今日この頃

今日この頃

MilanoのLinateリナーテ空港が、7月13日に開く予定だ。その旨を、イタリア民間航空局(ENAC) が、Milanoの離着陸管理会社(SEA) に通知した。Linate 空港は、3月16日から閉まっていた。空港が開くと、1時間につき、5つの到着便と、5つの出発便が運行となる。(7月9日付け)

6月は、ホテル業界は去年の同じ月に比べて、80、6%のマイナスになった、と言っているのは、ホテル協会(Federalberghi) である。外国人観光客の滞在は、93、2%のマイナス。イタリア人観光客のそれは、67、2% のマイナスとなっている。
6月にホテル関係での失業者は、11万人と言われた。従って、観光業界にとっては、普通状態に戻るには、まだまだ時間が、かかりそうだ。(7月9日付け)

WHOが、Covid-19の発祥を研究する為に、中国に専門家グループを派遣する事にした。この数ヶ月この伝染病の発祥についての議論が沸騰した為だ。下準備は終わったので、後はもう行くばかりになっている。
相手側の中国人専門家グループと共に研究をして、ウイルスが、直接 又は間接的に、動物から人間に感染したのかどうかを実証するのが目的である。(7月7日付け)

Roberto Speranza保健大臣 が、
「コロナ伝染病危機が高まっている13の国々からの、イタリアへの入国を禁止する」という処置を取った。誰が対象かというと、最後の14日間に、その危険な国に滞在したか、又は通過したか、という人である。危険な国というと、アルメニア、バーレーン、バングラデシュ、ブラジル、ボスニアヘルツェゴビン、チリ、クウェート、北マケドニア、モルダビア、オマーン、パナマ、ペルー、ドミニカ共和国 である。「この数ヶ月の多大な犠牲、努力を、無駄にする事は出来ない」とも大臣は、付け加えている。(7月9日付け)

l’App Immuni を使用して、陽性患者を見つけよう、という事で、イタリア全土で使用可能になったと、Postino6月13日付けで書いたと思うが、結果は、思ったほどではないらしい、と言っているのは、緊急コロナウイルス特別委員のDomenico Arcuriドメニコ・アルクーリ氏である。要は、コロナウイルスが伝染し始めた頃にやったら、効果的だったに違いないが、一応ピークを過ぎたので、陽性患者に出会うというのは、ひんぱんではなくなってきている中、人々は緊張感もなくなり、緩慢になってきていることでもあるので、l’App Immuniに気をつけて歩くと言うのは、忍耐が必要になってきている。伝染病初期に使用すると、効果があるだろう。(7月10日付け)

7月11日から、Lombardia州(Milanoがある)で、il calcettoイル・カルチェット(フットサル=サッカーに似た競技で、5人選手)をしていい事になった。Attilio Fontana 知事による新しい条例である。要は、チームを組んで行うスポーツ、身体が接触するスポーツ、チームを組まないで一人でするスポーツ、などであるが、症状のある人、熱が37,5 度以上ある人は、もちろんダメ。
ディスコテカやダンス ホールも、営業していいが、戸外でやる事が条件である
(7月10日付け)