話題を求めて2023年1月17日火曜日

EU – 廃棄物を出さない :

bar 、喫茶店、レストランに置いてある 砂糖、塩、オリーブ油 が 入っている小袋が、又 ホテルの洗面台に備え付けてある シャンプーや 石鹸が 入っている 小瓶、などが、使い捨て、廃棄物であり、再利用もできないので、廃止したいと、EU 委員会は、発表をした。2040年までに、1人当たりの包装廃棄物を、1年間につき 15%減らしたいということで、これから 規定を検討していくそうである。なるべくごみを出さないようにしたい、そうでないと 我々ヨーロッパ人は、ごみに埋もれる危険性があると、委員会は 言っている。。。この小袋は、Covid 伝染病で 利用が更に広がったわけで、それなりに意味があるという意見もあるのだが….. 砂糖の小袋を廃止するとなると、以前の 砂糖入れに戻るわけで、衛生的にどうなるのかと 問題視する向きもある。。。

又委員会が検討する中で、2030年までには、飲み物の持ち運び用の アルミ缶やペットボトルを、もっと再利用できるような材質、又は 買う人自身が 容器を持参する、というのも、検討材料の中に、入っているようだ。

そうでないと、包装廃棄物が 2030年には、19%の増加 (たぶん1人当たり? )、プラスティック廃棄物が 46% ( たぶん1人当たり?) 増加に達するそうだ。

(11月30日 付け )

EU – * CO2 対策 :

気候変換対策として、EUは 一歩前に進んだと言える。すなわち ” 汚染者は 払え” という合意に達したようだ。今世紀半ばには、気候を普通状態に持っていくのが 目標だとか。16日に交渉/議 が始まり、18日の朝に 合意をみた。27ヶ国に対して “Emission trading System ” が了解されたようで、このシステムは、 CO2を排出して 汚染を生み出す国は、お金でもって償うという決まりらしい。

(12月18日付け )

*CO2( 二酸化炭素) ….. 遥か昔 ? に学校で学んだ事を思いだそう。木は、CO2 を、吸収するという。木の分子(= 物質の化学的性質を失わないで、物質を分割出来る最小単位 )は、育っていく過程で 、水分、太陽熱、二酸化炭素 を 必要とし、酸素を 生み出す、というので、木々の中で暮らすのは 最高 !! だが、ただし 湿気は 増えるわね….

クロアチア – EUに仲間入り :

EU委員会のフォン ・デル・ライエン 委員長が、正午 *スロベニア と国境を接する クロアチアの ** Bregana にやってきた。この日 委員長は、「 新年というのは、新しい年の始まりであり、EU にとっては まさにその日に当たる。クロアチア国民 しいては EU 国民にとって、クロアチアの EU 入国、つまり *** シェンゲン領域内へ入る事は、とても喜ばしい。通貨もユーロとなり、ユーロは 世界で2番目に強い通貨で、ヨーロッパ人にとっては、更に心強く感じる。」と語った。

( 2023年1月1日付け)

*スロべニア…2004年に EU に加入している。

* * Bregana… ここの税関から 、クロアチアの首都 Zagabria まで、30km弱。

*** シェンゲン…この市は ルクセンブルク国の 約4100人 (2012年度)住人 の町/街で、1985年、ここで 、ヨーロッパの5カ国が、この国々の間では、国境なしに 自由に行き来しようという協定を結んだ。5カ国というのは、ベルギー, フランス, 西ドイツ, ルクセンブルク, オランダ であり、徐々に広まっていき、1999年に EU の法律になった。

ミラノ – “Citta’ 30” :

この街( 街/町 = Citta’ チッタ ) 全領土を、最大時速30kmまで走れるという条例が、2024年1月1日から、実施されるようになる。市議会で 決定された。現在は、街の 所々で実施されているだけである ( 。。。守られているのかどうかは 知らない。。。 )。大きな街としては、画期的といえる出来事だ。

目的は、交通事故の減少、従って 死者の減少に繋がるという。ある市会議員の報告では、時速50kmだと、事故が起こった場合 死者が出るほどのぶつかり合いになるのだが、30kmだと、そうでもなくなるそうだ。

政府中央統計局と イタリア自動車公社( ACI ) の共同調査によると、イタリアの交通事故で 最大の原因は、スピードの出し過ぎであり、交通事故中の 70%にも、当たるそうだ。街/町の中での事故でスピード出し過ぎが原因の場合、43,9% が死者をだし 69,7%が 負傷者を出すという事である。

街の有り様として、ヨーロッパで この事は 重要視されてきているわけで、すでに パリが 2021年8月から、ブリュッセルは 2021年1月から 実施しているという事だ。

( 1月10日付け)

Italia – ウフィツィ美術館 :

が、切符代を 値上げするそうだ。理由は、エネルギー費用等の値上げによるそうである。絵画部門と彫刻部門で、 個人客切符が 対象になる。開始は 3月1日 ~11月30日までの 観光 ハイシーズンで、25€ (約3600円 )になる。現在のハイシーズン期間は 20€(約2900円 )。ハイシーズン期間中でも、朝 8:15~8:55 に 行く人は、19€( 約 2700円)になるという事だ。12月1日~2月28日のオフシーズンは、変わらないで、今までと同じ料金のようである。

Giuliano観光大臣談話 : 「 値上げは、正しいと思う。ヨーロッパの各美術館は、平均すると 入場料金は もっと高いので、我々も足並みを揃えていいと思う。グレートブリテンは、特殊な状況なので、例外だが。アメリカ人家族が 1万€( 約140万円)~2万€を、旅行費として当てるならば、25€の切符代というのは、可能だと思う。」

ピッティー宮殿と ボーボリ庭園は ウフィツィの管轄に入るが、値上げはしないとの事だ。

とりあえず、来月の2月28日までは、値上げ前であり オフシーズンでもあるので、ウフィツィの 彫刻・絵画部門は、相変わらず 12 €( 1670円位 ) のままであるが、一夜明けると、同じものを見るのでも、25€ になってしまうという事になる 。

( 1月10日付け )

⛳️

[1月13日金曜日 ]

イタリア (記録は12日、発表は13日 )

1週間の感染者…8万4076人 / 合計2536 万3742人

1週間の重傷患者…-9人 / 合計310 人

1週間の死亡者…. 576人/合計18万5993人

日本 ( 記録も発表も13日):

今日の感染者…14万4077人 / 合計 3119万9119人

( 内、検疫で 25人)

今日の重症患者….-2人/合計695人

今日の死亡者……480人 / 合計 6万1782人

[ 1月14日土曜日]

日本 :

今日の感染者…13万2071人/合計3133万1190人

(内、検疫で41人 )

今日の重傷患者…-2人/合計693人

今日の死亡者….*503人/6万2285人

* 過去最大

[1月 15日 日曜日]

日本 :

今日の感染者…10万8281人/合計3143万9471人

( 内、検疫で31人)

今日の重傷患者….-21人/672人

今日の死亡者….415人/6万2700人

[1月16 日 月曜日]

日本 :

今日の感染者…5万4378人/合計3149万3849人

(内、検疫で6人 )

今日の重症患者…15人/687人

今日の死亡者….284人/6万2984人