いろいろ起こるわ 2021年11月13日土曜日

Italia – 紙のリサイクル :というと、段ボール、新聞用紙、雑誌、本、コピー用紙、包装・衛生用紙等がある。ヨーロッパは、2035年までに 紙の回収 再生を、85%を目標にしていたが、イタリアは、2020年で、87,5%に達してしまったという。15年早くなし遂げた事になる。イタリアには、600の再生設備があり、680万トンの再生紙を、製造するそうだ。(10月19日付け)

大韓民国の願い :この国の Moon 大統領が、フランチェスコ ローマ教皇に、朝鮮半島に 平和をもたらすという目的で、北朝鮮 ・朝鮮民主主義人民共和国を 訪問してくれるようにと 頼んだ、という事を、大統領下の Park 報道官が、発表をした。報道官は、教皇の返事は、手応えがあるようだと、述べた。教皇は、「北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国が 私に 招待の手紙を送るなら、あなた方の為に、喜んで 一肌脱ぎたいと思う。」と返事をしたようである。(10月29日付け)

Italia – 神父募集 :カトリック教の 神父希望者が、1804人しかいない、というので、これは、50年間に渡り 最低の数字であるらしい。2009年~2019年の間で 28%減少になっているという、イタリア司教協議会(Cei)の発表である。現在神学生で一番多いのが Lombardia州(州都はMilano )で、266人 (全体の15% )、次がLazio州(….Roma)で 230人(13%)。Basilicata州(…..Potenza)や Umbria州 (….Perugia)は、下位のパーセンテージだという事だ。(11月2日付け)

Italia – クリスマス マーケット :Bolzano県は、去年 Read more

Read More

第4波 2021年11月11日木曜日

Italia – モノクローナル抗体 :については、以前 ( 2021年2月9日付け )のPostinoに記事を載せた。Covid-19を中和する抗体で、感染初期に 投与する事で、発症や重症化を防止するだけでなく、ワクチンのように、感染を予防する事も出来るという。この中和抗体は、Covid-19の感染から回復した患者の*血漿から単離されて 調整された抗体である。問題は、製造過程に時間がかかる事と、1投与のコストが、1000~3000€もするという事だ。と、ここまでが、今年2月9日時点の段階だったのですが…..⬇️

* 血漿(けっしょう)….血液から血球成分を取り除いた濃度10%ほどの溶液で、薄い黄色をしている。血球である 白血球、赤血球、血小板の運搬や、二酸化炭素、代謝物質、栄養素、ホルモン、抗体の運搬、血液凝固など、多くの働きをする。

Italia – Venezia :200人の感染者が、モノクローナル抗体で治療をした結果、4人だけが入院をしたのだが、間もなく治ったという事だ。ULss3 Serenissima病院の発表である。この治療は、初期患者(最大で10日間位)に投与すると効果があるという、病院側の話である。(11月6日付け)

イギリス – 急げ 急げ :第3回目接種を、急いでいるイギリスである。今までだと、第2回目を済ませてから、6ヶ月後に第3回目、だったのが、5ヶ月後で接種していいという事らしい。最近の、感染者数が増えているのをみて、という政府の方針である。⬇️(11月6日付け)

新感染者を、最後の1日間だけで、3万693人記録したイギリスである。。5日は、3万4029人だったので、少し減少したらしいが……⬇️(11月6日付け)

イギリスは、感染者の増大で、ベッドの空きがなくなってきている。前代未聞の出来事なので、とても心配だ、と国立衛生業務の Hopson代表者が語っており、最悪の場合に備えて医療関係者達が準備をしているので、今度は 現在の患者達の治療が充分に できないことを、痛感している、と、付け加えた。(11月7日付け)

Italia – 病院様々 :Speranza保健大臣談 :「 もしも クリスマス時期に、病院が普通に機能を果たせるなら、伝染病以前のクリスマスが迎えられるだろう。反対に 患者増大で、病院が満杯になり、機能が働かなくなるようなら、黄色、オレンジ、赤地帯の制約が戻ってくる事になる。」(11月7日付け)

Italia – 第4波 :が、もう始まっている、と Read more

Read More

そぞろ歩き(豪華列車の誕生)続き5
2021年11月9日火曜日

🔺️ il triangolo di Trapani 三角形のTrapani

シシリーの西部を、鉄道沿いに三角形に走ってみよう

コース…..Palermo…..Salemi…..Gibellina…..Mazzara del Vallo…..Trapani…..PalermoPalermo……

Salemi….Palermoから、約100kmで、このBorgoにやって来ます。海抜446mで、1万人位の住民がいますが、中世時代のアラブの雰囲気が残っていて、散策するのが楽しい…..しかしこの町も、いろいろな国に支配されてきましたから、1つだけの雰囲気で終わり、というわけではないので…..しばし、時を忘れてみましょう !

古代ローマ、ビザンチン、アラブ、ノルマン、フランス…….

アラブ支配下にあった時に、アラブから ここの農地に植えられたのが、オレンジ、レモン、桃、ビワ、アスパラガス、アーティチョーク、木綿、なす、サフラン、カーネーション、シナモン等だそうです。

イタリアは、長い間、ローマ教皇が権力を握っていましたが、1800年代に入って、イタリア人達が、教皇の支配なしの自分達の国をつくろうと、動き始めます。Garibaldiという人は、船乗りだったのですが、むしろ 戦争家 と言った方がいいかもしれない….1860年、彼がこのSalemiへやって来て、お城(ノルマン人が建築した)の上に、イタリアの三色国旗をひるがえさせ、1日だけですが、この町が、イタリアの首都になりました。

ですから、イタリア統一150年というので、2010年に、当時のイタリアの Napoletano ナポレターノ大統領が Salemiにやって来て、祝典をもうけました。実に、この地から、イタリア王国の 第一歩が始まったといえるようです。

Gibellina……. ここには、イタリアで一番 大きな野外博物館があります。

3856住民の 町ですが、1968年の1月14日~15日にかけて、マグニチュード 6,4 の大地震を記録し、しかも300回以上の 余震が、これでもか これでもかという感じで続いたと言われ、医者の手術中でも床が揺れて、看護婦として働いていた尼さんも、注意深くメスを渡しながらも、お祈りを唱えていたそうです。負傷者は切れ目もなく運ばれてきて、休む間もなく、手術が行われていったそう。正式には、死者231人、負傷者は600人以上と記録されていますが、これも確かな数字では、ないそうです。最初の揺れが来てから、皆、外に出ていたので、下敷きになったりとかの事故を、少しでも避けることが出来たそうと、言われています。

何年かの後に、新しいGibellina の町が 、地震のあった所から、10km位離れて造られました。そして 市長が、新しい町に活気を与える為に、建築家や芸術家を 呼んだそうです。

その中で、Alberto Burri Read more

Read More

Covid-19はブーメラン ? 2021年11月6日土曜日

。。。ブーメランという言葉を、あまり深く考えないで、Covid – 19 の話題が、いつも戻ってくると、受け取めてください。。。

Italia – Novara市 :この日は、G20の大会初日が Romaで開かれた日だが、Novara市(人口約10万人、ミラノより約 50km西 )では、”No Green pass” 抗議デモが、行われた。その際に、デモ隊は 彼らを アウシュビッツに連れていかれるユダヤ人に たとえて、囚人用の服を チョッキに簡素化して 着用し、デモをした。⬇️(10月30日付け)

Novaraの Canelli 市長談 :「 市長が デモの 許可を 与えるわけでは ないので、懇願として、受け止めてもらいたい。あのデモで、険悪な空気が生まれたようで、市としては これ以上のデモの許可を与えてほしくないと願う。もちろん 実際の権限がある警察が、この件について 考慮してくれるように望む。」⬇️(11月2日付け)

Novara – 検察庁 :上述のデモの件で、警察が 提出した報告書により、検察庁が、 動き始めた。とりあえず、犯罪としての仮定もなく、捜査される人も、あげられていない。⬇️(11月2日付け)

Novara – Read more

Read More

第3回目接種 2021年11月4日木曜日

。。。第3回目の接種が 必要だろうと、世界は 憂いています。。。

イスラエルでは、去年の12月20日から ワクチン接種を始めたので、国としては、早かった。そして瞬く間(またたくま)に、大多数の人が済ませたのであるが、7月になって、毎日1万人の感染者を記録した、ので、第三回目の接種が始まる。

第2回目の接種を済ませてから 6ヶ月経つと、効き目が薄くなるのではないかという疑問…..

。。。誰も、ワクチンの効用が、どれ位続くのか、わからないようだ。12ヶ月のGreen pass 有効期間も、実際の効き目で、決められたというよりも、政治的配慮で、決められたと聞いた。イタリアは、集団免疫 70%を目指して、接種 接種と、進んできた。それが80%、今は90%と変わってきているが、とりあえず、Green pass所持者が 増えてきたので、Green pass提示により、仕事場にも近づける、競技場にも入れる、ようにした。それでもって、人々の交流を より良く安全なものにしよう、普通化を 取り戻そうというのである。

さて、Green pass 有効期間を9ヶ月間にすると、どうなるか……Green passを 設定した今日この頃に切れてしまう事になるので、切れてしまえば、仕事に行く為には、皆コロナ検査に走らざるを得ない、そうでないと給料が入らない、レストラン業者が、競技場が、体育ジムが………とまあ、大混乱に落ち入るに違いないということで、協議が行われ、12ヶ月でOkになったようだと聞いた。

そうすると、Green pass を所持しているからといって、免疫100%とは、限らないという事になる。常にマスク着用、一定距離、を守った方が無難、という事だ。Covid-19のワクチンは、効用、副作用に関して、じっくりと研究する時間がなく、現在 接種しながら治験をするという、不安定な状態の世界人である。

接種をしなかったら、感染者は確実に増えるというのは、わかった。接種をしたら、感染者減になるが、接種効用がいつまで続くのかは、わからないというのも、わかった。どちらにしても、人類滅亡 ? に繋がるのなら、少しでも可能性がある方をとりたい、というと、治験をしながら進むしかないと思う。接種後の副作用のマイナス面が、今の所、目立つほどに表に出てきていないという事も あるのだろう。接種をしたくても出来ない人もいるのだから、そういう人をかばいながら、人類は先に進む、その間に、製薬会社のワクチン研究が 進んでいくのを、待つしかないと思う。

そこで、製薬業界が、金儲けに走っては、ダメになる。現在非常事態である事を、常に頭に入れれて欲しいと、願うばかりだ。

又、自国だけ接種が進んでも、隣国がそうでなかったら、元の木阿弥(もとノもくあみ)になるという事も聞いた。例えば、イスラエルとパレスチナ(まだ40%接種済みでしかない)というように….. 製薬会社が 良心的な値段でワクチンを売り ( その国の感染/免疫状態の資料をあげるから、ワクチン値段を下げてくれという取引のし方もあるらしい….)、世界人が助け合いながら、この困難な時期を、乗り越えられたら(乗り越えられるという保証は 無いわけで、ここは 科学を信じて Read more

Read More

ため息の感染者数 2021年11月2日火曜日

。。。世界のあちらこちらで、少~し 感染者数が増えているような、又は、やっとlockdown がとれたような、様々な状況になってきています。Romaの街を見てみると、ぞろぞろ…..歩いている人々は、マスクをしたり、していなかったり、 ガイドがグループと一緒に歩いていたり(日本人グループでは、ありません)、コロッセオや バティカン博物館にも、グループや個人が、戻ってきています…….G20の政治家達も、ローマが、強いてはイタリアが、正常に動いているよと 素晴らしく良く宣伝してくれたようです !!! 最初、政治家達のコロッセオ、トレビ、システィーナ礼拝堂見学がクローズ アップされたのを見ると、何をしに彼らは ローマにやって来たのか、遊びか、と、思ったの ですが……。。。

Brasile :

いい季節になったので (20°C~ 26/28°C ) 、11月4日から、戸外でマスク無しで、Okになったという、リオデジャネイロ州のCastro知事よりの発表である。今*ワクチン接種運動が拍車をかけて進んでいるので、1年半以上前に行った 緊急事態宣言から、やっとこの勝利の日(戸外ではマスク無しで OK )をむかえる事ができて、大変重要な事と 思う、と知事は語っている。 (10月28日付け)

*接種完了者は、ブラジルで 55,6% 、 日本は 71,6% 、 イタリアは 72,3% (10月28日付け、Our World in dataより)

。。。なんだかいろいろな感染者数の報告があるようで、時間でも朝と夜では、違った数字になるみたいで、今一(いまいち) よくわかりません…..

。。。ブラシルで使用されたワクチンは、中国製の Sinovac Read more

Read More

そぞろ歩き(聖天使橋)2021年10月29日土曜日

Romaの、テーベレ川沿いにある 聖天使城の前に かかっているこの橋は、なかなかの人気者です。Jasga制作の、「 Romaで、皆様をお待ちしています !」のビデオでも、見えてましたよね。イタリアのTVドラマだって、夜(の方が、一般の人がいないので、たぶん撮影しやすいのでしょう)の場面で、良く出てくるのです。古くは、「 ローマの休日」の映画にも、撮影されていました。石の階段を下りていくと、お舟の上に造られたダンス会場があり、夜空にくっきりと、聖天使城が、浮かび上がっていました。

もともと、この橋は、聖天使城に 渡る為に造られました。灰色がかった火山岩の一種のペペリーノ岩で造られ、化粧岩として、トラバーチンの石で、おおわれていました(紀元後134年)。

中世の時代から、巡礼者達が、サン・ピエトロ大聖堂に行く為に、渡っていきました。

やはり大多数が行き来するので、二車線に分けられ、途中で止まってはいかん、という規則が出来たそうです。。。古今東西 考えることは、皆同じ….. 現在の美術館でも、こんな感じの 鑑賞方法がありましたか…..。。。

1300年から、聖年が、始まります。その年に、信者達は 巡礼者となって ローマへ行き、何ヵ所かの教会を巡り、ローマ教皇から、「 貴方の罪は 許された 」という証書をもらえるという年です。フランスの方からも、アルプス山脈を越えて 裸足で !!! サン・ピエトロ教会 ( 第一回目の教会も、かなり大きかったようです ) まで、巡礼者達は、やって来ました。古代ローマ街道も、大いに利用されたみたいです。最初は、50年毎に、そして1400年代終わり頃から、25年毎に、なっていきました ( 経済促進も あったのかな ?)。

これだけの人々が渡っていくと、やはり悲劇も 起こるようです。1450年の聖年に、 Barbo枢機卿のラバが、雑踏に 驚いたのか 暴れだし、大混乱になり、橋の脇の欄干が崩れ、多数の巡礼者達が、川に落ちて、死んでいったり、人々の下敷きになって死んでいったようで、一説には、172人、又は 300人以上が 亡くなったと、記されています。

1536年、カール五世 ( Read more

Read More

それが人生というものよ 2021年10月28日付け

Così è la vita コジ エ ラ ビタ…..それが人生というものよ

フランス – 吸いがら :

マクロン大統領は、徹底的に 道路や公共の場から、吸いがらを 除去したいようである。その際の収拾作業代は、タバコ製造業者の懐(ふところ)から、出さないといけないという事になった。さしあたっての目標は、6年以内に、40%減 、を目指すようである。 (8月12日付け)

アフガニスタン – 逃亡 :

この国の Ghani元大統領は、タリバンが カブールに迫ってきているというので、国庫から、1億6900万ドル (約 192億円 )を持ち出して、国外へ 逃げ去った。この情報は、タジキスタンにあるアフガニスタン大使館の Aghbar大使からであり、彼は Ghani元大統領を、国の裏切り者,と、非難している。 (8月18日付け)

Italia – チップ :

破棄院が、Okを出したので、チップにも税金が かかる事になった。2004年の、Irpef(個人所得税) に関して改革された法律の中で、所得税の 統一法第51条では、所得というのは、雇用者側からの給料だけとは、限らない、と Read more

Read More

どうにか出来る人は天才 2021年10月26日火曜日

イギリス – *Brexit の影響 :

イギリスは、労働力不足というので、譲歩して、労働ビザを 1万500人まで、認める事にするようだ。Brexit決行の後、移民問題が浮かび上がってきて、思いがけない決定になった。この事は、Johnson首相率いる政府により 9月23日に決まり、3ヶ月有効のビザで、10月から 12月まで。トラック運転手や、イギリスの重要な経済を握る、例えば 養鶏場の労働者などの不足を、補う為である。 (9月26日付け)

*Brexit…..2020年1月31日に、イギリスは、ヨーロッパ連合国から脱退をした。経済的脱退は、同年12月31日である。Britishと、exitを 合わせて、Brexitとなった。

UE – 反ユダヤ主義 :

ヨーロッパの機関の中で、史上初めて 、ヨーロッパ連合委員会が、反ユダヤ主義と 闘う計画を 明らかにした。この計画は 3つに分かれていて ( 1…対立と偏見 2…ユダヤ人の 生活向上 3…ユダヤ人大虐殺 の回顧 )、ユダヤ人に対して憎悪をあおり立てる人々に、特に焦点が合わされるようである。「 反ユダヤ主義は、我々の民主主義に対しての脅迫である。」と、Von del Leyen 委員長は、述べている。 (10月5日付け)

UE – 連合国の国境の壁 :

UE(ヨーロッパ連合国)の中で、12ヶ国が Read more

Read More

10月15日以後 2021年10月23日土曜日

サン マリーノ共和国 :

ここの国民は、ロシア製ワクチン Sputnikで 接種を済ませたと、以前Postinoでも 書いたと思うが、12月31日まで、仕事上に関しても、イタリア国内で、Green pass無しで、Okになったという、イタリア内閣の 承認である。この承認は、イタリアで Green passが 使用され始めた段階から、すでに無しでOkに なっていたのだが、今回 仕事上に関しても、サンマリーノでの、感染状態を分析、調査した結果、承認の運びになった。 (10月15日付け)

Italia – Trieste港のその後 ( 時刻は、不正確) :

13:52……港の労働者委員会が、ここで働く幾つかの企業が、Green pass無しで、人々を働かせていると、県、警察、労働に関しての衛生機関、港湾関係、労働監視機関、に、告発をした。

19:35…..「 もう この状態には、我慢できない、港は スムーズに動かないといけない。特に n.4 ゲートは 重要で、又 このゲート近くは 、港の運搬にも、大切な場所だ、というので……BASTA !!!!! 堪忍袋の緒が切れた !!! これ以上 1時間たりとも 、この状態を 続けられない Read more

Read More