ウクライナの放射能 2022年 6月 14日 火曜日

……1986年4月26日、チェルノブイリ( その当時は、ソビエト連邦下 ) の 原子力発電所の 原子炉レーニン4で、2つの爆発が 相次いで 起こり、放射能の大惨事を、引き起こした。その時 亡くなったのは少なくとも 30人はいたが、その後の放射能により 亡くなっていった人は、多数を占める…….

ザポリージャ :

ウクライナの南東にある * ザポリージャの原子力発電所の コントロールが、ロシア軍下に、入った。インターファクス (ロシアの非政府系通信社) が、ロシア国家警備隊の発表を 伝えたのである。ロシアからの発表によると、240人の この発電所の警備員達が降参をしたと、言っている。ウクライナ政府は、警備員達は 拷問にあったと、告発している。ロシア軍は、発電所の管理職の人達に、メッセージを書くことを強制した。これは プロパガンダの為であるという。

この発電所の 職員達は、4日間 人質になっており、体力的にも 精神的にも、もう限界にきていると いう。ロシアは 、人質に書かせたメッセージを ロシア国民へ 又 全世界の人々へ、自分達の犯罪的な行為を 正当化する手段として使いたいようだ、と ウクライナ政府の見解である。

そうこうしているうちに、国際原子力機関(Aiea)は、チェルノブイリの監視コントロール システムが、切断されていると、発表をした。このシステムは、チェルノブイリの放射能を 測定するのであり、チェルノブイリは 現在 ロシア軍下に Read more

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苦心の小麦 2022年6月11日土曜日

。。。直接 武器を使用する戦争以外に、他の方面でも 戦争の影響で、いろいろな障害が 生まれているが…。。。

小麦、とうもろこし、肥料 :

。。。イタリアでも、パン一つをとってみても、エネルギー危機で、ガスの値上げで パンも値上がりし、そうこうしているうちに、小麦危機で 又々 値上がり、と いう、現在は 目に見えての 物価高に なってきている。武器を持たなくても “戦争” という言葉を、しみじみと 自覚せざるを得ない !!

5月末の今日この頃で、ローマの最高温度予想が 34度と出たが、エネルギー危機なので、クーラーを最高につけたら罰金 になるそう…. 車が止まっている時に車内のクーラーをつけっぱなしだと、最高 435€ になる可能性もあるのだそう。元々 2007年から この罰金制度は あったらしくて、罰金が 41~ 168€ だったらしいが…..知らなんだわ…..。。。

UEの問題提起 :

ウクライナの港が ロシア海軍からブロックされて、影響が 出始めている。ドイツの Baerbock 外務大臣によると、オデッサでは 250万トンの小麦が、 ストップされているそうである。

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今時サル痘?! 2022年6月9日木曜日

。。。 皆さん、ごめんなさい、この間の、Postino ” ため息が出る話” 6月4日 投稿記事の最後に、Supercoppa を載せました :

Supercoppa : 6月1日

Italia 0 – 3 Argentina

去年の夏、イタリアは ヨーロッパの中で 勝ち抜いて 優勝、アルゼンチンは アジア/アメリカの中で 優勝、そしてこの試合で、両者が 闘って、イタリアは 完敗しました、情けない !! 」

情けないのは 私の方だった !!

イタリアはその通りとして、アルゼンチンは 、南アメリカの国々の間で サッカー試合が行われ、優勝した 国で、この両者が 闘って、Supercoppa Maradona を、競った 試合でした。情報に混乱をきたした事を、お詫びします。。。

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そぞろ歩き(Numa王)続き 2022年6月7日火曜日

。。。最初の そぞろ歩き (ヌーマ王)は、3月9日水曜日に投稿しました。。。

Numa王 在位期間は、紀元前715年~紀元前673年 ( 紀元前7世紀 と、まず頭の中に入れましょう)

Numa王は、一度も戦争をしなかったという 珍しい王様。その当時、古代ローマ人は 戦闘的な民族だったので、他の民族から、乱暴者 , 泥棒呼ばわり, しいては 野蛮人に近いニュアンスで、呼ばれていたくらいだったので、一度も闘いをしなかったというのは、驚異的な事だったに違いありません。

フォロ・ロマーノの中央部に、Numa王の礼拝場所 ( Regiaと呼ばれています) 遺跡があると、言いましたが、その横に ベスタの神殿が ありました。巫女達が 永遠に燃える火を絶やさないように守っていたという 、このベスタ神殿を造ったのも Numa王でした。一説によると、ベスタの神殿を 円筒形に建築したのは、Numa王だったと言われています。円形は その当時、地球を意味していたとも 言われていたそうです…..

宗教的な 規則や 祭りなども規定した彼ですから、神殿も 多く造ったようです。例えば Giano ( 発音はジャーノ=ヤヌス ) の神殿ですが、ヤヌス神は、古代ローマ神で、フォロ・ロマーノの中にある 元老院とエミリア家のバシリカの間に、神殿があっただろうと言われていますが、現在 何も残っていません。幸いなことに ネロ Read more

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ため息が出る話 2022年6月4日土曜日

イタリア入国 :

4月28日から、il Passenger Locator Form が、必要でなくなった。

6月1日から、グリーンパス ( ワクチン証明書 か Cocid病陰性証明書 か コロナ検査での陰性証明書 ) が、必要でなくなった。

というので、イタリアに来ようと思ったら、Covid病に 関しての証明書はいらなくなった、という 喜ばしいニュースです !!! マスクは まだ6月15日まで必須です。バティカン市国はどうだったか 調べてみます。

バティカンのインフォに電話してみました (6月4日 )。バティカン国内では、グリーンパスは不用、マスクは 義務ではないが 是非 着用してほしい、という事でした。

Italia – ベネツィアの動く堤防モーゼ :

2021年~22年にかけて、モーゼが 動き、ベネツィアの街への水の侵入を防いだりしたが、あの時は、あくまでも 試験段階 , 緊急事態下の作動だったわけで、来月 6月15日から Read more

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そぞろ歩き(Nemiネミ湖)2022年2月26日土曜日

Romaから南へ 26km位 アッピアアンティカ街道を下っていきましょう。Aricciaアリッチャの町が あるかと思います。この町を作った人は、古代ギリシャ神話に出てくる 、ある英雄(Teseo )の息子だなんて、この土地のおじいさんでも知らない人、多いのでは ないかしら…..アッピアアンティカ街道の、ローマから出て 最初の 休憩所 だったらしいAriccia。あの有名な アリッチャの 大橋の下に、アッピアアンティカ街道の名前も残っているアッピアアンティカ通りが 走っています。何ですって ? Aricciaのポルケッタ(子豚の丸焼きをスライスしたハム )の話をしないのかって ? …… アッピアアンティカ街道に夢を託していると、子豚の丸焼きを書こうなんていう発想がわいてこないのですが………まあ ポルケッタの始まりは古いらしく、古代ローマ以前かららしいので、アッピアアンティカ街道の最初の休憩地点で、人々は たぶんポルケッタを パクついていた事でしょう…..もう少し アッピアアンティカ街道を先に歩いていって、やがて 内陸部に折れると、Genzano di Roma ジェンツァノ ディ ローマ という 先ほどのAricciaよりは、少し大きな町がある。この町の背後に、丘々に囲まれるようにして、少し下っていった所に、ひっそりと 小さな小さな湖があり、それが ネミ湖です。湖の長さが1,5km位ですから、だいたいの大きさの検討がつくでしょう。Genzano di Romaから ネミ湖を見下ろすと、その向こう側のうっそうと繁った 丘だか崖だかの上に、ネミのborgo も見えています。ネミの名前の由来は、ラテン語の ”森” Read more

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新エネルギー Postino 2022年2月22日火曜日

。。。きれいな原子力などと、わかったようなわからないような言葉を、UE委員会のVon del Leyen 委員長が話をして、それをなるべく早く検討しようと 言ったのが 去年の10月だったのだが、何だろう、原子力を使って、そんなの 出来るのかな、と、又々私は 無知もいい所……nucleareを、即 ウランを使うと解釈していたので、混乱が 私の頭の中で 生じていたのか…..Von del Leyen委員長が言っている きれいなnucleare とは、ウランではなくて、水素を使うというので、納得しました。この際、この問題を 無視して通れないので、少し足を踏み入れてみます。。。Von del Leyen :委員長は、「 我々は再生可能なエネルギーを、見つけないといけない。原子力(水素)とガスについて、よく調べてみよう。我々の希望する きれいなエネルギーを、提案する時期にきている。」と、欧州理事会でスピーチをした。参加者は、UEの各国 最高代表者達という、UE議会中でも、最も重要な議会である。又 、原子力(ウラン)を積極的に使うという件を、うやむやにしているわけではない事も、明らかにした。 (2021年10月21日付け)グリーン エネルギー方向へ:UE諸国は、エネルギーとして、核融合とガスへの投資へ向かう事に決めた。これは、この所 待ちに待った決定である。UE諸国にとっては、もしもその事に反対なら、 反対だ、と言える 最後のチャンスだった。「 新しいドイツ政府の方針前に、そして UE理事会の担当が まもなくフランスに回っていくが、その前に 決定する時を 得られた。」と、Canfin会長(ヨーロッパ議会の環境委員会の)は、語っている。 (2021年12月6日付け)。。。UE加盟国の理事会担当は、6ヶ月間毎に 順番に各国に回ってくる。2022年の1月~6月は、フランス担当で、フランスは 原子力発電の量にかけては 大きいので、さてどうなるか 注目されている。。。核融合発電 :エネルギー源は Read more

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Covid病の今日この頃 2022年2月19日土曜日

Italia – 子供入院患者数 :1月は、212人(10日)、206人(17日)、210人(24日)、210人(31日)と、200人台が続いていたのが、2月に入って、やっと 少し減ってきたようである。2月7日を例にとってみると、0~4才が 96人、5~18才が 92人 (合計188人)。188人中 13人が 重症患者だった。この188人中、純粋にCovid患者だったのは 103人(54,8%) で、他の病気も あわせ持っていた患者は、85人(45,2%)だったという。1月31日の 210人中、113人(0~4才)は、ワクチンはまだだったから仕方がないとして、97人(5~18才)中、74,2%(72人)が、まだワクチンを打っていなかったのだそうだ。 (2月8日付け)Italia – 第4回目接種 : イタリアは 現在までに 3回の接種を実施しているが、4回目を行うについて、イタリア薬品公社のMagrini 総責任者は、考えていないと 述べた。そして、たぶん年毎に ワクチン打ちをする事になるだろうと思う、と語った。なんの前触れもなく Covid病が急にあらわれ、ワクチンが 急いで研究・準備され、95%の効果があると 研究結果が報告され、実際に実施した最初の3ヶ月間で、現実的に証明されたわけで、予想していたよりも 更によい結果を得られてよかったと思う。変異ウイルスがあらわれて、効果が 少し減少したというものの、ワクチンは 素晴らしい恩恵を 与えてきたといえる、と付け加えた。 (2月10日付け)Italia – 第4回目接種 Ok ?:免疫機能の過剰な働きを抑える 免疫抑制薬使用の人は、免疫反応を抑制するために、ウイルスに対する 免疫力が 低下している為、感染しやすくなるので、 Read more

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値上げで世界も終わり? 2022年2月17日木曜日

。。。ヨーロッパは 天然ガスの多くを、ロシアから 供給している。ウクライナは、Nato(北大西洋条約機構)に加盟したいと思っているが、加盟したら、Nato機構がウクライアの中に入り、そうなると モスクワまで近くなるから 、ロシア側としては、絶対に避けたい、とまあここまでは わかったのだけれど…..この度、もしもロシアがウクライナへ侵入し、ウクライナの民主主義を脅かすのなら、UEやアメリカ合衆国は、黙っていない。武力にも訴えるが、ロシアに対して 多大な制裁も 課すだろう。そうなると、ロシアは 復讐として ヨーロッパへのガス配給を、止めるに違いない…..。。。。。。ロシアは ガスを止めた場合、ヨーロッパから お金が入ってこないのだけれど、それでもいいのかな ….どこか別の国に、二束三文で 売るのかしら…… ロシアからのガス無しで ヨーロッパは、どの期間持ちこたえられるのか……持ちこたえられず、 原始時代にすぐ戻ってしまい、たちまちのうちに ロシアに征服されてしまうのか…..そうなると、Natoやアメリカ合衆国のミサイルに頼る ? *インドはこの間 ロシアと 協定を結んだから、インドからもヨーロッパに何か飛んでくるのかしら ……中国だって 黙っていないだろう…..日本はアメリカ合衆国側だろうから、中国にでもミサイルを飛ばすのかな ? あ、日本はミサイルを所持していなかったハズ ?…..*インド…..はロシアと、軍隊技術 等に関する協定を、2021年12月6日に結んだ。2021年から2031年まで有効。。。しかしインドは、いろいろな国に対して、いろいろな友好・反友好があるようで、簡単に ロシア側と 言えるのかな…..。。。イタリアは アドリア海の底に、天然ガスを持っているのかもしれないといい、今まで それを調べる工事は、環境を守る会が 反対をしていて 出来なかったわけだけれど、こうも事情が変わってきた以上、工事を始め、もしもガスが大量にあるとわかったら、イタリアは もうロシアから のガスは 必要でなくなる…..という事は、眠っている子を起こすわけだから、ロシアにとって 長い目で見たら 損になるのでは Read more

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そぞろ歩き(ゆっくり鉄道)続き
2022年2月15日火曜日

Tanaroターナロ鉄道(Ceva - Nucetto -Ormea )ピエモンテPiemonte 州 ( 州都は トリノ )って、ずいぶん大きい……シシリー島に次いで、2番目に大きなイタリアの州だとは (2万5386平方km)知らなんだ…!! その中で、リグーリア Liguria 州 ( 州都は ジェノバ )近くを走る、ピエモンテ州の、Ceva – Nucetto ー Ormea 間です。直線距離で 28km位という短さ。1893年に開通しましたが、2012年に閉まり、2016年に この州と国鉄財団が主催をして、” Binari senza tempo ( 時なし路線 )” を計画、2017年8月に 正式に ”イタリアの観光鉄道 ” の中に 入れました。蒸気機関車(と書いてはある )と 1930年代の車両で、l’Alta Read more

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