にとって人気があった 、カターニアにまつわる人物像みたいです。

その内の一つ、Gammazita の 乙女、を見てみましょう。1280年頃のお話。彼女には、将来結婚を約束した恋人がいたのですが 、彼女に魅せられた あるフランス兵が 言い寄ってきたので、彼女は 井戸に身を投げて 純潔を守った、という 健気(けなげ )な エピソードです。で、何でここに、フランス兵が 突然に現れてくるのかと、言いますと Read more

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Postinoは2度やって来る2022年9月22日木曜日

。。。皆さん、チラホラとCovidが去っているようです。Covidと共に、普通の生活に戻っていくという、新しい段階に、今度こそ やっと 入れそうです。

まだまだ 楽観は許されないでしょうが、少しづつ、 これからの普通の生活の計画を 考えても いい時期が、我々を 待っていると思います。

元々Postinoを投稿しようという気持ちになったのは、Covidで、lockdown が始まり、全世界の普通生活の営みが 止まってしまった、旅行なんて、行きたくても不可能という状態に なってしまったのが きっかけでした。苦しんで 亡くなってしまった方が多かったのですから、 旅行なんて 感染を広げる手段の一つに数えられてしまったのも 当然だったでしょう。でも、我々としては 大変、仕事が 突然 なくなってしまい、失業状態に突入してしまった、今を思えば 2年半 !

このまま何もしなかったら ローマのガイドとしての存在が 消えてしまうのではないか、その前に 生活自体を保てるのかどうか …未知数の不安が襲ってきて、ともかく” 我々は 生きてまっせ~” という証(あかし) を立てる為に、投稿し始めました。

現在、先が 明るく輝き始め ( と思いたい )、停滞していた空気が 吹き払われようとしている ….私の役目は Read more

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サル痘は静かに浸透?2022年8月13日土曜日

。。。皆さん、いかがお過ごしだったでしょうか ?

イタリアは、バカンス ブームで、人で一杯 です !

イタリア人も 外国人も 、イタリアのあちこちで、この2年半の Covidうっぷんを払い去ろうという勢いで、青い海、清々しい山を、満喫しています。日本にも、 初、といっても言いかもしれない イタリア人グループ (20人弱)、が やって来たでしょう、誰か 見かけましたか ?

日本は お盆で、国民総移動になりそうでしょうか ?

伝染病も 何のその、用心や注意を怠らないで この時期を 乗りきり、秋には 本格的な旅行シーズンを迎えよう !! 。。。

世界 – 亡くなった人も 出始めた :

WHO 報告では、現在 約 2万3000人の 感染者が、75ヶ国に渡り 記録されている。その内 ヨーロッパは、約 1万2000人。

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ミャンマー(ビルマ)2022年8月4日木曜日

。。。ミャンマーとビルマ、についてですが、どちらもその国の名前です。現在は、ミャンマーと呼ばれるのが普通のようですが、私の学校時代は、ビルマ、でしたので、ビルマと呼ぶことにします。。。

恩赦 :

1619人の囚人( うち 外国人は42人 ) が、仏教の正月というので、恩赦を受けた。軍事政権からの 発表である。ただ 名前は明記されていないし、政治犯かそうでないか も、わからないという事だ。

(4月17日付け)

死刑 :

民主主義の為にと 頑張っていた4人のビルマ人活動家達が、死刑になった。理由は、彼らが テロを企てるのに 協力をしたというのだ。1980年代以来の、政治犯の最初の死刑執行となった。去年2月以来、Aung San Suu Kyi 率いる民主政治を追放した軍隊のなせるわざである。4人の名前は、元議員であり hip – hop アーチストである Phyo Zeya Thaw氏 , Kyaw Min Yu氏 , Hla Myo Aung氏 , Aung Read more

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そぞろ歩き(郷愁のエルバ島)2022年8月2日火曜日

イタリアの、地中海に浮かんでいるエルバ島。もう少し正確にいうと、Toscana州 ( 州都はFirenze ) 南部の沖合い 20km位の所にある小島で、横に小さく細長く浮かんでいます。もちろんToscana州に属しています。

エメラルド色の海、輝くような砂浜….そればかりではなく、文化 , 芸術 , 歴史 , 食事とワイン ….海の幸はもちろんの事、Capanne (カパンネ) 山からの 伝統的な 味わいのある土地の風味….特に この山からの トスカーナ海岸線、コルシカ島へ続いていく 島々、等は、息をのむような 素晴らしい光景を、私達に 見せてくれます。

赤い湖 :

Rio Marina ( 島の東にあり、Cavoの少し南 ) にある 、エルバ島の鉱山公園 ( Parco Minerario dell’isola d’Elba) の中にあり、血のような赤色と黄土色が かもし出す Read more

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そぞろ歩き(イタリアの砂浜) Conigli 2022年5月26日木曜日

Conigli コニリィの砂浜:

Italia の Lampedusaランペドゥーザ島にあり、世界で最も美しいと言われている ビーチの一つ。ただしこの白い砂浜に寝そべるには、予約をしないといけません。 砂浜の広さが 減少しているので、自然保護地域としては、 自然を守るために 人数制限になるのだそうです。一時に 入れるのは最高300人までらしい。午前中予約できる時間帯は、8:30~13:30 、午後は 14:30~19:30。

砂浜には、何の設備もないからそのつもりで ….砂浜と海があるだけです。

予約は 7月15日から、 オンライン、無料です。。。15日以前は 予約無し ? にしても人数制限があるのかどうかは 知りませんが、まあ常識的に考えたら、 あるのが妥当なんでしょうね。。。

1週間中、3日間 予約できます。

行きたい日の、少なくとも20日間前までには、予約をすませないといけません。

1日のうちで予約は、午前にするか 午後にするか、なので、午前も午後も行く、というのは 出来ません。午前も 午後も、時間になったら 追い出されます。

1人で 最高4人まで予約できます。6才以下は、予約人数に 入らない。

Lampedusa島と Linosa島に住民票がある人は、予約無しでもOkですが、それでも入れるのは、最高 25人までだそうです。

Conigliの砂浜まで、どうやって たどり着くのかというと…..Lampedusaの町から Read more

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そぞろ歩き(Nemi湖)続き 2022年5月17日火曜日

。。。マリウポリの、Azovstal ( 読み方がもう一つわからない。日本からのニュースには、アゾフスターリと ローマ字読みで書いてあるが、ある発音を聞くと エゾストと聞こえる….ので、ここでは Azovstalにします ) での兵隊達の状況が 一歩進んだ、のかどうか知らないが、とりあえず Zelensky 大統領が述べている ”生きている英雄達”でないといけない、 の観点からの話し合いがなされ、新しい段階に入っていくようで、やれやれ ホットします、が、まだ 製鉄所の地下には、700人 (この数字もよくわからない )が残っていて、余談は許されない状態です。今回 Azovstal の抵抗を投稿したかったのですが、ニュースの整理が 間に合わなかったので、次回にします。ともかく 新しい展開に入ったようで、一応 良かった !! 。。。

。。。最初の そぞろ歩き( Nemiネミ湖)は、2月26日付けで、投稿しています。。。

もう一つ ネミ湖が世界的に有名なのは、古代ローマの船が、展示されている事です。湖のすぐそばに il Museo delle navi romane ( 古代ローマ船の博物館 )があり、見ることができますが、閉館している場合も多いので、事前に 確かめてください。

カリゴラ Read more

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そぞろ歩き(トリュフ) 2022年1月27日木曜日

。。。トリュフ無しで、イタリアは 語れない ? 。。。

世界の三大珍味の一つに数えられているという トリュフ ( Tartufo タルトゥーフォ)…….. トリュフって ? ….. 外見は じゃが芋みたい、中身はキノコ ? …….

特に 白トリュフは、1kgにつき 3000 € (約 39万円 )もするという…..高価過ぎる !! まあ こうなると、食べなくても 人世変わらんか …..

元々は、*シュメール人が トリュフを 他の野菜 (大麦orso、エジプト豆cece、ヒラマメlenticchia、カラシsènape )と共に使用していたそう。

*シュメール人….メソポタミア地域の住民。古代エジプトや、インド川流域と同じように 最初の文明の地域 。

ところで…..あまりにも有名な伝説をもう一度…..天の神ゼウスがカシの木に、雷を突き刺すようにして放ち、それが トリュフに なったという…..ゼウスは Read more

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これからが難しい 2022年1月22日土曜日

Italiaは、1月10日からの首相令で、飛行機、列車、公共交通機関、フェリー等に乗車するのに、 スーパーグリーンパスが必要になった。要は、自分や友人の車以外は、必要と思うのが 無難なようだ。Taxi は、何の証明がなくても Okだったと思う。そうでないと、死にそうな人を病院に運ぶ時にも、見せるのに手間取るなんて、考えられない !

Italia – 神も仏もあったみたい :

。。。スーパーグリーンパスを持っていなかったので、フェリーに乗れなかった人 ( Postino ”2年経ってどうなった” 2022年1月13日木曜日)、のその後 。。。

Reggio Calabria市 (Calabria州 )の民事裁判所は、スーパーグリーンパス無しで フェリーに乗船する事を認めた。

Fabio Messinaさんは 商用が終わり、シシリー島に帰るというので、車と共に Villa San Giovanni ( Calabria州側の フェリー乗り場の町 1万2886住民)に たどり着いたのが 1月14日(月)。だが、そういうわけで乗船できず、最初の夜は 車の中で、2日目からは ある家族の好意で その家に宿泊出来たが、その間 告訴を提出していた。

裁判の結果、彼の方に 軍配が上がり、乗船出来ることになった。切符を買い、コロナ検査で無感染を証明し、裁判所の証明書を提出した後に乗船、となるそうで、乗船中 Read more

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安楽死 2022年1月20日木曜日

。。。前々から 一度触れてみたかった テーマなのですが、人間として デリケートな部分の領域に 入っていくので、ちゅうちょしていました。でも だからこそ書いた方がいいと 思い直して 、今回 書く事にします。自分で動けるなんて 当たり前すぎて、感謝の念なんて 浮かんでこなかったのですが、とんでもない、反省しました 。。。

安楽死….Eutanasia 本人自身は もはや実行する事が出来なくなった位に衰弱しているので、死を希望する患者に、他人が関与して、直接に 死をもたらす事。

自殺幇助じさつほうじょ….suicidio assistito 死を希望する患者が (だから意思や能力をまだ持っている)関与して、死に至る。この場合、他人は 何らかの形で 幇助(脇から力を添えて、手助けする事)するだけ。

21世紀頃から、このテーマは、タブーではなく、議論され始めた。スイスは、1918年から話しが始まったというからすごい。最初は 政府ではなく、医者や 市民の権利を守る団体等から話が始まり、2002年からいよいよ具体化していった。

安楽死は、世界でも3つの国が認めている ( オランダ、ベルギー、ルクセンブルク)。インドは、積極的に何かをするというのではなく、何かをしないという消極的方法なら Ok。ハンガリーは、本人希望の場合のみ、Ok。

自殺幇助を認めている国は、スイス、カナダ、オーストラリア、スペイン、ニュージーランド、コロンビア、アメリカ合衆国中、ワシントン州、オレゴン州、バーモント州、モンタナ州、カリフォルニア州。

イタリアは、どちらも認められていないが、場合によっては、何もしないで死を迎えさせるという方法では、Okが出たケースもあったようだ。手助けした人は、罰を受けなかったようである。

Italia :

120万人の署名が集められ、今朝 ローマにある 破棄院に提出された。目的は、国民投票でもって、安楽死/自殺幇助の合法化を願う為である。代表者の中には、2017年 2月27日に、スイスで 自殺幇助で亡くなった ディスクジョッキー Read more

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