ウクライナ2月24日 2022年3月1日火曜日

。。。アフガニスタンに続いて、今度は ウクライナ、ロシア……..それぞれの大統領の振る舞いには、雲泥の差があるみたいですが……..感無量です。この2年間に Covidだけでも 異常だったのに、それ以上の驚きがあったとはね……

事実を中心に 追っていきたい。時刻のずれはあるでしょうが、起こった順番は、そんな感じなのでしょう。。。

0: 30….ウクライナのZelensky大統領が言うのには、20万人位のロシア兵隊が ウクライナ国境近くに集結しているという事だ。Zelensky大統領は Putin大統領と話そうと試してみたが、無駄に終わったと 述べている。

3:50…..ロシアのウクライナ侵入が始まった。Putin大統領は、「 武器を我々に渡して、家に帰るように。」と、ウクライナ兵隊に 呼び掛けた。ロシアのこの作戦は、Donbassを守る為だと いい、現在 KharuikやOdessa 、Kievもそうだが、戦闘が行われているようだ。

9:00…..Kolomyja ( 西部ウクライナ)在住のある青年が、Ansa (イタリア通信社)に助けを求めてきた。「 爆撃が、あちこちで 行われていて、 爆音がすごい !! 空軍の飛行機が飛んでいる音が ひっきりなしに聞こえてきて、爆弾を落としている。外部との接触がままならない。助けてくれ !! 」

9:00….ウクライナ政府は、ロシア軍隊は、黒海のOdessaに上陸していないと言っている。

9:00…ロシア戦車が、いろいろな地点から 国境を越えて、ウクライナに侵入してきている。戦車には、”Z” の印が 刻まれているという。Chernigiv (ベラルーシとの国境 )から、Soumy ( ウクライナ国境の北東から)、LuganskやKharkiv( 国境東部 Read more

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そぞろ歩き(Nemiネミ湖)2022年2月26日土曜日

Romaから南へ 26km位 アッピアアンティカ街道を下っていきましょう。Aricciaアリッチャの町が あるかと思います。この町を作った人は、古代ギリシャ神話に出てくる 、ある英雄(Teseo )の息子だなんて、この土地のおじいさんでも知らない人、多いのでは ないかしら…..アッピアアンティカ街道の、ローマから出て 最初の 休憩所 だったらしいAriccia。あの有名な アリッチャの 大橋の下に、アッピアアンティカ街道の名前も残っているアッピアアンティカ通りが 走っています。何ですって ? Aricciaのポルケッタ(子豚の丸焼きをスライスしたハム )の話をしないのかって ? …… アッピアアンティカ街道に夢を託していると、子豚の丸焼きを書こうなんていう発想がわいてこないのですが………まあ ポルケッタの始まりは古いらしく、古代ローマ以前かららしいので、アッピアアンティカ街道の最初の休憩地点で、人々は たぶんポルケッタを パクついていた事でしょう…..もう少し アッピアアンティカ街道を先に歩いていって、やがて 内陸部に折れると、Genzano di Roma ジェンツァノ ディ ローマ という 先ほどのAricciaよりは、少し大きな町がある。この町の背後に、丘々に囲まれるようにして、少し下っていった所に、ひっそりと 小さな小さな湖があり、それが ネミ湖です。湖の長さが1,5km位ですから、だいたいの大きさの検討がつくでしょう。Genzano di Romaから ネミ湖を見下ろすと、その向こう側のうっそうと繁った 丘だか崖だかの上に、ネミのborgo も見えています。ネミの名前の由来は、ラテン語の ”森” Read more

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新エネルギー Postino 2022年2月22日火曜日

。。。きれいな原子力などと、わかったようなわからないような言葉を、UE委員会のVon del Leyen 委員長が話をして、それをなるべく早く検討しようと 言ったのが 去年の10月だったのだが、何だろう、原子力を使って、そんなの 出来るのかな、と、又々私は 無知もいい所……nucleareを、即 ウランを使うと解釈していたので、混乱が 私の頭の中で 生じていたのか…..Von del Leyen委員長が言っている きれいなnucleare とは、ウランではなくて、水素を使うというので、納得しました。この際、この問題を 無視して通れないので、少し足を踏み入れてみます。。。Von del Leyen :委員長は、「 我々は再生可能なエネルギーを、見つけないといけない。原子力(水素)とガスについて、よく調べてみよう。我々の希望する きれいなエネルギーを、提案する時期にきている。」と、欧州理事会でスピーチをした。参加者は、UEの各国 最高代表者達という、UE議会中でも、最も重要な議会である。又 、原子力(ウラン)を積極的に使うという件を、うやむやにしているわけではない事も、明らかにした。 (2021年10月21日付け)グリーン エネルギー方向へ:UE諸国は、エネルギーとして、核融合とガスへの投資へ向かう事に決めた。これは、この所 待ちに待った決定である。UE諸国にとっては、もしもその事に反対なら、 反対だ、と言える 最後のチャンスだった。「 新しいドイツ政府の方針前に、そして UE理事会の担当が まもなくフランスに回っていくが、その前に 決定する時を 得られた。」と、Canfin会長(ヨーロッパ議会の環境委員会の)は、語っている。 (2021年12月6日付け)。。。UE加盟国の理事会担当は、6ヶ月間毎に 順番に各国に回ってくる。2022年の1月~6月は、フランス担当で、フランスは 原子力発電の量にかけては 大きいので、さてどうなるか 注目されている。。。核融合発電 :エネルギー源は Read more

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Covid病の今日この頃 2022年2月19日土曜日

Italia – 子供入院患者数 :1月は、212人(10日)、206人(17日)、210人(24日)、210人(31日)と、200人台が続いていたのが、2月に入って、やっと 少し減ってきたようである。2月7日を例にとってみると、0~4才が 96人、5~18才が 92人 (合計188人)。188人中 13人が 重症患者だった。この188人中、純粋にCovid患者だったのは 103人(54,8%) で、他の病気も あわせ持っていた患者は、85人(45,2%)だったという。1月31日の 210人中、113人(0~4才)は、ワクチンはまだだったから仕方がないとして、97人(5~18才)中、74,2%(72人)が、まだワクチンを打っていなかったのだそうだ。 (2月8日付け)Italia – 第4回目接種 : イタリアは 現在までに 3回の接種を実施しているが、4回目を行うについて、イタリア薬品公社のMagrini 総責任者は、考えていないと 述べた。そして、たぶん年毎に ワクチン打ちをする事になるだろうと思う、と語った。なんの前触れもなく Covid病が急にあらわれ、ワクチンが 急いで研究・準備され、95%の効果があると 研究結果が報告され、実際に実施した最初の3ヶ月間で、現実的に証明されたわけで、予想していたよりも 更によい結果を得られてよかったと思う。変異ウイルスがあらわれて、効果が 少し減少したというものの、ワクチンは 素晴らしい恩恵を 与えてきたといえる、と付け加えた。 (2月10日付け)Italia – 第4回目接種 Ok ?:免疫機能の過剰な働きを抑える 免疫抑制薬使用の人は、免疫反応を抑制するために、ウイルスに対する 免疫力が 低下している為、感染しやすくなるので、 Read more

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値上げで世界も終わり? 2022年2月17日木曜日

。。。ヨーロッパは 天然ガスの多くを、ロシアから 供給している。ウクライナは、Nato(北大西洋条約機構)に加盟したいと思っているが、加盟したら、Nato機構がウクライアの中に入り、そうなると モスクワまで近くなるから 、ロシア側としては、絶対に避けたい、とまあここまでは わかったのだけれど…..この度、もしもロシアがウクライナへ侵入し、ウクライナの民主主義を脅かすのなら、UEやアメリカ合衆国は、黙っていない。武力にも訴えるが、ロシアに対して 多大な制裁も 課すだろう。そうなると、ロシアは 復讐として ヨーロッパへのガス配給を、止めるに違いない…..。。。。。。ロシアは ガスを止めた場合、ヨーロッパから お金が入ってこないのだけれど、それでもいいのかな ….どこか別の国に、二束三文で 売るのかしら…… ロシアからのガス無しで ヨーロッパは、どの期間持ちこたえられるのか……持ちこたえられず、 原始時代にすぐ戻ってしまい、たちまちのうちに ロシアに征服されてしまうのか…..そうなると、Natoやアメリカ合衆国のミサイルに頼る ? *インドはこの間 ロシアと 協定を結んだから、インドからもヨーロッパに何か飛んでくるのかしら ……中国だって 黙っていないだろう…..日本はアメリカ合衆国側だろうから、中国にでもミサイルを飛ばすのかな ? あ、日本はミサイルを所持していなかったハズ ?…..*インド…..はロシアと、軍隊技術 等に関する協定を、2021年12月6日に結んだ。2021年から2031年まで有効。。。しかしインドは、いろいろな国に対して、いろいろな友好・反友好があるようで、簡単に ロシア側と 言えるのかな…..。。。イタリアは アドリア海の底に、天然ガスを持っているのかもしれないといい、今まで それを調べる工事は、環境を守る会が 反対をしていて 出来なかったわけだけれど、こうも事情が変わってきた以上、工事を始め、もしもガスが大量にあるとわかったら、イタリアは もうロシアから のガスは 必要でなくなる…..という事は、眠っている子を起こすわけだから、ロシアにとって 長い目で見たら 損になるのでは Read more

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そぞろ歩き(ゆっくり鉄道)続き
2022年2月15日火曜日

Tanaroターナロ鉄道(Ceva - Nucetto -Ormea )ピエモンテPiemonte 州 ( 州都は トリノ )って、ずいぶん大きい……シシリー島に次いで、2番目に大きなイタリアの州だとは (2万5386平方km)知らなんだ…!! その中で、リグーリア Liguria 州 ( 州都は ジェノバ )近くを走る、ピエモンテ州の、Ceva – Nucetto ー Ormea 間です。直線距離で 28km位という短さ。1893年に開通しましたが、2012年に閉まり、2016年に この州と国鉄財団が主催をして、” Binari senza tempo ( 時なし路線 )” を計画、2017年8月に 正式に ”イタリアの観光鉄道 ” の中に 入れました。蒸気機関車(と書いてはある )と 1930年代の車両で、l’Alta Read more

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正常化へのカレンダ 2022年2月12日土曜日

italia について (2022年):2月7日 : 現時点で 最新の 首相令。第3回目接種を済ませた人は、赤色地帯においても、制限はなくなる(基本的な制限はある、マスク着用など)。 第3回目接種の後で スーパー グリーンパスを得た人、又は 第2回目接種の後で Covidにかかり 治った人、は、グリーンパスは 無期限になる。 第1回目接種 でグリーンパスを手に入れたが、 第2回目接種の前に Covid にかかった人は、グリーンパスの期間は 6ヶ月で切れる。 オンライン授業について。 幼稚園 ( 3~5才)….4人感染者までだったら、新しい感染者が出ても 授業。その間 教師は ffp2マスク (防じんマスク)使用。10日間続けられる。感染者が1人出たら、2人出たら……。。。長くなり、もう私の手にはおえませんので、 カットします、ゴメン。。。5人目感染者から 自宅オンライン。この5人目感染者の解釈は、4人目感染者発見から 5日間以内に出た場合の事で、6日目に出たら、5人目とは解釈されず、新しく 1人目と解釈される。 小学校…..5人目感染者から オンライン授業。 中/高等学校….2人目感染者から オンライン授業。接種者か No接種者かで、オンライン授業になるかならないか、が実施されるらしい。現在 イタリアでは3回の接種が行われているわけだから、どの段階が接種をしていないと 見なされるのかというと Read more

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雪解け ? 2022年2月10日木曜日

ニュージーランド – 少しずつオープン :Ardern首相の発表によると、2月27日から、オーストラリアからこの国に入るニュージーランド人は、入国後に 自宅隔離で 様子見になる。3月31日から、オーストラリアのみならず、全世界から入国するニュージーランド人、又 緊急事態発生時で入国する、ワクチン済みの、専門職(技術、警察、衛生関係等 )の人達や人命救助隊員は、隔離期間無しになる。4月2日から、最高5000人の外国人学生も上述と 同等の扱い。上述以外の入国は、10月までは ダメである。。。という事は、ニュージーランド観光は、10月までダメになるのかな…制約変更を期待しましょう。。。 (2月3日付け)WHO ヨーロッパ支部の見解 – 休戦 ?:ヨーロッパにおける Covid伝染病は 休戦状態に 入ってきたと言え、このまま終わりに近づいていくと、言えなくもない。ワクチン接種者増加や、 オミクロンが 軽症状だった、そして冬も終わりという、種々の条件が 重なったので、安らぎの期間に 入れるのではないかと思う。判断の要素となったのは、重症患者室が 意味があって増加しているわけではなく、死者数も落ち着いてきているという 事実からもきている。これで全部終わったとは もちろん言えないが、免疫性が 広がってきている現在、一息つけるという事は 好ましいので、これからも接種運動を続けていきながら、Covid病に 対処していこう。 (2月3日付け)Italia – 新しい規律 : * 戸外でマスク着用義務は、とりあえず 2月10日まで、続けたいようである。* ディスコを開けるかどうかは、意見が分かれているようだ。科学技術委員会は、まだ1ヶ月は閉店、その後に開ける許可を出したいようだが、政府としては、とりあえず2月10日までは閉店だが、2月半ば位から 開店の方向にもっていきたいようだ。そうすると、サン バレンタインの日に、ディスコは開くようだが…..*学校に関しては、1人感染者が出たらこうで、2人だとこうこうで、と子供をもっていない人には、何が何だかわからない、子供をもっている人も わからないけれど、現実問題として Read more

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時の話題 2022年2月8日火曜日

。。。今回の(今回も、と言おうか…) イタリア大統領を決める選挙が、すったもんだした挙げ句に、やっと決まった。Sergio Mattarella大統領の再選だ。7回投票して未決の黒煙、8回目で やっと白い煙が出たというわけになる ( 本当に煙がでたわけでは ないわね ) 。選挙が始まる前から、彼は ローマに新しいマンションを借り、少し改築もし、大統領官邸内に段ボールを幾つも運び 引っ越しの荷物を入れ、そして パレルモ(シシリー島 )にある自宅から 家具を運ばせ、さあ のんびりとした日々を過ごそうかという所で、再選されてしまって……密かに泣いたのではないかと思うのだが…..イタリアの大統領選挙は、直接に国民が投票するのではなく、議員達が投票するので、彼ら内部の駆け引きがあり、なかなか 決まらなかった。挙げ句の果てに、駆け引きの打ち合わせが スムーズにされなかったらしく、中道右派内で仲間割れが起こり、政党の一つは、新聞を見て初めて変更を知った、と怒ったり、やれやれと思ったら、なんと 中道左派内の一つの政党でも 何か言っているので、もう勘弁してくれと言いたい ! こんな大切な時期に、8回も投票をするなんて、投票用紙だって、私が納めた税金が使われているのだから !! 直接国民投票賛成 !!! 。。。Mattarella 大統領 :。。。彼に何の敬称をつけていいのかわからないので、引き続き、大統領と呼ぶ事にします。。。当選後に、下院の Roberto Fico議長が、Mattarella大統領の再選を宣言した後の、 Mattarella大統領の言葉 :「 今回の難しい状況を考えると、他のどんなことよりも危機を感じるので、任命を避けてはいけないだろうと思った。議員や州の代表者が、自分を信頼してくれた事を感謝する。緊急事態が続いている 衛生・経済・社会 状況の中で、責任の重大さや 議会決定への尊重を、ひしひしと 感じる。もちろん 同胞であるイタリア国民の期待や希望を、的確にとらえながらだが。」 (1月29日付け)。。。Maneskinマネスキン :4人編成の音楽グループで、ローマ出身ですが、あれよあれよという間に有名になって、ローマからロスアンゼルスに、飛んでいってしまいました。去年の、サンレモ音楽祭のコンクールに出場して Read more

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そぞろ歩き(カーニバル) 2022年2月5日土曜日

。。。2月は カーニバルのシーズンです。何で2月に カーニバルが多いの ? と考えていましたが、恥ずかしながら、経済的理由で、という結論に、私としては たどり着いていました。2月は寒いから人々は閉じこもる、外に出ない、だから カーニバルでもして、ワッと 景気をあげて、消費文化を盛り立てようとする、と 思っていたのですが、そうはどっこい、起源は やはり カトリック教やキリスト教、そしてそれ以前の、古代ローマ、古代ギリシャ時代に、と 繋がっていくようです。。。。。。イタリア各地に、神出鬼没の道化人 (ナポリの Pulcinellaプルチネッラなど)……. は、”ゆっくり鉄道” の記事を書いている時に 浮かび上がってきた 素材なのですが、道化人、カーニバル、というように繋がってきたので、物事は始まりが肝心、まずは順番に、何がどうしてこうなった、というのを 見ていきたいと思いますので、又々付き合って下さい。。。古代ギリシャ時代 :紀元前530年頃に戻ります(古代ローマはその頃、7人の王様時代の末期 )。ディオニソス神 ( バッカス神 )は、元々植物の神様だったらしいが、まもなく 酒の神として、敬われていきます。彼へのいろいろな祭りがあった中、1年に1回、3月後半~4月前半にかけて、最大の祝賀/祭りがあり、古代ギリシャ劇場で、悲劇か喜劇を演じることも、その祭りのうちの一つでした。コンクールでしたから、最後に 順位が つけられたそうです。実は、それ以前から 祭り自体は あったようですが、それに加えて 民族を一つにまとめる為にも、利用されていったようです ( ムッソリーニ ?! もそうでした )。皆がワーッと騒ぎ、雰囲気を高めさせ、そこで指導者が サッと 民族を自分の持っていきたい方向に、もっていく…..ですから その時期は、全ての活動は中止になり、国をあげての総イベントとして扱われ、裁判も休止、囚人も一時 自由になったそうです。春は Read more

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