ローマ時代のイケメン男子 その1

この彫刻に惚れ込んでしまったテイベリウス帝は、この彫像を独り占めしようと皇帝宮殿に移してしまい市民の反感をかったというエピソードを大プリニウスが記しています🤣🤣🤣

さて、ではそのイケメン度を分析してみましょう😃

まずはプロポーション!リュシッポスの活躍した時代は、クラシック期です。理想の姿を彫刻で表した時代ですから、カッコ良いのは当然なのですが、リュシッポスは、当時、理想的だと考えられていた8頭身ではなく8.5頭身で彫刻を製作し、さらにこの腕の動きや足の配置、後ろから見るとよくわかりますね(写真②)今にも動きそうな躍動感!当然立ち姿によってもイケメン度はアップするわけです😃 

こちらはアポクシュオメノスという紀元後1世紀の彫刻です。

バチカン美術館には、驚くほどの数の芸術作品が並んでいますがその中で最も重要な作品の一つです。私も、この彫刻がとても好きで何度見ても

     💕見惚れてしまいます💕

さて、ローマ時代にはギリシャの巨匠達による傑作がこの都ローマの各所に飾られていました、さぞ華やかだったでしょうね😲😲

この作品もその中の一つでアグリッパ公衆浴場の装飾として使われていたリュシッポスという芸術家のブロンズ製の彫刻(紀元前4世紀)を模刻したものなのです。

公衆浴場に❗️😵と思われたかもしれませんが、ローマ時代の公衆浴場は、壁も床も大理石張であちこちに、このような傑作が装飾してあるのが一般的だったそうです。優雅ですね😍

360度どこからみてスキなし!

当然のことながらリュシッポスのような巨匠の作った作品には数限りがあるわけで、前述の皇帝のように本物を手に入れることができない人用に、このような模刻がどんどん作られたわけです。

ところで、この人は何をしているかわかりますか?

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