話題の広がり 2022年11月25日金曜日

ロシア – 兵士の定年延期 :

今まで、最初の契約で 兵士志願をする場合、ロシア人だと 18才~ 40才、外国人だと 18才~30才だったので、例えば ロシア人の場合、40才が兵士年令の 限度だった。それが ロシア下院が決定し、プーチン大統領が署名した法律により、男性ロシア兵士は 65才まで、女性ロシア兵士は 60才まで、軍に残れるようになった。

(11月15日付け )

Italia – 現金 :

Lega政党( レーガ , Salvini 党首、右派 ) は、現金持ち歩き可能を、最初 1万ユーロ(約145万2000円 )と 希望していたが、これには 左派の2党が、反対をしていた。どこの市民が、このような現金を 普通持ち歩くのか、汚職を 助長させるだけだ、というのが理由だった。今のところ、2000 ユーロ(約29万0400円 )までが、限度である。

2023年1月1日から、Lega 政党は、5000ユーロ( 約72万)を 問題なく持ち歩けるだろうと、発表した。この規定は 予算法律の中に、組み込まれるはずだろうと 言っている。

( 11月17日付け)

EU – 現金 :

持ち歩き限定額は、大体 1000 ユーロ~5000ユーロが普通の EU諸国だが、最高限度額は、チェコ共和国で 1万500ユーロとの事である。ギリシャは低く、500ユーロだが、車などを買う時は、この規定は 当てはまらないそうだ。住民票が その国にあるかないか、又は その国で 商売をしているかしていないかで、違ってくる国もある。

限定金額が 無い国というと……オーストリア、キプロス、エストニア、フィンランド、ドイツ( ただ 1万ユーロ以上だと、身分証明書提示)、ルクセンブルク、アイルランド、ラトビア、オランダ、ハンガリー、ノルウェー、イギリス となる。

( 11月17日付け)

Covid状況 :

11月5日~17日….10万人につき 353人 ( その前の週は、307人 )

10月26日~11月8日….RT (実効再生産数=1人が何人に感染を広げるか)平均は、0,88 (0,74~1,19 ) ( その前の週は、0,83 )。

少し上がってきているが、危険というほどの上がり方では、ない。ただし Liguria 州 ( 州都は ジェノバ) は、要注意である。その前の週は、どの週も 危険度は、なかった。

11月17日(木) 付けで…..重症患者のベッド占領率は 、2,5% (その前の週は 2% )、重症患者でない 入院患者が 11%(その前の週は 10% )。

入院患者 (重症もそうでないのも含めて ) の ベッド占領率は、15%を越え始めると 要注意になるのだが、Ligirua州 ( 17,8%)、Umbria州 ( 州都はペルージャ 30,4% )、Valle d’Aosta 州 ( 州都はAosta 16,4%) に、危険度が 出始めている。

(11月18日付け )

世界 – 農業食文化 :

ユネスコ規定の 農業食文化 で、1位に選ばれたのが、”イタリア” だという事だ !! 世界の 68 のライバル中、1位に 輝いた。イタリアは、5点に抜きん出ていて、1)地中海方式食生活、 2)ナポリのピザ技術、3) トリュフ、4)家畜移動(低地と山地とを、飼育者が 家畜を連れて移動 )、5)*Pantelleria の ブドウ栽培方式 。4点をとったのが、モロッコ。3点が アゼルバイジャン(トルコの西方 )、トルコ。2点が ベルギー。1点が フランス、スペイン、チュニジア、日本、韓国、メキシコ。

食事と文化というテーマで、現在ニューヨークで開催中の国連講演会で、発表された。主旨としては、ただ単に “食生産品”としてみるのではなく、文化として、個人生活様式として、 ” 自分 ” を 表現する手段としての、文化現象として、とらえたい、という事らしい。

( 11月18日付け)

*Pantelleriaのブドウ栽培方式…チュニジアから 70km しか離れていない、イタリアの小島である Pantelleria で 育てられるぶどうの木は、ます目状に並んでいる。木というよりは、茂みが並んでいるようで、独特な栽培方法である。この方法は、昔からの伝統的なもので、たぶんアラブから もたらされたであろうと、言われている。少ない水と 強い風に 耐えられるようにというのが、目的であるらしい。

茂みの形は、明け方の露が地面にたまりやすいように、その露は 葉でおおうように守られ、水分を のがさないようにするという自然の賜物。

火山灰で 砂地なので、数少ない雨も 下に落ちていってしまい、水分が 上の地面に何も残らない。ところが、この茂みのようなぶどうの木の根は 以外と深く、水や 養分、塩分を吸い上げる。茂みのように低いので、いったん吸い上げた水分を配分する時間も、短くてすむ。農業者は、これらの木を、盆地のような 地に植えて、その盆地の中に、外界とは違う気候を つくり上げる。

ユネスコは、2014年に このぶどう栽培方式を、無形文化遺産に 指定した。2016年に、イタリアは、国立自然公園に ここを指定した。

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月日

国名… 新感染者…新重傷者(合計)

11 月 22日 (火 )

日本………12万1460人…+4人( 263人)

( 内、検疫で +5人)

11月 23日 ( 水)

日本………13万3361人…+3人(266人 )

(内、検疫で+1人 )

11月24日(木 )

日本……….6万0108人…+15人( 281人)

(内、検疫で +0人 )