制約解除方向 ? 2022年1月29日土曜日

UE – 制約変更 :

UEへの入国時の制約が 変わろうとしている。旅行者が どこから来たのかは問題では なくなり、旅行者がグリーンパスを所持しているかどうかが、問われることになる。

グリーンパスの内容は、 接種済み、又はCovid病気回復後6ヶ月以内、又はコロナ検査結果の 無感染証明書 (PCR検査だったら 72時間以内、速い検査なら 、48時間ではなく、24 時間以内になった )持参。 なおグリーンパスの有効期間は 9ヶ月 (1年では ない)になるそうだ。

この議題が 1月25日の UE総務委員会に提出される予定である。

(1月23日付け)

UE – 決定 :

25日に、上述の件が 討議された結果 採用になり、2月1日から、発効となる。

(1月25日付け)

Italia – 入国時の法律 :

2021年10月23日発効の法律を、2022年1月31日まで延長する法律に、Speranza保健大臣が 署名をした。それによると、UE諸国から イタリアに入国する場合、グリーンパスの提示だけで Read more

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そぞろ歩き(トリュフ) 2022年1月27日木曜日

。。。トリュフ無しで、イタリアは 語れない ? 。。。

世界の三大珍味の一つに数えられているという トリュフ ( Tartufo タルトゥーフォ)…….. トリュフって ? ….. 外見は じゃが芋みたい、中身はキノコ ? …….

特に 白トリュフは、1kgにつき 3000 € (約 39万円 )もするという…..高価過ぎる !! まあ こうなると、食べなくても 人世変わらんか …..

元々は、*シュメール人が トリュフを 他の野菜 (大麦orso、エジプト豆cece、ヒラマメlenticchia、カラシsènape )と共に使用していたそう。

*シュメール人….メソポタミア地域の住民。古代エジプトや、インド川流域と同じように 最初の文明の地域 。

ところで…..あまりにも有名な伝説をもう一度…..天の神ゼウスがカシの木に、雷を突き刺すようにして放ち、それが トリュフに なったという…..ゼウスは Read more

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オリンピック前の中国 2022年1月25日火曜日

。。。冬季オリンピック開会式は 2月4日。。。

アメリカ合衆国 :

の政府は、オリンピックに外交使節団を送らないだろうとの事だ。理由は、中国の人権についての姿勢に 抗議する為であるが、アメリカ合衆国の選手達の参加は、拒まないと言っている。CNN ( アメリカ合衆国のニュース専門ケーブルTV) よりの発表 。

(2021年12月6日付け)

オーストラリア(12月8日付け)や グレートブリテン(12月9日付け)も、上述の件に同調するとの事である。

韓国 :

は、アメリカ合衆国に同調しない事を 発表した。理由は、中国と いろいろな問題について 討議していかないといけないので、中国の人権問題に抗議するという理由で 、オリンピックを軽くあしらうというのは、したくないと述べている。 (2021年12月13日付け)

日本 :

の Kishida 首相はオリンピック訪問をしないだろうとの事だ。アメリカ合衆国と同調をして、推定ではあるが、中国がウイグル族の人権を守らないという件に関しての抗議を主張したいと言っている。

(2021年12月16日付け)

中国 – 炭鉱 :

21人の炭鉱夫が 15日夜に洪水の為に、炭鉱に閉じ込められてしまった。この炭鉱は 不許可で Xiaoyi市 (Shanxi 山西省 )にある。時間との闘いというので、多くの救助隊が駆けつけ、20人を救助し、残りの1人を探している。この事故に関して 7人の逮捕者が出た。又 Read more

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これからが難しい 2022年1月22日土曜日

Italiaは、1月10日からの首相令で、飛行機、列車、公共交通機関、フェリー等に乗車するのに、 スーパーグリーンパスが必要になった。要は、自分や友人の車以外は、必要と思うのが 無難なようだ。Taxi は、何の証明がなくても Okだったと思う。そうでないと、死にそうな人を病院に運ぶ時にも、見せるのに手間取るなんて、考えられない !

Italia – 神も仏もあったみたい :

。。。スーパーグリーンパスを持っていなかったので、フェリーに乗れなかった人 ( Postino ”2年経ってどうなった” 2022年1月13日木曜日)、のその後 。。。

Reggio Calabria市 (Calabria州 )の民事裁判所は、スーパーグリーンパス無しで フェリーに乗船する事を認めた。

Fabio Messinaさんは 商用が終わり、シシリー島に帰るというので、車と共に Villa San Giovanni ( Calabria州側の フェリー乗り場の町 1万2886住民)に たどり着いたのが 1月14日(月)。だが、そういうわけで乗船できず、最初の夜は 車の中で、2日目からは ある家族の好意で その家に宿泊出来たが、その間 告訴を提出していた。

裁判の結果、彼の方に 軍配が上がり、乗船出来ることになった。切符を買い、コロナ検査で無感染を証明し、裁判所の証明書を提出した後に乗船、となるそうで、乗船中 Read more

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安楽死 2022年1月20日木曜日

。。。前々から 一度触れてみたかった テーマなのですが、人間として デリケートな部分の領域に 入っていくので、ちゅうちょしていました。でも だからこそ書いた方がいいと 思い直して 、今回 書く事にします。自分で動けるなんて 当たり前すぎて、感謝の念なんて 浮かんでこなかったのですが、とんでもない、反省しました 。。。

安楽死….Eutanasia 本人自身は もはや実行する事が出来なくなった位に衰弱しているので、死を希望する患者に、他人が関与して、直接に 死をもたらす事。

自殺幇助じさつほうじょ….suicidio assistito 死を希望する患者が (だから意思や能力をまだ持っている)関与して、死に至る。この場合、他人は 何らかの形で 幇助(脇から力を添えて、手助けする事)するだけ。

21世紀頃から、このテーマは、タブーではなく、議論され始めた。スイスは、1918年から話しが始まったというからすごい。最初は 政府ではなく、医者や 市民の権利を守る団体等から話が始まり、2002年からいよいよ具体化していった。

安楽死は、世界でも3つの国が認めている ( オランダ、ベルギー、ルクセンブルク)。インドは、積極的に何かをするというのではなく、何かをしないという消極的方法なら Ok。ハンガリーは、本人希望の場合のみ、Ok。

自殺幇助を認めている国は、スイス、カナダ、オーストラリア、スペイン、ニュージーランド、コロンビア、アメリカ合衆国中、ワシントン州、オレゴン州、バーモント州、モンタナ州、カリフォルニア州。

イタリアは、どちらも認められていないが、場合によっては、何もしないで死を迎えさせるという方法では、Okが出たケースもあったようだ。手助けした人は、罰を受けなかったようである。

Italia :

120万人の署名が集められ、今朝 ローマにある 破棄院に提出された。目的は、国民投票でもって、安楽死/自殺幇助の合法化を願う為である。代表者の中には、2017年 2月27日に、スイスで 自殺幇助で亡くなった ディスクジョッキー Read more

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2年経ってどうなった ? 2022年1月13日木曜日

。。。Postino “クリスマスを救おう !” 2021年11月25日木曜日、で、市バスや市電に乗る人のグリーンパス提示/検査は難しいと、書きましたが、いよいよ実行に移されている今日この頃です。考えてみれば、地下鉄は 改札口の所に 係員か警察官がいればいいわけで、実際の電車の乗り降り中は、グリーンパスを持っている人達だけが、構内にいるのですから、まあ問題ないですね。良く考えないで記事を書いてしまいました 、ごめんなさい。しかし 全部の駅の改札口や、市バスの乗車口に検査人配置なんて、出来るのかしらね…..自宅隔離の為に、係員の数も少し減っているらしいので、問題は尽きないようです。。。

Italia – FFP2 マスク(防じんマスク) :Figliuolo ワクチン接種運動責任者と薬局協会の話し合いがついて、このマスクの値段が、75セント(約97,70円)に決まった。あとは政府が援助するのかな…. 2年前、手術用マスク(医療用マスク)が50セント(約66円)、FFP2 マスクが2€ (約263円)だったのを、思い出す。

(1月3日付け)

。。。FFP2マスクの値段は、必ずしも75セントでなくてもいいので、それぞれの薬局で バラつきが見られ るようです。。。

キプロス- デルタクロン :新変異ウイルス が見つかった。SarsCoV2ウイルスの一つの株で、デルタ株と オミクロン株が組み合わされているので、デルタクロンと、名付けられた。Kostriki 教授 (キプロス大学の生理科学部教授、分子ウイルス学バイオテクノロジー研究所所長 )チームよりの報告で、すでに 25件 発見されている。

(1月8日付け)

Italia – デルタクロン ?:

上述の デルタクロンだが、もしかしたら 研究所内での Read more

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生きる為に前進 2022 年1月11日火曜日

Italia – Torino :

Regina Margherita 小児科病院 (以前 Postinoで述べた トリノ市の健康ゾーンの中にある病院)で、胎児の心臓にガンが(長さ7,5cm)あり、このままでは 生まれたとたんに 呼吸が出来ないと言う位に、ほぼ胸全域を ふさいでいたので、手術が行われた。ママである女性は 、出産2週間前に 胎児の位置を正すという治療を受けた。それで胎児は33週間目を迎えることが出来た。 そして まず 帝王切開で 、医師達は 胎児を取り出すと共に、まだ胎盤がついている時に 胎児に気管 チューブを 付け(この新生児の重さは 約1,9kg )、その為に 近くに整えられた手術室に急いで運び、もはや一刻の猶予も許されず 手術をし、無事 に、成功させた。新生児は 元気で、母乳で 生き始めている。

(12月23日付け)

宇宙観測 :

クリスマスに 、James Webb 宇宙望遠鏡が、打ち上げられ、成功して 軌道に乗り、目標地点に向かっている。あの有名だった Hubble Read more

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深刻さを増すCovid  2022年1月8日土曜日

Italia – 接種反対者 :

Vicenza ( Veneto州。Veneziaから西へ約70km)…. 48才位の男性が 2週間前位に感染し、どうにもならないくらいに ひどくなったので 、28日(火)に病院に運ばれたのだが、呼吸不全の為、気管にチューブを入れて呼吸を助ける処置をしようと、本人に許可を求めたが、拒絶された。この男性は 接種反対者であり、医師達は、生き延びるには、 余り選択の余地がもう無い位に重症だと 言ったのだが 聞き入れてもらえず、病院到着後、数時間で 亡くなってしまった。3人の子供のうち、長男が ビデオ電話を通して 懇願したのだが、無駄に終わったようである。

(12月31日付け)

Italia – 偽グリーンパス :

Toscana州 (州都は Firenze )….ある医師が、人々に接種するふりをして 実際はせず、接種をしたと、偽りの証明を出していた事が 捜査した結果わかり、自宅逮捕となった。大勢の接種反対者達が、この州のあちらこちらからやって来ていた。もちろんグリーンパス作成の為である。現在19人が 取り調べを受けているという事だ。

(12月31日付け)

世界 – オミクロン :

は、肺よりも、主に のどを 集中的に襲うようだという、だから 感染度は速いが、他のウイルスと比べると、死亡率は Read more

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そぞろ歩き(Lazio州)2022年1月4日火曜日

。。。明けましておめでとうございます、今年こそ普通に戻りたいですね ! 。。。 。。。自分が住んでいる州でありながら、考えてみたら 観光に関して最低の知識はあるものの、あまりよく知らないという…..もちろんガイド試験の時に、Lazio州の地形や産物など、勉強したはずなのですが、試験が終わったとたんに、全部忘れてしまった…?! ……..Romaから外に出る1日観光の時は、バス旅行が長くなるので、Lazio州の地形などについても、一応準備しますが、皆さんが眠りたい時は、ガイドもそうだというので、わずかな知識が残り、後は 意識の底に、沈んでしまったようです。沈むものが あったのかって ? ………..というわけで、少し勉強をし直します。ただ、百科事典みたいに、全部の資料をまんべんなく載せるというのは、興味がないので、よろしくね 。。。 この州は、イタリアでは 20州ある中 、9番目に大きい州らしい。イタリアの中央部にあり、海にも山にも 恵まれている。平地が多いというので、古代ローマ人が 住み着いたというのも、わかる気がします。彼らが住んでいた地域は、最初の頃、ティレニア海、テーベレ川、アニィエネ川、プレネスティーニ山 (Monte Prenestini )、レピーニ山 (Monte Lepini)、に囲まれた平野だったので、Latium( ラッツインム= 平地で成っている場所)という名前が、ついたそうです。 それから 長い世紀に渡り、Latium とは 呼ばれなくなり、Tuscia ( トゥーシャ、Viterbo周辺 )、Maremma ( Tarquinia 周辺)、Sabina (サビーナ、Romaの北東 )、Agro Romano ( Roma周辺 )、Castelli Romani(Romaのすぐ南にあり、丘々で成っている)、Marittima ( Eneaアイネイアスが上陸した地域 )、Ciociaria ( Frosinone周辺)、Latina 等と 呼ばれて、現在でも その名称が、残っています。 こういう名前を聞くと、外国人の私は、生まれた時から ここにいたわけでは ない、歴史から学んだ、遠い学校の机から、はるか彼方を夢みて お目にかかった名前なので、少しザワザワと 血が騒ぐのですが、生まれ育ったイタリア人にとっては、当たり前以外の何ものでもないのかな ? Lazio州と呼ばれるようになったのは、1870年のイタリア王国誕生の時からだそうです。 … Continue reading "そぞろ歩き(Lazio州)2022年1月4日火曜日" Read more
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そぞろ歩き (頭がい骨)2021年9月30日木曜日

頭がい骨 ( il teschio)

シンボルマークとして、何となくわかるし、そのイメージ以外の意味があるとは、思えませんね。やはり” 死“ を連想させます。元々中世の時代に、この発想が生まれたようで、だから 2000年前には、なかったことになるのかな……頭がい骨と共によく描かれるのは、ヒキガエルと蛇です。イエズス会の修道士達は、”死” を瞑想する時の道具として、頭がい骨をそばに置くようにと指導していたようです。1500年代位から、聖人が祈りを捧げる時に、持っていたりしました。時には、絵の作品の中に、そういう場面が見られます。このような意味が込められるのか、聖人フランチェスコ(アッシジ)や、*聖人ロムアルドの、シンボルマークとしても、使われています。

*聖人ロムアルド……951年~1027年。神への信仰を実践する為に、彼はよく孤独になることを好みました。好むというよりも、孤独、隠とん、が、彼の生涯の大部分を成し、修道院生活や洞窟暮らしを、常としたようです。

又、隠とん生活をした、**ヒエロニムスや、マッダレーナ ( 遠い1世紀の人だけに、色々な女性が浮かんできて、この人だという定説がないようですが、絵画で よく描かれているので、又の機会にふれようかと、思います。 ) にも、頭がい骨は、ついて回ります。

**ヒエロニムス….. = Girolamo。隠とん者、神学者 等々。347年~420年 。Aquileia( Friuli Venezia Giulia州。州都はTrieste )の苦行者のグループにも加わったりするが、グループ間の憎悪に嫌気が差して、オリエントに 行ったようです。SiriaのCalcide砂漠で、2年間ほどの苦しい隠遁生活をしました。Da Vinciの未完の作品 “聖人ヒエロニムス” ( ヴァティカン博物館 ) は、まさにこの時の状態を描いたのでしょうか、ちなみに Da Vinciの絵画で、ローマから南は、この作品だけという貴重さ…..

そして、この時期に、ヒエロニムスは、足に突き刺さったトゲに苦しんでいたライオンを見て、抜いてあげたという有名な伝説も生まれてきたようです。又、悔い改める為に使う道具として、岩でもって、彼自身を繰り返し打つという苦行の伝説も生まれました。画家達は、Da Vinci の ヴァティカン博物館のあの絵もそうですが、 悔悛者(かいしゅんしゃ)のヒエロニムスという事で、よく描いているようです。

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