苦心の小麦 2022年6月11日土曜日

。。。直接 武器を使用する戦争以外に、他の方面でも 戦争の影響で、いろいろな障害が 生まれているが…。。。

小麦、とうもろこし、肥料 :

。。。イタリアでも、パン一つをとってみても、エネルギー危機で、ガスの値上げで パンも値上がりし、そうこうしているうちに、小麦危機で 又々 値上がり、と いう、現在は 目に見えての 物価高に なってきている。武器を持たなくても “戦争” という言葉を、しみじみと 自覚せざるを得ない !!

5月末の今日この頃で、ローマの最高温度予想が 34度と出たが、エネルギー危機なので、クーラーを最高につけたら罰金 になるそう…. 車が止まっている時に車内のクーラーをつけっぱなしだと、最高 435€ になる可能性もあるのだそう。元々 2007年から この罰金制度は あったらしくて、罰金が 41~ 168€ だったらしいが…..知らなんだわ…..。。。

UEの問題提起 :

ウクライナの港が ロシア海軍からブロックされて、影響が 出始めている。ドイツの Baerbock 外務大臣によると、オデッサでは 250万トンの小麦が、 ストップされているそうである。

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そぞろ歩き(Numa王)続き 2022年6月7日火曜日

。。。最初の そぞろ歩き (ヌーマ王)は、3月9日水曜日に投稿しました。。。

Numa王 在位期間は、紀元前715年~紀元前673年 ( 紀元前7世紀 と、まず頭の中に入れましょう)

Numa王は、一度も戦争をしなかったという 珍しい王様。その当時、古代ローマ人は 戦闘的な民族だったので、他の民族から、乱暴者 , 泥棒呼ばわり, しいては 野蛮人に近いニュアンスで、呼ばれていたくらいだったので、一度も闘いをしなかったというのは、驚異的な事だったに違いありません。

フォロ・ロマーノの中央部に、Numa王の礼拝場所 ( Regiaと呼ばれています) 遺跡があると、言いましたが、その横に ベスタの神殿が ありました。巫女達が 永遠に燃える火を絶やさないように守っていたという 、このベスタ神殿を造ったのも Numa王でした。一説によると、ベスタの神殿を 円筒形に建築したのは、Numa王だったと言われています。円形は その当時、地球を意味していたとも 言われていたそうです…..

宗教的な 規則や 祭りなども規定した彼ですから、神殿も 多く造ったようです。例えば Giano ( 発音はジャーノ=ヤヌス ) の神殿ですが、ヤヌス神は、古代ローマ神で、フォロ・ロマーノの中にある 元老院とエミリア家のバシリカの間に、神殿があっただろうと言われていますが、現在 何も残っていません。幸いなことに ネロ Read more

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ロシア人の良心2022年5月31日火曜日

ある外交官の決意 :

彼は、ジュネーブで働くロシア人常任外交官だが、ウクライナへの ロシアの侵入が理由で、辞職した。「 自分の故郷について、こんなに恥ずかしく思った事は ない。」と、国際弁護士を通じて 述べている。

「 Putin が 扇動して始めたこの戦争は、ウクライナ人に対しての 犯罪そのものでしかない、同時に ロシア人に対しても 犯罪だ。この戦争によって、自由な豊かな社会が 消えてしまったからだ。」

「 私の20年間の 勤務中、外交に関しての 私の国のいろいろな政策をみてきたが、2月24日以来の 外交政策は、恥ずかしいの一言につきる。」というので、彼は、高い地位の外交官なのだが、今回の戦争に抗議して 辞職をした。

国連の インターネット サイトの、ロシアの 常任任務のページには、彼は 顧問として 載っている。

彼は 他の外交官と 共に、「 この戦争を考えついた 奴らは、一つの事を 手に入れる事しか 考えていない。権力を 永遠に 自分の物にして、宮殿ともいえる豪華な館に住み、ロシア艦隊並みの 豪華ヨットで 航海をし、無限の権力や、何か犯罪を犯しても、罪に問われない特権を駆使して 、人生を Read more

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ウクライナ戦争の怒り 2022年4月14日木曜日

。。。Kharkiv ハルキウ…ウクライナの北東部にある、143万人の、キエフについで ウクライナ第2の都市。。。Kharkiv :「 ロシア軍からの爆弾が容赦なく落ちる中で、街の中では壮絶な 闘いが 繰り広げられている。ロシア軍は 住宅地域への爆弾投下を切れ目もなく行っているが、我々は 前にもまして 一弾となって抵抗を続けており、決して根をあげないだろう !!! 」 とBbc(英国放送協会)に語っているのは、Terekhov市長である。 (3月2日付け)

Putin – 泣けてくる彼からのメッセージ:

「 ロシア軍は、ウクライナ市民に 人道的援助を行っているが、ウクライナのネオナチスティが、それを妨げ 市民を生きる盾として扱っている。」と、Putinは語り、ロシア兵を 真の英雄 と呼び、負傷兵や死んだ兵士の家族に、補償金を提供すると 発表している。

「 ロシアとウクライナは 唯一 一つの民族であると、以前 私は宣言をしたが、それを変える意志は、毛頭 無い。その事について の介入は、誰一人として 許さない。」

「 ロシア兵は 平和のために 闘っている、反ロシアのイメージを 取り払わないといけないからだ、これは 西洋から植え付けられたイメージであり、西洋は 我々を脅かしている、核兵器もちらつかせている。」

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戦争からのブーメラン 2022年3月24日木曜日

Italia – ウクライナからの輸入品 :とうもろこし(10年前まで、イタリアは、自国の自給自足で足りていたのが、現在は、53%を輸入している。ウクライナからも 輸入大) 、ひまわりの未加工油、穀類 等。

ウクライナから UE27ヵ国に向けての輸出品は、2020年 総額 54億€ ( 約 7097億3944万8966円 )で、イタリアは 第10番目の 輸入国だという。(2月26日付け)

Italia – 磁器陶器製造業者 :ガス使用の業者は、大変だ。ある北イタリアにある この種の業者は、2021年12月のガス支払いが 800€ 位(10万5000円位)だったのが、現在は 2550€位(33万5500円位)に なってきているという。ロシア向け製造で、便器とか 器とか、ロシア向けのサイズを、製造している。(2月28日付け)

Italia – パン屋/ケーキ屋 :borgoで有名な 、Calabria州のTropeaの近くにある Vibo Valentiaの、パン屋でもあり ケーキ屋でもある業者が、もう製造を中止するしかないと 嘆いている。パスタの値段を、2倍にしないといけないそうだが、わずか1ヶ月後に パスタみたいな製品が 2倍になるなんて、考えられないではないかと、言っているわけだ。ガス支払いが、戦争以前は 5000€(約65万8000円) Read more

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ウクライナ状況 2022年3月12日土曜日

2月25日 (金)…..戦争2日目 :

0:15….ロシアからの攻撃に備える為に、キエフの住人に 1万の自動小銃が、配られた。ウクライナの内務省よりの情報である。1日目の戦闘で、137人の死者、300人以上の負傷者が出た。

分離主義者のいる東のDonbassから、占領されている南のクリミア半島から、ロシアと共同戦線を張っている北のベラルーシから、ウクライナの領土に 侵入してくるロシア軍の攻撃が、始まった。

6:00…..キエフ上空に、ミサイルが飛び交い、街の建物を破壊している。

6:50…..Zenelsky大統領談 :「 我々は、孤立している。世界は 遠くから 何が起こっているのか 眺めているだけだ。制裁は ロシアに対して、効果がなかったみたいだ。」そして大統領は ロシア語で、この戦争を賛成しないロシア人達に 呼び掛けた : 「 今日の晩から、キエフの住居に、爆弾が 落ちている。*1941年を思い起こすでは ないか !皆、外に出て 抗議してくれ ! 我々を 信じて、我々のために、戦争に反対を して、闘ってくれ ! 」

*1941年 キエフ近くで 起こった大量虐殺…..Babyn Jar(Babij Jar)として知られている堀又は溝で、そこで 3万3771人(1万~1万5000人のユダヤ人、囚人のソビエト人、ロム…ジプシー…) が 、ナチスとナチスに 協力していたウクライナ人により、殺された。

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Italia石炭火力発電 2022年3月5日土曜日

。。。ウクライナと ロシア( ロシアというよりは、プーティン大統領の、と 言われている )の戦いが始まり、何としても 早急にやめないといけない。2月28日に、 ロシアからと、ウクライナからの代表団の話し合いがもたれたのだが、5時間後、代表団は 一端帰国した。その席上で、ウクライナ側は、ロシアのウクライナからの完全撤退を希望し、ロシア側は 、クリミア半島をほしい事と、ウクライナの中立を望む事を主張したようだ ….

イタリアは、燃料費値上げが 、目立ってきている。ある陶磁器製造会社は、 ガス使用が 当たり前なのだが、そのガス燃料費を、2021年12月に 800€ ( 約10万4000円 )払ったのが、今回は 2550€( 約33万円)になったとかで、やっていられないと 嘆いている。そこで、イタリア自身が ガスや 石炭などの燃料を、 自主製造しよう、というのが クローズアップされてきた。。。

ロシア – ガス輸送 :ロシアのGazpromエネルギー会社は、通常通り ガスをウクライナ領土を通過させながら、ヨーロッパに送る事を、認めた。この会社の Kupriyanov報道官の発表であり、ロシアの Tass通信社の記事である。(2月27日付け)

。。。ロシアの多くの銀行が 制裁を受けている中、そうすると Gazpromには、通常通り支払いが 行なわれるわけで、Gazpromの株を 50%もっているのが ロシア政府であるから、ヨーロッパから支払われたお金でもって、ロシアは 戦争を続けられるという皮肉な結果になるのかもしれないと、ある新聞記者が Read more

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Covidと共に生きよう 2022年3月3日木曜日

一言お詫び :

。。。「イタリアは アドリア海の底に、天然ガスを持っているのかもしれないといい、……….もしもガスが大量にあるとわかったら、……..」と、Postino ” 値上げで世界も終わり(2022年2月17日)” 、に書きましたが、訂正します。イタリアでは、もう自国のガスを抽出して、消費していました。しっかり調べないと、前世紀の知識のままで生きているようで、素人はこれだからいけません、すみませんでした。。。

オーストラリア – 国境オープン :Covidの為に、今まで閉鎖していた国境を 2年ぶりに接種済みの旅行者に、開ける事になった。Morrison首相が、「 待つのは終わったよ ! トランクを用意して 」と言っている。最初の飛行便は 、2月21日 6時(現地時間)に ロスアンゼルスからで、続くようにして Tokyoから、バンクーバー、シンガポールからと、到着する。再開したとたんに、56の飛行便が 到着するようだが、それでも Covid以前に比べると、少ないらしい。(2月20日付け)

イスラエル – 国境オープン :この国は、観光客全員に (接種した人も まだの人も)、国境を 3月1日から 開ける。ただし、コロナ検査を 2回しないといけない。入国前と 入国時 。イスラエルへ入国するイスラエル人は、入国時だけの検査でOkということだ。(2月22日付け)

UE -とうとう隔離期間 無し :ワクチン接種者は、旅行者でも誰でも、UEへ入国する際、隔離期間無しになる 。該当する人は、1)第2回目接種終了後、14日間以上経ち 270日間(約9ヶ月)以内の人。2)第3回目接種をした人。3)到着前 Read more

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