Roma – 3大教会のゴミ回収税 :
イタリア上院の財務委員会で決まり、あとは国の年末予算で、法律として認可されるのを 待つばかりとなったのが、S.Maria Maggiore大教会、S.Giovanni in Laterano 大教会、S.Paolo fuori le Mura大教会、幾つかのバティカン関係の建物 ( Castel Gandolfo博物館…元教皇の夏の避暑地、グレゴリアーナ大学 、その他。 )、にかかるゴミ回収の税金の免除、である。実は 今までも、未支払いだったのを、今回 の法律で、正式に認めたいわけだ。教会側は 、1929年に イタリア王国とバティカンの間で結ばれた *Laterano 協定により、ゴミ回収税は、払わなくていいと 歌ってあったので、今まで払ってこなかったが、イタリア側は、** 破棄院の判決で、その事が無効になったと言っているわけだ。 (12月1日付け)
*Lateranoラテラーノ協定….1929年2月11日(だからこの日は、ヴァティカンの祭日 )に締結され、これにより、正式に イタリア王国から バティカンは離れ、現在世界で一番小さな独立国と、なっている。その協定の第16条を見ると、確かに 教会所有の建物に関して、ゴミ回収税を 免除すると 書いてある。
**破棄院の判決…2021年5月、イタリア破棄院は「 教会としては、3大教会 並びに 信者が礼拝をする目的で入場するのではない、教会に付随している建物、のごみ回収税を、イタリア国に払わないといけない。」という判決を下した。そうなると、Roma市のゴミ回収会社 (l’Ama Read more