ワクチンの効き目 2020年11月21日土曜日 

🐪Postino さんより🐓🐥

ワクチン、ゾクゾク

Postino “Roma からの便り”

2020年11月21日土曜日

ワクチンの効き目

「 2021年になったら、1つ以上、もしかしたら、6、7のワクチンが出回るかもしれない。」 と、il Sole 24oreイル・ソーレ・ヴェンティクアットゥロ・オーレ新聞社のインタビューに答えているのは、ヨーロッパ薬品公社の責任者Guido Rasiグイド・ラーシ氏である。最初のワクチンの効果が現れるのが、5、6ヶ月先、つまり来年夏頃になるだろう、とも述べている。

                     (11月14日付け)

Modernaワクチン

Modernaは、アメリカ合衆国の バイオテクノロジー企業。

WHO(世界保健機関)は、このワクチンも有望である、と言っている。効力は、94、5%なのだそうだ。保管は、30日間、2度C~マイナス8度Cの温度で大丈夫なので、家庭の冷蔵庫や、普通の冷凍庫、医院に備え付けの冷蔵庫で充分である。

Moderna社は、ヨーロッパに、「 ワクチン買いの交渉を 長引かせるということは配給を遅らせる事になるよ。」と警告している。他の諸国は先に契約したので、もちろん先に配る。アメリカ合衆国は、1億の服用分を予約した。我々の倉庫内には、認可がおりたらすぐに配給出来るように、ワクチンを大量に保管してある。

                          (11月17日付け)

中国製ワクチン

Sinovacシノバック バイオテック会社が開発しているワクチン “CoronaVac” が良い成績をおさめていることが確認された。700人の治験者(18才~59才)が対象で、反対の結果が生じることもなかった。2回服用の後に、抗体(免疫の元)を、体内に挿入させる事が可能である。

ブラジルで治験中、11月10日に一人の治験者が自殺して治験を停止したが、11日に又再開した。ブラジルは、何千万というCoronaVac ワクチンを購入している。

                  (11月18日付け)

Pfizerファイザー ワクチン

Pfizer 社(アメリカ合衆国)とBiotech(ドイツ)が共同開発しているワクチンは、最後のテストの結果をみると、95%の効力があるという事が、Pfizer 社から発表された。アメリカ合衆国から4万4000人、そして他の5カ国からも参加者があり、治験が行われた。これでもって Pfizer 社は, 正式にPfizer ワクチン使用を、アメリカに要請するそうだ。

                     (11月18日付け)

Italia での最初のワクチン ?

緊急特別委員Arcuriアルクーリ氏が認める所によると、最初のワクチンは、Pfizerファイザー社製であり、来年1月後半に340万の服用分のワクチンが届く。各人が2回服用になるので、170万人分である。年令的にコロナウイルスの抵抗力が弱い層や、医療関係者、警察などを対象に、軍隊により配給されるだろうという事だ。        (11月19日付け)

Pfizer ワクチン

Pfizer 社は、アメリカ合衆国のアメリカ食品医薬品局に、ワクチンの認可を要請した。その認可により、早ければ12月から、配給出来るということだ。

                (11月20日付け)

現状のワクチン反対

Andrea Crisanti アンドゥレア(男性)・クリサンティ医学教授(微生物学者、Padova 大学の微生物科の責任者)談  :

「 自分の微生物学者としてのワクチンに対する考え方としては、今日ワクチンをするかと聞かれたら、Noと答えるだろう。何故なら現在会社側からの資料が提出されているだけで、それだけでは判断するのに、不充分である。科学的に我々側から調査、研究された後なら、ワクチンをするだろう。どこに問題があるというのだ ?   今起こっている現象は、商品化する為の宣伝に過ぎない。

               (11月20日付け)

2時間後…… 

Nicola Magriniニコラ(男性)・マグリーニイタリア薬品行政公社責任者談  :

「 Crisanti医学教授が、現状ワクチンは信用ならん、と言ったのは、間違いだ。その発言も問題だが、このワクチンを開発する途上での研究をないがしろにしている点も、許されない。」

                 (11月20日付け)