1年前の春と比べて...2021年6月5日土曜日

1年前の春と比べて…2021年6月5日土曜日

ポスティ―ノ

。。。去年の今頃は、ワクチンの話題はあまり出てこず、それぞれの国が、国境を開けたり閉めたりするのに忙しかったみたいです。。。

イギリス :
国立統計局とOxford 大学が、第一回目の接種をした370万人を追跡調査した結果、第一回目の接種(Pfizer とAstraZeneca) でもって、急激に感染を減らすことができるという事がわかった。年令の区別無しに、又弱いと言われている人からでさえも、抗体が強く反応したそうだ。
(４月23日付け)

アメリカ合衆国 :
外国からアメリカ合衆国へ入国する旅行者に、政府としては、ワクチンに関しての証明書を、何も聞かないだろう。そういう事は、我々の計画には入っていない、とホワイトハウスのJen Psaki スポークスマンが発表をした。
(5月21日付け)

Italia – *Orte :
6月13日から、新設したOrte駅に、新幹線( Freccia Rossa=赤い矢。行き先により銀の矢とか、呼び名が変わる)が止まるようになる。n. 9508… Romaー>Orte 6:41ー>Milanoー>Torino。 n. 9563… Milanoー>Orte 22:20ー>Roma。OrteとMilanoの所要時間は、3時間10分。州行政裁判所の判決次第では、Orte<ー>Civitavecchiaの電車 ( これは新幹線ではないと思うが、自信無い ) も可能になるらしい。Lazio州は、新幹線駅が、５つになる : Roma Termini、Roma Tiburtina、Cassino 、Frosinone 、Orte。
(5月27日付け)

*Orte… Firenze とRoma 間に位置し、なるほどOrteから東にはUmbria州が広がり、西方面に行くと、Viterbo, Tarquinia、Civitavecchia などと繋がっていく便利そうな一拠点。

Italia – 白色地帯がお目見え :
Friuli – Venezia-Giulia 州(…Venezia)、Molise(… Campobasso ) 、Sardegna州又は島(… Cagliari )の３つの州が、何事もなければ、6月7日から白色地帯になり、マスク着用・一定距離以外は免れるわけになるが、ディスコテカに関しては、館内では、飲み食いするだけがOKになり、踊るのは、まだお預けなのだそうだ。
(5月27日付け)

Italia – 少年少女達も接種OK :
Ema(ヨーロッパ薬品公社)が、12才以上の若者にPfizerのワクチン接種を認めたので、Italia でも、この規則を採用することになった。
(5月28日付け)

Italia – 接種 :
今までは年令制限があったので、自分の年令表示がくるまで接種ができなかったが、そういう年令制限がなくなったので、16才以上だと自由に予約が出来るようになった。6月3日からであるが、州によって少し違ってくるだろう。
(5月28日付け)

Italia – 学生接種 :
ワクチン接種運動の計画表通りにいこうという事で、州や自治県に対して、新学期開始(９月)前に、なるべくたくさんの学生(この場合は12才以上を指す)に接種をさせるようにとのお達しが、Fiugliuolo 接種運動責任者からあった。ただし高校５年目の学生は、卒業試験(6月)に備えてということで、もう接種を始めている。
(5月28日付け)

Italia – バカンス :
若者にとって, 新しい彼/彼女と共に、一夜を過ごすというのは、楽しい夏の冒険であるが、さてここで、あるウイルス学者が質問に答えて、プラトニックラブでないといけない、と答えた(。。。わざわざ金と暇かけて、やっと誰かを見つけたら、目と目を見つめ合うだけで、戻ってこいということだ。。。)。若者達にとっては、今日この頃から接種が始まるので、まだ接種をしていない若者の方が多いからだろう。要は、冒険を成就させたい若者は、green passを持ち歩いたらいいという事なのか……
(5月28日付け)

Ibiziaー>Milano :
１人の女性が、マスクなしで飛行機に乗っていたのだが、その事で他の乗客達が抗議した所、彼女は抗議者達をののしったので、大変な騒ぎになった。Ryanair 機上で起こったのである。この女性は、激高し、唾をはき、足でけったりしたそうだ。
(5月29日付け)

Italia- Ragusa 市 :
Asp ( 県保険局 ) で働く医師、看護師、衛生労働員達30人が、まだ接種していないという理由で、一時仕事から外されたそうだ。彼等のなかには、ホームドクターも入っているのだが、12月31日までの期間つきで、その間の彼らの収入は、無いのだそうだ。
(5月30日付け)

Ragusa市… Sicilia島南部にあり、人口7万3000人。UNESCO に指定されている。

Italia – Bologna 市 :
Emilia Romagna 州の州都であるが、6月1日からのワクチン接種Open Dayに、31日夜から、徐々に人々が徹夜をし始め、列をして接種を待ったそうだ。そして段々と増えていって、朝で5000人位になった。係員達は、さすがに不安になってきたのか、警察(Carabinieri の方)を呼んだ。扉があくと、待っていた人々は、満員すし詰めぎゅうぎゅうの状態で、我勝ちにと、中になだれ込んだ !!! そういうわけで、気分が悪くなった人も当然いたという。最終的には、8000人位になったらしい。
係員達は、1200人分のワクチン(Johnson & Johnson) を用意していたのだが、結局3000人に接種したそうだ。
(6月2日付け)
Italia – ブームバカンス :
全国で、イタリア人のバカンス予約が、すごいらしい。今週はまだ予約を受け付けられるが、来週以後８月末まで、もう満員です、と言っているのは、Sardegna島の、あるホテル業者。もちろんイタリア人客がほとんど。今年一番人気があるのが、Puglia 州+13, 6%、Toscana州+13,4%、そしてSicilia+13,2%と続く。Firenze のレストラン業者に聞くと、アメリカ人、フランス人、ドイツ人はチラホラ、と言っている。
(6月4日付け)

Italia – 6月4日に2回目の接種をした人 : 1267万6688人 21,25%
– 上述日までに1回目の接種をした人 : 2412万7698人 40,45%

*合計、3680万4386人 61,70%のイタリア人が、1回目も完了者も含めて、6月4日までに接種した。(このうちワクチンの種類により、１回接種だけで完了した人は、 81万0393人)

Italia – その日だけの感染者…その日だけの死亡者… コロナ検査 :

6月1日… 2483人…93人…22万1818人
6月2日….2897人…62人…22万6272人
6月3日… 1968人.. 59人… 9万7633人
6月4日… 2557人… 73人… 22万0939人

JASGA

ローマ日本語ガイド協会

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