希望?そうでない?

アフリカISS ( Italia の高等保健裁判所 ) 調査 :この大陸では、コロナウイルスはゆっくりと伝染しているが、逆に幾つかの国では、感染率が下がってきており、特にそのうちの85%が、8つの国に集中している。つまり、モロッコ、エチオピア、ナイジェリア、アルジェリア、ガーナ、ケニヤである。全世界の死亡率が3,5%であるのに比べ、アフリカでは、2, 4%となっている。(9月14日付け)

Italiaコロナウイルスの影響により、空港利用の人数が、急減したのは、すでに私達の知っている通りであるが、この伝染病以前の同じレベルに戻るのは、2023年末頃だろうと言っているのは、Paola De Micheliパオラ・デ・ミケーリ運輸大臣だ。全Italia 領土で、2019年の空港利用人数は、1億9100万人だった。推定だが、同じ数字を取り戻すのに、3年間位かかるだろう。だが、前向きにいきたいので、空港利用人数を増やしていく計画というのは、検討している最中だ、と述べている。(9月18日付け)

ItaliaサッカーのAリーグ戦が始まったが、今まで観戦者無しだったのが、9月20日から やっと最高1000人まで、観戦可能となった。この為に、Bocciaボッチャ州政務大臣が、Bonacciniボナッチーニ州会議会長、Speranza保健大臣、Spadaforaスパダフォラ スポーツ/青少年大臣を招き、討議した(。。。4人も集まらないといけなかったのかな !? 。。。)。そして、それぞれのスポーツ競技場に、幾つかのゲートが あるわけだが、そのゲートに入る観戦者数のパーセンテージも、検討されている。(9月19日付け)

アフリカ薬草をベースにした、アフリカの薬品があるが、それらが コロナウイルスや他の伝染病の治療に効果があるのかどうかのテストをする事について、WHOが公文書にOkを出した。このアフリカの伝統的な薬を利用して、コロナウイルスと闘える可能性がある事が、明らかになってきたのである。アジア、ヨーロッパ、アメリカの研究所で開発されているコロナウイルスのワクチンや薬品は、このアフリカの薬品と基準が似ているので、WHOの認可は、彼ら研究所員を勇気づけている。(9 月20付け)

イギリスThe Guardian ザ・ガーディアン (大手の日刊新聞)によると、この2日間の新感染者数が、4322人と4422人であり、これは、5月8日以来の高数字であるそうだ。コロナ騒ぎが始まって以来の総感染者数は39万人、総死者は4万1759人。 (9月20日付け)

Italia9月20日現在で、その日だけの感染者は1821人、総感染者は29万8156人。総死者が、3万5707人。PCR検査は、その日だけで 83428人。

ItaliaRoberto Speranza保健大臣 が、パリやフランスの各地からイタリアに入国する人々に、コロナ検査を義務付ける法律を出した。「 ヨーロッパの感染状態は、深刻である。Italia は、他の国々と比べて まだいい方だが、今までの努力、犠牲をムダにしたくないので、慎重にいきたい。」とTwitter に述べている。(9月21日付け)

イギリス「 この伝染病の増加を、なんとかして食い止めないと、10月に入って 毎日5000人の新感染者や 200人の死者が出ても、不思議ではない。」と言っているのは、Boris Read more

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客はつらいよ(レストラン)

イタリア料理のおいしさは、世界に知られています。ローマにも、星の数ほどのレストランがありますが、時々 「 どこそこのレストランで、日本人のお客さんがぼられてしまった ! 」と聞いたりして、我々も、憤りを感じます。警察がそのレストランに行って捜査した結果、営業停止という結果で、やれやれ 少しは良くなるのかなあと思ったら、その停止は、一週間弱だけだった !! なんて、反省する暇もないではないですか !!

というので、自信のないお客様に、旅をより良く感じてほしい、という思いで書いてみます。文化、食事、ショッピングが、程よく交わると、旅は一層楽しくなるでしょう。

まずは、レストラン探しです。入り口に立ってメニューを見てみましょう。もしもメニューが なかったら、入らない。法律で玄関口にメニュー提示、が義務付けられているからです。ジロジロと、メニューを見て下さい。で、もしもウエイターが いろいろ話しかけてくるようだったら、去っていった方が無難かも。静かにメニューを見る時間を与えてほしいですよね。

前にも言ったかと思いますが、上品に、でも自分に自信をもって、厚かましく振る舞うのがいい、「遠慮」という言葉は、忘れないといけません。

中に入り、メニューを持ってきてもらい、もう一度みる。そしてどうしても気にいらなかったら、ハイ さようなら、で出て行く。そんなこと出来るのかって ? ではがまんして食べるの?それも嫌でしょう ? そういう場合は、エチケットがどうのこうのと言わないで、出て行って下さい、客だから 許されるのです。

日本人のお腹としては、コースではとても食べられないですね、では最低何皿取ればいいのかって ? そうね、2人で2皿、もう少し頑張って、さらに野菜サラダを2人で一皿とってみてもいいかしらね。2皿といっても、例えばpastaと肉料理、でもOk。本当は2皿ともpasta 料理とかそろえるのが望ましいんだろうけれど、我々は客、そんなことは言ってられない。向こうも、” コックは辛いよ ” に 撤して用意してもらおう。それに日本人の食べ方も、日本人がよく行くようなレストランだと、段々わかってきているようです。つまり 色々好きなお皿を注文して、中央に並べ、自分達は小皿をもらうっていうの。

これからが肝心です。メニューを見て 選んだ後、ウエイターに言う前に、注文するお皿を、自分のメモ用紙に書き込むんです。日本語で書いたらだめですよ。いざ抗議する時の為に、メニューの言葉 で書く、値段もしっかり書いてね。

さて注文したはいいが、なかなか持ってこない、どうしようか ? そういう時は、遅い、と言わないといけないわね。ただ どのウエイターでもいい、というわけにはいかない、自分の受持ちのウエイターがいる。自分に最初にメニューを持って来てくれるのが、そうなのです。だから顔をしっかり覚えないと、いけません。他のウエイターに言ってもダメよ。言わなくて 1 時間以上待たされた人もいましたからね。忙しすぎてうっかり気がつかなかった、もあるだろうし、又は客が催促しないようだから、それでいいんだ、それでは、うるさい客の方から面倒をみよう、ということかもしれない。それでもって、言えなくて Read more

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イタリアを見てみよう

学校感染学校の新学期が始まってから、そんなに経っていないが、400の学校が コロナウイルスの影響で、そのうちの75の学校が閉鎖した。特に目立つのが、Romaが19の学校、Bolognaga14、Milanoが13である。感染者のうち、76%が学生で、13%が教師。 Italia 全土には、8000の学校がある。 (9月25日付け)

Conte首相Giuseppe Conte首相談 : 「 イタリア全土の lockdown は、もうしないだろう。現在のイタリアは、コロナウイルスが始まった時とは、状態がちがっている。もしもクラスターが増えていくようであれば、限定していく方法でもって対策を立てていけると思う。何故なら資料を照らし合わせる高度なシステムを、持っているからだ。国民に願うのは、自信を持って、だが慎重に、社会生活を取り戻していってほしいということである。」(9月26日付け)

Italia9月26日現在、新感染者=1869人、新死者=17人、その日のPCR検査=104387人PCR検査でわかった感染者=1、76%

Campania州(Napoli, Pompei, Capriがある)Vincenzo De Luca ヴィンチェンツォ・デ”・ルーカ知事談 :現在、我々は 感染が広がるかどうかの、微妙な状態の中を生きている。この数日に感染者が増えるようであれば、迷わず、若者達の夜の集いを辞めさせ、ディスコを閉める。全部閉めることも、考えているくらいだ。君達は、もしもどちらかを選べといわれたら、どうするかね ? 道路に死人が散らばっている方か、又は楽しい散歩をするか……. 答えは、分かっているだろう。 (9 月25日付け)

Campania州外国から Capodichinoカポディキーノ(Napoli市の国際空港)空港に入ってくる人は誰でも、コロナ検査を受けないといけなくなった。Campania 州のVincenzo De Luca 知事が出した条例であり、特に急激に感染者が増えてきている国からの入国者は、要注意であると、述べている。 (9 月27日付け)

Campania州9月25日の新感染者は、253人9月26日の新感染者は、274人9月27日の新感染者は、245人9月28日の新感染者は、295人

Lombardia州この州の Cremaクレマ市で、27日(日曜日)の午後遅く、大きな総合スーパーで、殴り合いにまで発展するような 大喧嘩が、おこった。「 ビデオを受け取ったが、ものすごい Read more

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クラスター(感染者集団)の広がり

スペイン首都マドリッドの幾つかの地域(多分南側)が、クラスターが多く、感染がはやく進んでいるので、lockdown の措置が 採られるだろう。州の保健局の Antonio Zapatero副局長の説明によると、秋が来る前、寒さが加わって難しくなる前に、ピークを超えて、平坦な状態にする必要がある、という事らしい。スペインは、9月8日時点で、総感染者数が、52万5549人と、ヨーロッパで初めて、50万台を超えた国である。(9月16日付け)

ItaliaNapoliの巡査の所轄の中で、一番 大きなS. Lorenzo サン・ロレンツォ所轄から、14人の感染者が出た、ので、そこ所属の同僚150人も隔離期間に入ってしまい、その地帯は、活動停止になってしまった。現在PCR検査が、他の地区の巡査にも徹底して行われている。このS. Lorenzoの縄張りは、一番大きな旧市街地区(=il centro storicoイル・チェントゥロ・ストリコ地区)で、Garibaldi ガリバルディ広場から、Decumaniデクマニまで続いている。。。。泥棒が どういう反応を示したのかは、まだ明らかでない。。。(9月16日付け)

イギリス最後の24時間中で、4000人以上の新感染者を記録した。これは、5月始め以来の 最悪の数字である。毎日の死者(20人)や、入院患者も増えてきている。これらは不安にさせる数字ではあるが、Boris Johnson首相は、lockdownは、経済上破滅を招くので、我が政府としては、できる限り避けたい、と述べている。(9月16日付け)⬇️

イギリス200万の住人がいるこの国の北東部で、lockdown が、行われる事になった。これは、Matt Hancockマット・ハンコック保健大臣が、正式な物とした。イギリスの平均感染率に対して、ぬきんでて感染者が増加していっているこれらの地域に対しての不安、に大臣が、即答したのである。数週間前に、すでにBirminghamバーミンガムや Boltonボルトン、Leicester レスターが lockdownに入っているが、これで 北東部も加わった事になる。(9月17日付け)

フランス最後の24時間中、1万593人のクラスターを記録した。1日前の16日は、9784人だった。 (9月17日付け)

ドイツロベルト・コッホ研究所によると、最後の24時間中で、2194人の新感染者が出た。2000人以上出たのは8月21日以来との事であるが、2194人を超えたのは、4月24日以来である。特に4つのバイエルン州(ドイツの南部地方)が、最も重症。ドイツの総感染者数は、26万5857人になった (9月17日付け)

オーストリアロベルト・コッホ研究所は、この国の首都ウイーンを、危険地帯に設定した。これは、研究所のWebに 発表されている。何を基準にして、危険地帯というのかというと、10万の住民につき 50人以上の感染者がでた場合である。ウイーンでは、平均して、各10万の住民につき、113人の感染者数になっている。(2019年度のウイーンの住民数は、191万5338人。)(9月17日付け)

Italia9月18日現在で、最後の24時間中の新感染者は、1907人で、死者は10人。総感染者数は、29万4932人。PCR検査は、同じく最後の24時間中で、9万9839人。

Italiaコロナウイルスに感染している 1才5ヶ月の女の子が、骨髄性白血病も合わせ持っていたが、その骨髄性白血病を治療するために、幹細胞の移植の手術を、8月にした。この手術は、非常に高い危険度を含むものであり、選択もむずかしく、Italia でも、初のケースだったらしい。手術は、Firenze のマイヤー小児病院( l’azienda ospedaliero universitaria Read more

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バカンス感染騒ぎ/学校再開

Italia5週目になって、感染者は、増えていっている。あちらこちらの州に 感染源がみられるが、大部分は、バカンス帰りの人々が感染させているという例が多い、と言っているのは、保健省の予防総責任者であるGiovanni Rezzaジョバンニ・レッザ氏である。(9月4日付け)

保健省より : Italiaでの毎日の新感染者8月4日+190人— 5日+384人—6日+402人7日+552人—8日+347人—-9日+463人10日+259人–11日+412人–12日+481人13日+523人–14日+574人–15日+629人16日+479人–17日+320人–18日+403人19日+642人–20日+845人–21日+947人22日+1071人-23日+1210人-24日+953人25日+878人-26日+1367人-27日+1412人28日+1462人—–29日+1444人30日+1365人—–31日+996人9月1日+978人—–2日+1326人3日+1397人—-4日+1733人5日+1695人—6日+1297人7日+1108人—-8日+1370人9日+1434人—–10日+1597人11日+1616人—–12日+1501人13日+1458人(同日に、日本+440人)14日+1008人/総感染者28万8761人PCR検査+45309(最後の24時間中)

。。。最低の新感染者数(24時間だけで)というと、6月23日の+122人だった。もちろんPCR検査をこの所毎日10万近くしていたり、無症状患者が増えてきたりしているが、どういう理由にしても、まだ私達は、ガマンの子でいるしかない。。。

Italia- Sardegna島Christian Solinas知事が、新しく条例を出した。9月14日から この島へ来る際 ( 船でも飛行機でも) 、乗る前に、陰性(No感染)証明書か、又はコロナ検査をして No感染だという自己証明書、を持参してやって来る事を 勧める、という条例である。もしくは、この島に上陸してから、48時間以内にPCR検査をして、結果を然るべき役所に報告しないといけない。(9月11日付け)⬇️

そして、この島のMario Nieddu州議員が少し訂正をした所によると、この島に来る時に 証明書無しでもいいが、もしも無しでやってきた場合は、上陸後 48時間以内に コロナ検査をするように、との事だ。(9月12日付け)⬇️

Sardegna 島の Christian Solias知事談 :「 Francesco Boccia フランチェスコ・ボッチァ大臣( 州/自治州政務省)は、” 受け入れられない詐欺” には、終始闘ってきた事だろうと思う。それだけ潔白な大臣に問うが、では何故 政府が何か言う前に、幾つかの州が 、我々Sardegna 島民を、差別するような州の条例を 出したのか、明らかにしてほしい。我々としては、何故上述の条例 (9月11日、12日付け)を出したかというと、Lazio州(Romaなどを含む)、Campania州(Napoli等 )、Pugliaプーリィア州(Alberobello Read more

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さて秋になって

トルコとギリシャ。。。Postinoもう一つの歴史の始まり8月29日付け、参照。。。NATO(北大西洋条約機構)の、Jens Stoltenbergイェンス・ストルテンベルク事務局長談 :この2つの国のリーダー達と 協議した結果、同盟国同士でもあるしで、事故などを避ける為に、軍隊を段階的に縮小させていくという会話をしていこうという事で、折り合いがついた。事務局長は 「 この件にかかわり合いのある国々と、たえずコンタクトをして、解決法を見つけていきたい。」とつけ加えた。 (9月4日付け)

Italia観光業界では、10の会社や事業体のうち、6社が、2020年に生き残れるかどうかという深刻な状態を むかえている。パーセンテージでいくと、危機感があると言っているのが : 会社が38%、ホテルや民宿が57、8%、レストランが66、5% である。 政府中央統計局発表。(9月4日付け)

Italiaこの伝染病が、精神状態に与えている衝撃は 大きい。Italia で、3月から現在まで、71人の自殺者、46人の自殺未遂者が 記録された。多分この伝染病からくる経済的破綻に 関連づけられていると思われる。この報告は、”自殺”のテーマのもとに、国際的な精神病医の大会が、RomaのSapienzaサピエンツァ大学で行われた際に、発表された。 (9月7日付け)

Italia首相令Giuseppe Conteジュゼッペ・コンテ首相が、首相令に署名をして、今まで続けてきた特別事態を、10月7日まで、引き続き行うとの事だ。新しい事といえば、恋人の1人の方が、Italia がItaliaに入国禁止と定めている国にいる場合、自己証明書を出せば、Italia に入国出来て、恋人の元に来れる、という法律だ。自己証明書に、その恋人とは、ちっとやそっとでは別れないという確かな間柄を証明すれば、いいらしい。(。。。???。。。)スタジアムやディスコは、相変わらず閉めていないといけない。(9月7日付け)

Italia。。。Postino8月1日付け”又々渦中のFontana知事” の続き。。。Lombardia 州議会が、Fontana 知事への不信任を、拒否した。拒否した議員が48で、不信任を表明した議員は 29、棄権者は無し。というので、コロナ緊急対策の管理についてのFontana知事への不信任は、正式に取り下げられた。(9月8日付け)

イギリスOxford 大学と共同開発している製薬会社AstraZenecaが、ワクチン治験を一時停止すると、発表した。何故なら、イギリスで治験していたボランティアが、正常でない反応を示したからだ。「 説明出来ない反応が表れるというので STOPになる例は、よくある事だ。テストを完全な状態に持っていく為に、通らないといけない過程である。」と、AstraZeneca側は、言っている。 (9月9日付け)

Italia3分間で、Sars-Cov-2について陽性か陰性か( 感染しているかしていないか)がわかる器具が、発表された。” Daily Tampon” の名称で、保健省からも認可がおり( と言われているが、完全にOkがでていないという説もある)、製造が始まる見込みである。Merateメラーテ( Read more

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ワクチンの気配?

アメリカ合衆国Trump政権は、WHOが、コロナウイルスの発症地である中国について、その事などを深く追求しなかったという理由で 抗議していたので、WHOから脱退すると言っていたが、ワクチン開発、製造などについても、関知しないという態度を示した。アメリカ合衆国は、「あの堕落したWHOや中国から 影響を受けている製薬会社の言う事にとらわれず、我々を支持している国々と共に、ウイルスに勝つ努力をしていく。」 のだそうだ。(9月1日付け)

アメリカ合衆国Sanofiサノフィ製薬会社と、Glaxoグラクソ 製薬会社共同で、健康な440人の成人を対象に、11 のアメリカ合衆国国内の異なった場所で、ワクチン治験が 始められた。ワクチンレベルの第一/第二段階であるらしい。彼らの目標は、2021年中に、10億の服用量を用意したい、と言っている。

Sanofi サノフィ製薬・バイオテクノロジー会社は、パリに本部がある多国籍企業で、10万人が働いている。100以上の国に支部があり、73の工場を持っている。2016年度は、世界で4番目の製薬会社だった。Glaxoグラクソ製薬会社は、イギリスに本部がある。2016年度は、世界で10番目だった。

なお最初のワクチンは、Anagniアナーニィ(Italia中央部にあり、Romaより70km南) Sanofi の工場で 製造が始まるが、ワクチン製造は、ヨーロッパで初めてである。 (9月3日付け)

。。。ワクチンレベルは、第三段階の後、然るべき権威筋からOkをもらったら、製造を始められると、学んだような気がするが…… Trump政権は、11 月の選挙がらみで、そんなゆうちょうな事を言ってられないという話もチラホラ。。。

欧州連合国委員会が、ワクチンについてスピードを上げてきていて、11月には、配分可能になるだろうと、言っている。(9月3日付け)

「来年の中頃まで、ワクチン配給がゆき渡るというのは、ないだろう。」と言っているのは、WHOのスポークスマンのMargaret Harrisマーガレット・ハリス氏であり、「ワクチン・レベル3というのは、時間がかかる、何故なら、実際に効果があり、確実、安全なものと分かるのに、時を要するからである。」とも、述べている。 (9月4日付け)

幾つかの大製薬会社が、ワクチンが作られていく過程、段階、を経て確信がつくまでは、政府に認可を急いで求めないようにしよう、という事に同意する旨がある事を明らかにした、と報道しているのは、Wall Street Journal である。幾つかの、の中に、Pfizer、Johnson & Johnson、Modernaも含まれている。(9月5日付け)

Italia「 我々政府は、AstraZenecaアストラゼネカ製薬会社と契約があるが、うまくいけば、今年末に配給に こぎつけるのではないか、と思っている。」と、Roberto Speranza保健大臣が語った。「ワクチン開発にあたり、出来る限りの投資をしている。現場も精魂を尽くして開発中なので、結果は良好となるだろう。私は、楽観している。」とつけ加えた。(9月6日付け)

。。。そうすると、ごちゃごちゃしてきたので、整理しよう……Italiaでは、ワクチン製造にひたすら走ってくれているのが1) このAstraZeneca(Oxford大学研究グループ一員)2) Spallanzani 病院(Roma)3) Jenner Institute(Oxford大学研究グループ一員)とAdvent-Irbm(ItaliaのPomezia製薬会社)4)あと、欧州連合国委員会も、何か言っていたかな ? Read more

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Italiaはどうなってる?

Toscanaトスカーナ州(Firenze 、Pisa 、Siena 等がある。イギリスからの有名人の別荘も見られる)で、最後の24時間中、161人(前日は 34人だった)の新感染者が出た。ちなみに、26日のItaliaでの新感染者は、1367人だった。その内、102人は バカンス帰り( 81人が外国から、21人は国内移動)で、感染者の平均年令は 36才 ( 3%だけが、65才以上) 。ただ75%は、無症状患者である。国内移動の21人についてであるが、そのうちの18人が、Sardegna 島帰りである。(8月26日付け)

コロナ騒ぎが始まってから今までで、Italiaでは 1374の感染源場所がわかっている中、現在の新感染源場所は、490ヶ所であり、4週目に入って、まだ増加している。感染源場所を見つける為に、全力投球しないといけないが、感染源場所を発見したとしても、それに完全に即対応できるというのも、これまた難しい試練である、と述べているのは、高等保健裁判所と 保健省である。(8月27日付け)

Italiaの夏のリゾート地の一つであるSardegnaサルデーニャ島の、Al Phi Beach アル・フィー・ビーチ (最高に規模が大きな有名ディスコの一つ)で、21人が感染している事が、PCR検査の結果、わかった。21人は、そこの季節従業員達であるが、全員が無症状患者であり、地方保健局が面倒を見て、隔離期間に入ったが、ディスコ参加の何千人だか、なん万人?! だかを追求するのが、大問題。他にも大規模なディスコが、Sardegna島にあるわけなので、サー、真っ青、といったところか….. (8 月28日付け)

8月29日現在のItalia :最後の24時間中の 新感染者 = 1444人死亡者 = 1人PCR検査 = 9万9108人(この数日、毎日10万弱のPCR検査が、おこなわれている。)全感染者 = 26万6853人全死者 = 3万5473人

Sutriストゥリ(Romaより北へ55km行った所にある町。人口7000人弱ながら、エトルリア時代から中世時代へと、古い歴史が息づき、地形に恵まれたので、Roma帝国時代やRoma教皇時代に、重要な地点となった)では、戸外であれ室内であれ、必要無しの場所でマスク着用している人は、罰金を取られることになった…..。。マスク着用の人が、罰金を取られるのです。。。Vittorio Sgarbiビットリオ・スガルビ市長が条例を出したわけで、罰金対象時間帯は、18:00~6:00まで。市長は、「 泥棒とテロリストだけが、顔を隠すんだよ」と言っている。(8月29日付け)

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本当かな?……..本当だとも

ルネサンス時代に描かれた絵を見ていくと、背景に 2000年前の遺跡が横たわっていたりします。

その当時、遺跡風に庭を飾る、というのがはやりました。人々は2000年前の、半分に折れたような円柱や、ボロボロのレンガを取ってきたりして、自分達の庭を飾っていった。遺跡を見るというのは、少し日常的な雰囲気から脱します。フランツ・リストって、ハンガリーの作曲家、ピアニスト、でしたね。彼は、荒れ果てた カラカラ大衆浴場の遺跡内をさ迷い歩くのが、大好きだったといわれています。さぞかし素晴らしいインスピレーションを、得たことでしょう。

こういうお庭作りを、人々は、Roma Antico と、呼んでいきましたが、この二つの言葉がはやくなまっていって、そう、何と言う言葉が生まれてきましたか ?

次は、S. Pietro サン・ピエトゥロ広場の真ん中に立っているオベリスクです。2000年前は、現在のS. Pietro大聖堂の左側に立っていました。それが、現在位置に運ばれてきたのは、1500年代です。

運ぶ作業は、船乗り達がしました。広場の真ん中まで運んできて、ソロソロソロソロ、ロープでもってあげていきます。ローマ教皇を始めとして、民衆は カタズをのんで、見守っていましたが、その時、ロープが切れそうになったのです !!! ローマ教皇があらかじめ、声を出したら 死刑にする、と民衆に言っていましたから 、彼らは声も出せず、髪の毛は、逆立っていた事でしょう !! 声を出させないというのは、船乗りたちの気を散らさない為だったのです。で、切れそうになったものだから、皆 もだえ苦しみながらも、かたずをのんで見ていたら、ロープの近くにいた一人の船乗りが、「 ロープに水を !!」と叫んだのです。船上での知恵なのでしょう。すぐに水がうたれ、ロープは切れずピーンと張り、無事にオベリスクが立った。

さて声を出してしまったら死刑、という事だったので、民衆は、又々緊張して、ローマ教皇の言葉を待ちました。

ところが、教皇は 「よくやった ! ほうびをあげましょう」といったのです。で、船乗りは、「 イースター一週間前に、イエスがロバの背中に乗り、エルサレムに入場しますが、その時に 人々は『ホサナ、ホサナ』と叫びながら、シュロの葉を地面に敷いて、歓迎します。その大切な日を私達は毎年祝いますが、その時にバティカンが信者達に配るオリーブの小枝を、 私の家から購入していただいて、よろしいでしょうか?」とお願いをして、許可をもらったそうです。今でもGenova にあるこの家系は、安泰だとか。いいですね、良い先祖を持つと、子孫が得をするという….

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速いコロナ検査

イギリス2つのコロナ検査をした後に、90分後に結果がわかるというのが、開発された。一つ目が だ液からで、二つ目が鼻から。Oxford大学開発。(8月3日付け)

Campania カンパーニア州(Napoli, Capriなどがある)Napoli の la Cosvitec会社と、フェデリコ2世・ナポリ大学( Università degli Studi di Napoli Federico II 、1224年設立)の共同研究で、3分間で可能なコロナ検査を開発しつつある。感染者が目に見える症状ありだと、1分間でも可能だそうだが、無症状患者の場合が、60%~70%の確率になるらしい。試験管一つで可能な検査なので、費用もかからない、と言っている。(8月11日付け)

Italia に入国する際に、隔離期間が 必要でなくなった国は、ルーマニア、ブルガリア、Schenghenシェンゲン協定国以外の国(欧州連合国以外の国、だから日本も隔離なしになったのだが、また変更される可能性も あるかもしれない)。(8月12日付け)

Emilia-Romagnaエミリア-ロマーニャ州( アドリア海に面している、ハムやチーズ製造でしられている豊かな州、Bologna など)。この州は、10月1日から、この州の病院に入る 全ての人に対して、Veneto州の使用しているコロナ検査⬇️を、実施する事に決めた。コストは 10€位で、12~13分間かかる。(8月15日付け)

Veneto 州( Italia北東部に位置し、アドリア海に臨み、Venezia, Verona あり)よりの報告 :140万のPCR検査を、我々の州は行った結果、もっと速く結果が出ないものか、という事を痛切に感じた。PCR検査は、最低でも、3~6時間位かかる(費用は 15~20€)。

なので、保健省とVeneto州の合同リクエストでもって、Spallanzani 伝染病専門病院(Roma) と、Rizzoli リッゾーリ病院(Trevisoトゥレビーゾ) に、速く出来る検査の開発を要請した。その結果、この速いコロナ検査は、12分間位、費用は 8~12€で製品化出来た。1000人位に試して見て、結果は 良好であり、科学技術委員会の推薦にもなった。

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