政府方針(移民 ) 2022年11月22日火曜日

。。。人道的( 人として守るべき道にかなっている) とは 。。。

。。。今までは、アフリカなどから、船やボートで どんどん移民がやって来るのを 、イタリアは 、悲鳴を上げながらも 受け入れていましたが、いよいよ 右派が 政権を握ったので、締め出し政策を 取り始めました、ので、あちらこちらで 摩擦が 起こっています。。。

* 事の始まり :

1週間以上前から、地中海で、3隻の ** Ong船 が、移民達を 救助して ( Ocean Viking 234人 , Geo Barents 572人 , Humanity 1 179人…合計1000人位 ) 、イタリアの港に 着岸許可を申請していたのだが 、Okがでないので、イタリア領海外で、漂っていた。

衛生事情も悪くなる一方、大勢の子供を抱え、悪天候や Read more

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そぞろ歩き(郷愁のエルバ島)2022年8月2日火曜日

イタリアの、地中海に浮かんでいるエルバ島。もう少し正確にいうと、Toscana州 ( 州都はFirenze ) 南部の沖合い 20km位の所にある小島で、横に小さく細長く浮かんでいます。もちろんToscana州に属しています。

エメラルド色の海、輝くような砂浜….そればかりではなく、文化 , 芸術 , 歴史 , 食事とワイン ….海の幸はもちろんの事、Capanne (カパンネ) 山からの 伝統的な 味わいのある土地の風味….特に この山からの トスカーナ海岸線、コルシカ島へ続いていく 島々、等は、息をのむような 素晴らしい光景を、私達に 見せてくれます。

赤い湖 :

Rio Marina ( 島の東にあり、Cavoの少し南 ) にある 、エルバ島の鉱山公園 ( Parco Minerario dell’isola d’Elba) の中にあり、血のような赤色と黄土色が かもし出す Read more

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そぞろ歩き(地中海の砂浜)2022年4月28日金曜日

。。。曜日を間違えて、今日送るのだとばかり思っていました !!! 全く 救われないというか ……

。。。。。。海、美しい白い遠浅の砂浜、そういう所で 太陽を肌に感じながら、 プカプカと波に押されながら 寝そべっていたい…..こればっかりは、原始人も 現代人も みんな一緒 !!! いつまでたっても 古くさくならない……飽きもせず、繰り返し繰り返し どこそこの砂浜がいいとかが 話題になり、結構人々もその記事に目を留める…..3000年間経っても、砂浜は変わらないだろうに(イタリアは観光国ですから、変えない為に 必死ですが )….というので 私も、”2022年にクローズアップされている地中海の砂浜” を 見て、 のんびり プカプカ( ”写真”を見て)したいと思います 。

。。。。。経験者の話によると、全部の砂浜がそうだというわけではないが、美しい砂浜に 行こうと思ったら、汗をかいて苦労して行かないといけない、そこにたどり着くまで しんどい道を 歩かないと いけないかもしれない、町なんて無いかもしれない、トイレも 脱衣所も しかり…..だからこそ 美しい砂浜が残るのでしょうが……。。。

La Pelosa ( Stintino) :Sardegna島の北西に、小さく付き出している 小指みたいな半島、そこに Read more

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自然の危機 2021年7月6日火曜日

地中海の危機 :世界の海が熱くなってきている。2019年に比べると、2020年は、海は20ゼッタジュールと同じ熱を吸収したそうだ…..なんのことかわからん…..要は、6300億のヘアドライヤーを昼夜の別なく、1年間つけっ放しだと、そのエネルギー量に達するらしい。2000m位の深さまで調べた資料だという事である。

世界の海の中でも、地中海は、もっとも熱く、世界的な気候の変化からくる、様々な現象により、形態状からも、海流のぶつかり合いからも、深刻さが増していると、INGV( 地球物理学と火山学のイタリア国立研究所)やEnea( 新しい技術・エネルギー・環境研究機関)が、言っている。

海が熱くなると、地域の気象状況を刺激するが、その時に、嵐、竜巻き、水面の高さ上がり、などの悪現象が起こる。

どうすればいいのか…… 魔法の棒なんてないから、遅まきながら、今我々が気がつき始めてやろうとしている事に、全力を注いでいくしかないみたいだ。(1月13日付け)

Italia - プラスティック :7月3日から、Single Use Plastic 法律により、使い捨てするような プラスティック製の皿、フォーク、ナイフ、スプーン、ストロー等の販売が禁じられる。今ある物、又在庫に関しては、売り切れるまで販売してOKだそうだ。

なお、耳掃除等に使う 綿が付いている小棒、カクテル用の小棒、風船をくっつける小棒、ポリスチレン製の食料用や飲料のための容器なども、同じく禁止になる。

これは、2019/2020にヨーロッパ連合国議会で決まった法律を、Italia が、下院そして上院を経た後に、イタリア国の法律として、スタートさせたのである。( 6月29日付け)

。。。ちょっと大変ですね….. こういう物がなくなったらどうなるのか、又代わりの物って何があるのか、bioの製品だったらどうなるのか……..考えてみよう。。。

Italia – Venezia :海面が上がってきているというのは、厳然たる事実で、我々の不安は高まるばかりである。特にVeneziaについて、心配させられる。1872年から毎年2,53mm上がってきていたが、1993年から2倍になって毎年5,34mmになってきている、と国立環境保護機関( SNPA ) が、発表をした。(6月30日付け)

Canada – 猛暑 :。。。全世界で、もうこのニュースは語られていますが、今回の記事としては、やはり避けて通れないニュースなので、書きたいと思います。。。

カナダ西部の一地域に猛暑が押し寄せてきて、719人が死亡した。死は、急になんの前触れもなく、やってくるということらしい。言っているのは、カナダのBritish Columbia 州の、Lapointeラポワント主任検死官である。こんなに多くの人が暑さで亡くなるなんて、初めてだ。毎年この時期に亡くなる人の、3倍以上になっている。しかもますます増加する可能性がありそうだという話である。( 7月3日付け)

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そぞろ歩き(Borgo-Baunei) 2021年6月10日木曜日

Borgo という名前…., 響きがあります。「(一部の都市や村の)古い地区の通りの名称・大きな村(町)・(都市の城壁外に発達した)郊外地区・村落 等々」Bauneiバウネイという町は、Sardegna島の中央東部にあり、住民は3522人という小市というか、borgo です。この町は、内陸部にありますが、すぐ地中海に出られ、456kmの地中海の先にRomaがあるわけです。Sardegna島というと、透明などこまでも澄み切っている海に、白い砂浜が水色と溶け合うようにして続いていくという、誰もが憧れるキラキラとした夏の 雰囲気をたたえていますね。 数ヶ月前に、Rai 3 (Raiというのは、Italia のNHKみたいな国営チャンネル。Raiは元々 3チャンネルあり、このRai 3 は、少し教育TVみたいなもの。3チャンネル以外にも、最近、Raiは、子供用とか、スポーツ用とか、いろいろなチャンネルを増やしてきている)で、” 最も素晴らしいBorgo 2021年” の審査があり、第2位にこのBauneiが選ばれました。第一位は、Tropea(Calabria 州)ですが、ある考古学者が、私だったらBauneiがいい、と言ったので、ミーハーの私は、ドレドレとすぐにガイドブックの紐を解いてみました。この地は石灰岩で出来ていて、古代から遊牧が生活の糧(かて)とされてきたそうです。羊飼いとか山羊飼いとか….. そうすると、チーズの種類が多分豊富なのかなぁと想像しますよね…..Sardegna島の歴史はと言うと……島ですから、東西南北から敵が攻めてくる、流通で商業が盛んになる、のは当然です。アフリカのカルタゴ人、スペイン人、トルコ人、アラブ人… ですから、この島って、言葉にしても 文化にしても、少しイタリアイタリアしていない、面白い感覚があると思います。古代ローマ人は、紀元前227年にSardegna島を古代ローマの一県とし、征服を果たしました。地中海の中で、島ですから流通が元々盛んで、商業地として重要になっていき、ユダヤ人達の村落も多く生まれていったようです。RomaのTrastevere地域もそうでしたね、船乗りでもあるユダヤ人達が、多く住み着いていったTrastevere地域でした。Sardegna 島では、古代ローマ支配下では重税が課せられ、穀物の生産、鉱物の抽出も重要でした。古代ローマ支配は7世紀間位続いたので、習慣、言語(げんご)、文化等が今でも色濃く残っているようです。Torres港、そこに135mの長さで横たわっている古代ローマ橋….. 7つのアーチで支えられ、技術的には、ほぼオリジナルのままで残っていて、20世紀半ばまで使われていたそうです……Sardegna 島には、 Foro、道路、神殿、劇場などの遺跡が見られ、私達を楽しませてくれます。鉱物は主に鉛と銀、その他に鉄もあったようですが、鉛は水道管や食器などに、銀はコインにと使われていったようです。鉱山の労働者達は、他国からの奴隷や、奴隷でも 古代ローマ人の家族に売れないような政治犯も見られ、あるいは、キリスト教禁止時代でも ほそぼそと続いていたローマ教皇 ( 例えばPonziano 教皇 235年死亡、お墓はRomaのS. Callisto のカタコンべ) も捕われて、Sardegna島で強制労働をさせられました。鉱物採掘をする仕事は主に、手仕事で進められていき、井戸みたいに地面と直角に掘っていく、時には100m以上の深さにも達したそうで、岩を砕く(くだ- く)のに火も使ったそうですから、過酷重労働、不衛生、栄養失調などで、死んじゃったほうが楽だったかも しれません…… Baunei の町から約8km離れてS. Pietro(=聖人ぺテロ) in Read more

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