Covidはしぶとい 2022年7月2日土曜日

。。。なかなか Covid病が 昔話になりません。イタリアでも、マスク着用の義務が、一部を除いてなくなりましたが、じゃあ 外しても大丈夫なのか、というと、そういう問題でもないし…..

イギリス ( =イングランド+ウェールズ+スコットランド+北アイルランド) :

2ヶ月が経ち、再び Covid が、イギリスで 盛り返してきているが、今の所は 異常な増え方ではなく、監視下内にあるらしい。専門家の見立てでは、最後の変異ウイルスになった 、変異オミクロン B4と B5 下に属する変異株であると、いっている。国立統計センターの 計算によると、今週 99万人が 、その前の週は、95万4000人が、テストを受けたそうだ。

(6月10日付け)

Italia – Lazio州 (州都はローマ) :

来週 6月20日 ( 月 ) から、80才以上のお年寄りで、4回目の接種がまだの人は、是非 するようにという呼び掛けが始まる。ホームドクターや薬局にも協力してもらい、積極的に 運動を進めていく考えであると、Lazio州 の D’Amato 保険局委員の 話である。

(6月18日付け)

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話題もいろいろ 2022年3月31日木曜日

Italia – レコード :全国専業農家連盟よりの発表によると、イタリアは 歴史的といえる レコードを打ち出したそうだ。何のかというと、この年末から年始にかけてのパーティーに次ぐパーティーで、イタリアの ワイン、スプマンテ、グラッパ、リキュール酒、パネットーネ、チーズ、サラミソーセージ、イタリア産のキャビア等が、圧倒的に 世界の食卓を にぎわしたからだという。クリスマスから 正月にかけて、44億 ユーロ(約5994億円)の輸出額で、2020年と比べると、11%強になるそうだ。。。しかし 2020年と比べるのもなぁ….。。。(1月1日付け)

スイス – 歩けるようになった !:筋肉が麻痺していて 動けなかった3人が、せきずいの中に* 電極システムを入れたおかげで、歩き、泳ぎ、ペダルをこぐ事が、出来るようになった。この報告は、Nature Medicineに 載り、ローザンヌの連邦工科大学からのグループが 中心となって、研究を進めていったもので、その中に イタリア人研究者も一人 混じっている。

3人の患者の内の 1人 イタリア人は、4年前に オートバイで事故にあい、背骨にヒビが入り、動けなくなってしまった。そして あとの2人と共に、治験に挑戦したわけだが、最初に一歩を踏み出して 歩けた時は、信じられなかったという。夢が 現実になったという !!! 現在 階段の上がり降りができるようになり、春には 1km 歩けるようになるそうだ。(2月7日付け)

*電極….陽極(電気が流れ出る方)と陰極(流れ込む方)との両端につけた導体(電気などを伝えやすい物体)。

Italia – ブラボ~ Read more

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Covidの盛り返し ? 2022年3月29日火曜日

Italia – 制約解除カレンダーはそのまま有効 :4月1日から、イタリアを色分けしなくなり、全部白色になる。

4月30日まで、幾つかの場所では グリーンパスが必要だが、それも 5月1日からは、グリーンパスは消える、必要でなくなる。

自宅仕事(smart working)は、6月30日まで、出来る。

。。。over 50に関して、仕事場でどうするかとか書いてありますが、観光に関して 直接に知らないといけないわけではないので、省きます。。。

ただし、衛生従事者は、今年いっぱい ワクチン接種 必須になる。

4月1日から、グリーンパス無しで 入れる場所…..戸外での barやレストラン、スポーツ活動、店、商業センター、公の事務所、郵便局(以前 お年寄りが年金を引き出しに来て、グリーンパスが無いために、入れなかった というエピソードもあった)、銀行、博物/美術館、地下鉄、市バス、市電 ( ffp2マスクは必要)、ホテル (そのホテルの 宿泊者がそこのホテルの室内レストランに入る時は、室内といえども、グリーンパス無しで 入れる )。

外国人観光客の為に…..4月1日から、ホテル入場の際、外国人観光客にとって、グリーンパスは、要らなくなる。どこの室内レストランへ入場するのも、普通のグリーンパスで Ok。イタリア人に関しては 同じ法律が、 4月15日から、有効になる、という事は……

イタリア人にとっては、室内レストラン、室内bar (bar内のカウンターも含めて) に入りたかったら、スーパーグリーンパス(ワクチン済み、治って6ヶ月以内) が必要だが、4月15日からは、普通グリーンパス( ワクチン済み、治って6ヶ月以内、コロナ検査)で、イタリア人もOkになる。

5月1日からは、グリーンパスの存在を、忘れていい。

交通機関 :4月1日から、地下鉄、市バス、市電、地方の乗り物、では、グリーンパス提示無しで Ok。ただ、FFP2マスクは Read more

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そぞろ歩き(カーニバル)続き 2022年3月26日土曜日

。。。皆さん、又々間違いをやってしまった !!Postino “戦争からのブーメラン”2022年3月24日、の中で、Italia – 靴の項目の中、下の文章ですが、” 戦争以前は、1ルーブルが150€位だったのが、今日のレートを見ると、114,50€位だ。これは戦争の影響なので、政府が 靴業者に、何らかの援助をするべきだとの声も、上がっている。”

ユーロとルーブルのレート率を、間違えていました !! 1ルーブルは、0,0092 €が正解ですね。私のレートで、ロシア旅行をしないように、というか出来ないか、反対に言うと、私はロシアでは、聖人と祭られるのか…… お騒がせしました !!!。。。

。。。以下の記事は、 この間 2月5日土曜日に記載したそぞろ歩き(カーニバル)の続きです。。。

。。。カーニバルは キリスト教に ちなんだ祭りですが、元々は 古代ギリシャや古代ローマからも由来していると、前のPostinoで 述べたかと思います。マア 考えてみたら、古今東西 人間が考える事は、似たり寄ったりですから、世界のどこででも、古代から カーニバルみたいなお祭りは、あったんでしょう。。。

四旬節シジュンセツ :イースター前の40日間を指し、キリスト教において行われる イースターの為の準備期間。四旬節は、*聖灰セイカイの水曜日に始まり、イースターが始まろうとする聖なる木曜日まで 続きます。四旬節の間、信者は 祈祷・悔い改め・断食 などを行いながら、イースター (イエスの復活を祝う日)に、備えます。

*聖灰….灰は、オリーブの乾いた枝から用意され ( 1年前の シュロの祭日に使用された オリーブの小枝 を使用 )、悔い改め そして Read more

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戦争からのブーメラン 2022年3月24日木曜日

Italia – ウクライナからの輸入品 :とうもろこし(10年前まで、イタリアは、自国の自給自足で足りていたのが、現在は、53%を輸入している。ウクライナからも 輸入大) 、ひまわりの未加工油、穀類 等。

ウクライナから UE27ヵ国に向けての輸出品は、2020年 総額 54億€ ( 約 7097億3944万8966円 )で、イタリアは 第10番目の 輸入国だという。(2月26日付け)

Italia – 磁器陶器製造業者 :ガス使用の業者は、大変だ。ある北イタリアにある この種の業者は、2021年12月のガス支払いが 800€ 位(10万5000円位)だったのが、現在は 2550€位(33万5500円位)に なってきているという。ロシア向け製造で、便器とか 器とか、ロシア向けのサイズを、製造している。(2月28日付け)

Italia – パン屋/ケーキ屋 :borgoで有名な 、Calabria州のTropeaの近くにある Vibo Valentiaの、パン屋でもあり ケーキ屋でもある業者が、もう製造を中止するしかないと 嘆いている。パスタの値段を、2倍にしないといけないそうだが、わずか1ヶ月後に パスタみたいな製品が 2倍になるなんて、考えられないではないかと、言っているわけだ。ガス支払いが、戦争以前は 5000€(約65万8000円) Read more

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そっちがそうならこっちも 2022年3月22日火曜日

。。。2月24日に 戦争が 始まって。。。

ロシア軍司令官達 :UEは、ロシアの Shoigu防衛大臣と 軍司令官達に、制裁を課した。一連の UEが用意した制裁の中に 入っているもので、分離主義者達が 認めた ウクライナの2つの地域の独立を、ロシア政府も認めたことに対する返答である。UEは、財産の凍結と、高位階級の査証禁止を課した。高位階級とは、例えば、ロシア軍 ( 陸、海、空 )の司令官達、ロシア参謀長、国営TVチャネルRT会長、外務省報道官、などである。(2月24日付け)

ロシア金融の危機 :Von del Leyen 委員長談 :「 ロシアが攻撃を続けるのは、不可能だ。もう少ししたら、ロシアへの厳しい一連の制裁を、明らかに出来る。経済的な制裁になるだろう。この制裁は、ロシア経済に大打撃を与え、しいては、ロシア成長を抑制し、工業の地盤を侵食することになるだろう。ロシア政府が 重要な技術に近づく事も、制限する事になるだろう。」(2月24日付け)

ヨーロッパ評議会 :ヨーロッパ評議会閣僚委員会では、イタリアが現在 議長を務めているが(Di Maio外務大臣)、ヨーロッパ評議会の法律8条により、ロシアを除外することに決めた。ウクライナへの、ロシア軍の受け入れられない攻撃を明らかにする為の 必要措置であるというのが、理由である。(2月25日付け)

ロシア商船ストップ :サンクトペテルブルクへ車を積んでドーバー海峡を航行していた ある商船が、Boulogne – sur – Mer 市に、進路を変えさせられた。その地方の海事局が、その商船を ロシア企業の船ではないかと 疑ったようだ、というのは、いよいよロシアに対しての UEの制裁が、始まったからだ。全長127mの大型船で、25日から26日にかけての晩に、税関で 足止めを食う羽目になり、船員達19名もそのまま。ロシア政府は、「 Read more

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そもそもミンスク議定書とは ? 2022年3月19日土曜日

。。。何だか 何もできず、 いつまで 指を加えて ウクライナの戦争をみていないといけないのかな…..Natoが介入したら 第三次世界大戦になるかもしれないとわかっていても、どうにかならないか と思う事しきり…..。。。

。。。最初 Postinoで ウクライナに触れた時に ( ”ウクライナといえばナイチンゲール ” 2022年2月1日)、何故だか 一番肝心なミンスク議定書を書いていなかった…..やはり素人がする事は、抜けています…..。。。

議定書….特に外交交渉などでの議事を、記録し 調印した文書。

ロシア政府報道官 談話:「 西洋の国々は、*ミンスクの議定書を破り、ウクライナへの軍隊送りや 武器提供の準備ができているという。残念ながら ウクライナは、アメリカ合衆国やNato同盟国の 支持を受けていると言わざるを得ない。彼らが ウクライナや 黒海へ 現れようと、骨身を惜しまずに軍隊面を強化しているのが見える。」(2021年 11月17日付け)

*ミンスク議定書…..2014年9月5日に結ばれた 議定書。ドンバス地域での、戦争停止が目的であり、議定書にサインをした国は、ウクライナ、ロシア、ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国である。ベラルーシの首都ミンスクで、行われた。

仲介国は、フランス (当時はHollande大統領)とドイツ (当時は Merkel連邦首相)。あと、OSCE(欧州安全保障協力機構)

ウクライナの南東地域に Donbass州があり、その中で ドネツク地域と ルガンスク地域の分離主義者(ロシア寄り)達が、ウクライナからの独立を主張し、国民投票で、この2つの地域は、それぞれ人民共和国を 宣言した。それを良しとしないウクライナ(Natoから支えられた)と、分離主義者(ロシアから支えられた)の闘争が始まった。5ヶ月間の闘争の後に、2014年9月に やっと、”戦闘停止” Read more

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そぞろ歩き(愛されたイタリア人)続き 2022年3月17日木曜日

1929年(33才):パリでは、2つの大学卒業証書があるにも関わらず、土木作業員、ペンキ屋、パラマウント映画のエキストラなどをやりながら、反ファシズム運動を 地下活動として行いました。

しかしイタリアで荒れ狂っている社会状況を、 フランスで聞いているだけでは 我慢できず、偽パスポートでもって、再度イタリアに 入国してきます。

別に 婚約者(その当時は、Matilde Ferrari ) に会う為でもなく…..そういえば 彼が出来た 最大の愛の表現といえば、フランスのニースの隠れ家に、彼女の名前をつけるのが、精一杯だったようですが。

モーターボートで送ってきてくれた同志達は、イタリアに帰ってきて波止場にモーターボートを繋いでいたところを、警察に逮捕されました。同志達は その辺りを楽しんで 戻ってきたと言い張ったのですが、通じなかったようです。

パリ、ニース、パリ、ジュネーヴ、そして 相変わらず偽パスポートで、Chiassoキャッソウ(スイスの南端の市)から 、イタリアへ 再入国。

あちらこちらの街を訪問し、ミラノで、ムッソリーニ暗殺計画を練ります。ローマの ヴェネツィア宮殿で ムッソリーニは ファシズムの本部をおき、そこで職務を行っていたので、その宮殿の地下の下水道に、時計式の強烈な爆弾を仕掛けるという案をたてましたが、よく調べてみると、警報が 張り巡らされ、監視も厳重だったので、ここでの実行は断念したようです。

。。。後に大統領となって、彼は 式典をするために 、ヴェネツィア広場に行く度ごとに、 宮殿を見たでしょうが、感無量だったでしょうね…..その度に 人知れず いろいろな思いが 彼の頭の中を、駆け巡ったに違いありません。表面は 知らん顔をしていたくせにね !! 私達ガイドだって、もしも宮殿が 爆破されていたら、別の説明をする事になったかもしれない ……。。。

彼は あきらめず、 Read more

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話題を拾って 2022年3月15日火曜日

話題を拾って 2022年3月15日火曜日

Italia – 海外年金者 :。。。政府は 年金受領者が死亡しているのにもかかわらず、何の連絡もないので、そのまま送り続けていたという、そういう例が 発覚している。。。

2022年/2023年度について…..生命確認の為の書類が、2月7日から、Citabank NAより、海外在住の年金受領者に送られ始める。又は ビデオでのコンタクトも 可能になるだろうとの事だ。イタリアが指定している地域に 在住の海外年金者に、書類が 郵送されるだろう。その地域とは :アメリカ大陸、スカンジナビア半島、東ヨーロッパと その周辺、アジア大陸、中東、極東 。

締め切りは 2022年6月7日。抗議の方法が まだまだ続いて書いてあるが、興味のある人は 調べてみて下さい。2021年12月24日に、Inps ( 社会保障公社 ) からの通達。(2021 年12月28日付け)

Italia – 聖年まであと3年 :内閣は、ローマの Gualtieriグアルティエリ市長を、2025年の聖年を迎えるにあたっての 管理をつかさどる特別委員長に 任命をした。Draghi首相が元々 、Gualtieri市長にと言い出したらしい。(1月31日付け)

フランス – ホモサピエンス :ヨーロッパで 一番古い Read more

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ウクライナ状況 2022年3月12日土曜日

2月25日 (金)…..戦争2日目 :

0:15….ロシアからの攻撃に備える為に、キエフの住人に 1万の自動小銃が、配られた。ウクライナの内務省よりの情報である。1日目の戦闘で、137人の死者、300人以上の負傷者が出た。

分離主義者のいる東のDonbassから、占領されている南のクリミア半島から、ロシアと共同戦線を張っている北のベラルーシから、ウクライナの領土に 侵入してくるロシア軍の攻撃が、始まった。

6:00…..キエフ上空に、ミサイルが飛び交い、街の建物を破壊している。

6:50…..Zenelsky大統領談 :「 我々は、孤立している。世界は 遠くから 何が起こっているのか 眺めているだけだ。制裁は ロシアに対して、効果がなかったみたいだ。」そして大統領は ロシア語で、この戦争を賛成しないロシア人達に 呼び掛けた : 「 今日の晩から、キエフの住居に、爆弾が 落ちている。*1941年を思い起こすでは ないか !皆、外に出て 抗議してくれ ! 我々を 信じて、我々のために、戦争に反対を して、闘ってくれ ! 」

*1941年 キエフ近くで 起こった大量虐殺…..Babyn Jar(Babij Jar)として知られている堀又は溝で、そこで 3万3771人(1万~1万5000人のユダヤ人、囚人のソビエト人、ロム…ジプシー…) が 、ナチスとナチスに 協力していたウクライナ人により、殺された。

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