ところで世界気候は ? 2020年11月24日

🐪🐼Postino さんより🐿️

ところで世界気候は ?  

Postino “Roma からの便り”

2020年11月24日火曜日

国連

Antonio Guterresアントニオ・グテーレス国連事務総長談  :

世界的経済は、コロナウイルスが原因で停滞しているが、地球温暖化は進んでいて、温暖化ガスの濃度が、2020年に最大を記録した。lockdown があったりしたものの、それでもパリでの気候協定には、達していない。

              (9月9日付け)

150の大企業の訴え  :

Ikea、ドイツ銀行、Unileverユニリーバ、H&M、Google、Enel(エーネル、Italia のエネルギー会社)、Erg(エルグ、Italiaのエネルギー会社)、Apple、等が、「 ヨーロッパのリーダー達は、ガス温暖化の減少を、1990年度のレベルの、少なくとも55%に下げるように、それを2030年実現をめどに努力して欲しい。

除炭する為の投資というのは、経済繁栄に有効だが、それを支持していく為には、長い目でみる事が必要だ。」と訴えた。

                  (9月15日付け)

大火事

今年の8月に、アメリカ合衆国西部に広がった火事は、数週間も続き、煙がなんとヨーロッパまで流れてきた。2003年から、ヨーロッパの衛星コペルニクスが、気候の変化をチェックしているが、このような現象は、今まで記録したことがなかった。普通の火事に比べて、何千倍もの強度を持っているらしい。そしてこれだけ強力になったのは、気候変動にも原因があると、みられている。

                    (9月17日付け)

。。。気候変動に関係あるかどうか知らないが。。。

クジラの大群  :

オーストラリア南にあるTasmania 島の一つの湾で、クジラの大群が 砂州に乗り上げてしまい、にっちもさっちもいかなくなっている。さっそく救助活動が始まったが、1日後、90匹のクジラが死に、180匹がひん死の状態であるという事だ。

                (9月21日、22日付け)

北極圏の氷

Greenpeaceの公式通知によると  :

1980年に、北極圏の氷は770万平方キロメートルだったのが、今年2020年には、374万平方キロメートルに、減少した。これは、アメリカ合衆国の、コロラド大学にあるSnow and Ice Data Centre研究所の発表である。

                 (9月22日付け)

世界気候サミット

来月12月12日に開催されるが、この日はパリ協定から、ちょうど5年目に当たる。国連のA. Guterres事務総長と、イギリスの B. Johnson首相が、中心になり、気候変動について、語られる。

                    (9月24日付け)

除炭協定

“Ceo Alliance” と呼ばれ、協定者は、Enelを始めとして 12の世界的規模を持つ企業であり、いろいろな業界からの参加で、年間収益が6000億ユーロ(74兆2755億円位)、従業員数が170万人位いる企業。目標は、ヨーロッパ連合国が2030年迄に、55%以下に現在のガス温暖化を下げようという内容に共鳴し、Ceo Allianceが生まれ、特に除炭活動に焦点を合わせることになった。

                   (10月2日付け)

アメリカ合衆国

大統領候補 Joe Biden談  「 大統領になったあかつきには、パリ協定に再び参加するように、全力を傾けたい。」 アメリカは1日前の11月4日に、正式にこのパリ協定から脱退したばかりだった(Trump 大統領がその旨ありを発表したのは、2017年)。Obama 元大統領は、このような脱退は、未来を否定する事ではないか ! というコメントを 残している。 

                 (11月5日付け)

イギリス

環境に関しての法律実施を、速めている。2040年予定だったのを、2030年に変更したのが、乗用車からガソリンやディーゼル使用を禁止し、電動にしようというのである。イギリスは、世界で初めてこの様な法律を実施する国になった。

                     (11月18日付け)