第4波 2021年11月11日木曜日

Italia – モノクローナル抗体 :については、以前 ( 2021年2月9日付け )のPostinoに記事を載せた。Covid-19を中和する抗体で、感染初期に 投与する事で、発症や重症化を防止するだけでなく、ワクチンのように、感染を予防する事も出来るという。この中和抗体は、Covid-19の感染から回復した患者の*血漿から単離されて 調整された抗体である。問題は、製造過程に時間がかかる事と、1投与のコストが、1000~3000€もするという事だ。と、ここまでが、今年2月9日時点の段階だったのですが…..⬇️

* 血漿(けっしょう)….血液から血球成分を取り除いた濃度10%ほどの溶液で、薄い黄色をしている。血球である 白血球、赤血球、血小板の運搬や、二酸化炭素、代謝物質、栄養素、ホルモン、抗体の運搬、血液凝固など、多くの働きをする。

Italia – Venezia :200人の感染者が、モノクローナル抗体で治療をした結果、4人だけが入院をしたのだが、間もなく治ったという事だ。ULss3 Serenissima病院の発表である。この治療は、初期患者(最大で10日間位)に投与すると効果があるという、病院側の話である。(11月6日付け)

イギリス – 急げ 急げ :第3回目接種を、急いでいるイギリスである。今までだと、第2回目を済ませてから、6ヶ月後に第3回目、だったのが、5ヶ月後で接種していいという事らしい。最近の、感染者数が増えているのをみて、という政府の方針である。⬇️(11月6日付け)

新感染者を、最後の1日間だけで、3万693人記録したイギリスである。。5日は、3万4029人だったので、少し減少したらしいが……⬇️(11月6日付け)

イギリスは、感染者の増大で、ベッドの空きがなくなってきている。前代未聞の出来事なので、とても心配だ、と国立衛生業務の Hopson代表者が語っており、最悪の場合に備えて医療関係者達が準備をしているので、今度は 現在の患者達の治療が充分に できないことを、痛感している、と、付け加えた。(11月7日付け)

Italia – 病院様々 :Speranza保健大臣談 :「 もしも クリスマス時期に、病院が普通に機能を果たせるなら、伝染病以前のクリスマスが迎えられるだろう。反対に 患者増大で、病院が満杯になり、機能が働かなくなるようなら、黄色、オレンジ、赤地帯の制約が戻ってくる事になる。」(11月7日付け)

Italia – 第4波 :が、もう始まっている、と Read more

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感染に笑い, 感染に泣く2021年2月13日土曜日

。。。2月1日から、Italiaの大部分の州が黄色地帯になったので….. 残念ながら、オレンジ色で残ってしまったのが、Bolzano県(チロル地方)、Puglia 州( 南イタリア。だが, まもなく黄色地帯になれるそう)、Sardegna島、シシリー島、Umbria州(州都はPerugia) ……. 、ウイークエンドには皆がワッ !!! と街の中に繰り出して、一定距離をおくなんて過去の話か、みたいになってしまった。。。 Italia – レストラン予約黄色地帯においては、レストラン業は18時まで、開店Okなので、昼食予約が満杯になったという、全国専業農業連盟からの報告である。レストラン、ピザ屋、アグリツーリズム(農業者が開ける民宿みたいな、だからホテル業が払う税金などが免除になっている。彼らの中には大がかりな経営もあって、披露宴パーティーも引き受けたりする所でさえある。馬での散歩も出来たりする。)等が、やっと !! 陽の目を浴びて、喜んでいる。コロナ禍以前は、イタリア人の67%が、土曜か日曜に外食していたぐらいだから、久しぶりの開放感も手伝って、満員御礼になったそうだ。29万3000の飲食店が、嬉しい悲鳴をあげている。 (2月6日付け)Italia – パーティーFerrara 市の一つのアパート内で、大学の学生達のパーティーが開かれた。騒々しいというので、近所の人の通報により、警察のカラビニエリがやって来た。全員の身元が調べられ、罰金、というコース。彼らの中には、4人のスペイン人学生もいたという。 (2月7日付け)。。。イタリアの国家警察は、6種類もあるそうだ。前述のCarabinieriは、Italia は軍隊を4つ持っているが、そのうちの一つで ( あとは、陸軍, 空軍, 海軍 )、兵隊だから、戦争があれば、現地に赴き戦う。黒いズボンに赤色の縦長ラインが入っている制服で、覚えている人も多いでしょう。1841年設立。Polizia di Statoポリツィア・ディ・スタートは、民間形式の国家警察。Poliziaと呼ばれている。兵隊ではないので、戦争には行かない。グレイブルー色のズボンの制服。1852年設立。事件が起きたら、どちらを呼んでも可。他にも別の種類の国家警察がある。これだけ警察の数が多く、片やマフィアなどの犯罪組織も健在で、もしかしたら、警察と犯罪組織の数って、比例するのかな ? それとも、設立時の古い制度がそのまま残ってきているので、少し整理した方がいいのかしらん ?! 。。。アメリカ合衆国-モノクローナル抗体FDA ( アメリカ食品医薬品局 ) が、緊急の場合につきbamlanivimab 700mgと、etesevimab 1400mgを共に投与する許可を与えた。Eli Lilly製薬会社よりの発表である。12才から投与可能と言っている。2つの抗体を合わせて投与する事は、変異ウイルスにも効果があるのではないかと、期待されている。 (2月10日付け)ドイツこの国の最新通達によると、保健省が言うのには、2回目のAstraZenecaの接種は、1回目から数えて、12週間目 Read more

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