イタリア( → アフリカ) 2022年11月8日火曜日

。。。この原稿を書き始めた頃は、まだ暖かかったのですが 、11月4日を境にして、段々と寒くなってきている 今日この頃です…..これは いかんわ 。。。

。。。10月20日、シシリー島では、海水浴が見られ、というのは、30度になる時もあるというので…..北イタリアの Bolzano 付近の 山々はこの時期、雪が見えてないといけないのに、 岩肌が広がっているというので、山歩きや日光浴 の人々で にぎわっている…あと1ヶ月足らずで スキーが出来るほどの雪が降らないといけないのに、どうなる事かと 関係者は 憂いているようだ。。。

EU – 日照り :

ヨーロッパの土地の 47%に、日照りの警告が 出ている。降水量が少なく、従って 湿気も減少。EU諸国中、17%は 警戒中で、草木にも 耕作地にも 、被害が出てきていると言っているのは、EU委員会の Bahrke 報道官だ。EU全域に渡っての火事も、拍車を かけているようだ。

( 8月23日付け)

Italia – 熱中病 :

2022年6月に Covidの死者が 1656人、7月が 3650人と、約2倍になっているが、7月は イタリアで酷暑を記録している ( 36°C~ 40°C )。7月の死亡者の 70%弱が 、80才以上のお年寄りだったので、熱中症も合わせて 併発したのではないかと、推定されている。

(8月30日付け)

Italia – マルモラーダ山 :

オーストリア国境に近い、北イタリアのドロミーティ( Dolomiti ) 地方は、スキーのメッカで、国際的に 知られている。その山々の内、アルプス山脈の東部分に当たる マルモラーダ( Marmolada ) 山 が一番高く 、海抜 3343m を誇り、冬だけではなく、夏でも、登山客が 絶えない場所だ。

今年 7月3日に、このマルモラーダ山の、頂上付近の傾斜を形作っている氷河の壁の一部分が 離れてしまい、11名の登山客死亡の 大災害が起こった。

マルモラーダ山の氷河は、100年前に比べると 10%しか残っていない。70%以上の表面の氷を失ってしまい 、そして 90%の量が なくなってしまった。

15年後には、全部の氷が 消えてしまう可能性があると 警告を発しているのは、* Legambiente 並びに 共に調査を続けている イタリア氷河学委員会である。この40年間を見ると、この山の 正面を形成している 氷河の壁が、600m も後退し、その為に 約 250m の傾斜を、引き起こしてしまったのだそうだ。

彼らがいうには、気候温暖化を観察するのに、氷河は 適しているそうだ。これまでの経過を元にして計算してみると、マルモラーダ山の氷河は、2040年頃に、消滅してしまう恐れがあるそうである。調査は 8月17日から始まり、9月3日まで 続くそうである。

( 8月31日付け)

* Legambiente….イタリアでの環境保護協会。40年間の活動を続けている。

Italia – 状況 :

国立研究評議会は、今年は、 1800年以来、イタリアで 一番暑い夏だったと、報告している。1999年~2020年間での資料を平均してみると、0,96°C 上がっているという。温度が上がった 主な原因は、最高温度が 1,2°C 増しを、記録したからだそうだ。

5月10日から、この夏のような 日々が 続いていて、いつまでも続くような 感さえ受ける。10月でも、春の終わりか 初夏のような気候が続いている。

イタリアの北部と 南部で、起こる問題も違ってきている。北部では 日照りが、そして 中央・南部では、雨が多かった。

8月と9月は、今度は 特に イタリア中央部の Umbria州 ( 州都はPerugia )、Marche州(…Ancona)、Toscana州(…Firenze) が、洪水に 見舞われた。降水量が多すぎると、土地を侵食し、地下水を補充しないという、 被害を及ぼすだけになる。

Wwf ( 世界自然保護基金 ) 報告によると、日照りが拍車をかけた 気候の温暖化は、南ヨーロッパに 農業食品減少をもたらし、特に イタリアは 地中海沿岸の 中央部にあるので、日照りや洪水の気候の変化を、最も多く被ったようで 、農業食品製造の 10%減少を記録し、という事は、60億ユーロ ( 約 8783億円 )の損失に 値するそうだ。

イタリアは、酷暑, 日照り , 季節感がなくなり, 短期間に降る急激な雨、等で、熱帯化しているようである。土地も 悪天候に荒らされ、その 1/4 ( 28% ) は、農作物に 適しない土地になっていく危険性をはらんでいるのだそうだ。

(10月19日付け)

ヨーロッパの温度 :

世界の温暖化 の中で、ヨーロッパ大陸と、残りの世界の他の大陸とでは、温度の上がり方が、違っているのだそうだ。最近の30年間を見てみると、ヨーロッパ大陸の上昇する気温の平均温度が、他の大陸のそれと比べると、倍になっているのだそうだ。要は、ヨーロッパの温暖化は 、他の大陸と比べて 急速に 進んでいるらしい。エジプトの シャルム・エル・シェイク で、11月6日~18日にかけて開かれる Cop27 大会でも、その事が 議題に 取り扱われるだろうが、即 役に立つような 解決策は 今の所 浮かんでいないそうだ。

(11月2日付け)

。。。皆さん !!! 泣けてくるような話 ~ 。。。

秋の兆し :

11月 3日を過ぎて、北イタリアに 雨の到来、そしてシシリー島は別としても、イタリアの最高温度が 20°C 以下になってきて、いよいよ秋だか冬だかが 始まりそうだ。だがこの所、ミモザやアーモンドの花が開花しているという….来年の3月は どうなるんだろう、生理学上からいうと、1年に1回咲くことになっている花が、2回も開花するという事って あるのかしらん….

(11月3日付け)

とうとう悪天候の季節到来 :

4日から、温度の低下 で 北イタリアのどこかでは 雪が降り、Calabria や Sicilia では またまた洪水と、何故だか毎年同じ地方の人々が 、今回も 洪水の後、家の中に浸水した水を、ホウキで 排出している光景が見られる反面、Bolzano では、雪が降ったので、この分だと 12月に入ったら、スキー開幕ができるかもと、喜んでいる。

(11月6日付け)

ヨーロッパ – 熱中症 :

WHO 発表によると、今年の夏は、熱中症が 多くの人の 死の原因になったという。今年 少なくとも 、1万5000人が 熱中症で 亡くなったと言われ、推定によると、ドイツで 4500人位、スペインで 約4000人、グレートブリテン( 北アイルランドを加えない) で 3200人位、ポルトガルでも 数千人と、死者数が 出ている。

(11月7日付け)

⛳️

月日

国名… 新感染者…新重傷者(合計)

日本の検疫感染者を、この前から載せましたが、その数字は COvidが始まってからの 総合計数でした。お詫びします( アハハ、なんだか私も おかしいなあとは 思っていました…)。これからの検閲感染者の数字は、その日だけ 新たに記録された 数字です。

11月 1日 (火 )

イタリア… 報告無し

日本………6万5280人… +7人(136人)

(内、検疫で +7人)

11月2 日 ( 水)

日本………7万0396人…+5人(141人)

(内、検疫で +6人)

* 日本は 、新感染者数が いきなり はね上がったようです。

11月3日( 木) 金曜日発表と言っていたのに、3日付けで発表された。

イタリア…3万8996人…+1人(238人)

日本……….6万7473人…+5人(146人 )

(内、検疫で +5人)

11月4日(金 )

日本……….3万4064人…+15人(161人)

(内、検疫で+2人)

11月5日( 土)

日本…….7万4170人…+1人(162人)

(内、検疫で+1人)

11月6日(日 )

日本…..6万6397人…+8人(170人)

(内、検疫で+3人)

11月7日(月 )

日本….3万1622人…+4人(174人)

(内、検疫で+4人)