白色地帯に向かって !! 2021年6月8日火曜日

🌍特別列車-Dante :
今年は、イタリアが、世界に誇る詩人の Dante Alighieri が亡くなって700年が経ったというので、記念にと特別列車 Dante が運行されることになった。期間は、7月3日から10月10日で、毎週土曜日と日曜日に運行される。8月7日と8日は休業。28回の運行になる。8:50位にFirenze のSanta Maria Novella駅を出発し、12:20にRavenna 到着。停車駅は4つ( Borgo S. Lorenzo, Marradi, Brisighella, Faenza) そしてRavenna着。帰りは、17:55 Ravenna~21:00頃S.M.Novella着。D445 機関車が3車両くらいを引っぱる。自転車を置く車両もくっついてくるとか ! 全席で234あるが、Covid-19のせいで、50%占めになる。値段は、パッケージツアーの可能性も含めて、来週に検討される。⬇️
( 5月31日付け)

今日はスペシャル試運転運行というので、Dante列車に乗り合わせたのが、Franceschini文化大臣、FirenzeのNardella市長、Toscana 州のGiani知事そしてRiccardo Muti というメンバーで出発、途中の駅で降りてMutiがオーケストラの指揮をしたりして、各関係者の並々ならぬ熱気を感じさせた。その日は蒸気機関車までお目見えして、真っ黒な煙をもくもくとはいて 進んでいたので、てっきり同じ蒸気機関車が7月3日からくるのかと思ったら、そうは問屋が卸さないみたいだ。
(6月6日付け)

WHO -変異ウイルスの呼び名変更 :
変異ウイルスの名称を、今まで、そのウイルスが最初に発見された地名で呼んでいたのが、その国の印象を悪くさせるという理由で中止になり、これからは、ウイルスの危険度で判断されて呼ばれるようになり、ギリシャのアルファベット文字が使用されるという事になった。イギリス…アルファ、南アフリカ…ベータ、ブラジル…ガンマ、インド…デルタ。元々は、5月23日に、インド政府がソーシャルメディアに対して、WHOは正式にインド変異ウイルスとは呼んでいない、インドの印象を悪くするからやめてほしいと、呼び名の抗議をしたことから始まる。
(6月1日付け)

Italia – レストランの制限 :
白色地帯のレストランにおいては、戸外での食事は、人数制限なしになり、室内では、一つのテーブルに4人まで(家族の場合は別、しかしレストラン側は、どうやって客全員が家族かどうかわかるのだろう、というのも問題点らしいが…) 、だったのが6人に変更された。Fedriga大臣(政府と州の会議担当)は、黄色地帯もOkになるようにと、検討中である。
(6月3日付け)

Italia – 白色地帯 :
6月7日からの法律によると、Abruzzo州(… L’Aquila ), Liguria州(… Genova), Umbria州(… Perugia ), Veneto州(… Venezia)が白色地帯に加わる事になる。このような状態で進んでいけば、6月半ば位には、ほとんどのItalia の州が、白色地帯になる可能性があると、Brusaferroイタリア国立衛生研究所所長が述べている。
(6月4日付け)

🙇Postino 6月5日にfacebook に載せた”1年前の春と比べて…” での、記事の訂正⬇️

Italia – 白色地帯がお目見え :
Friuli – Venezia-Giulia 州(…Venezia)、Molise(… Campobasso ) 、Sardegna州又は島(… Cagliari )の3つの州が、何事もなければ、6月7日から白色地帯になり…… と書きましたが、5月31日から、の間違いでした。ごめんね。

イギリス – デルタ変異ウイルス( 元インド変異ウイルス) :
最後の24時間で、3月2日以来の多数新感染者を記録した。これは正式発表であり、6238人、死者は11人であるという。平均して、7日間に40%の増加率であり、デルタ変異ウイルスが原因らしい。ただ同じ7日間で、死者は5,2%減り、入院も2,2%減ったということだ。
( 6月4日付け)

アメリカ合衆国 – 副作用 :
小児科医の言う所によると、Pfizer/BionTechワクチン接種で、若者の中で、心筋炎という珍しい副作用が、7件見つかったのだそうだ。7人のうち全員が男の子で、第2回目接種から4日間位で、胸に痛みを感じたという。検査をしてみると、心筋炎か、又は心臓筋肉の炎症か、が原因らしい。7人は投薬により “すぐに” 治ったということだ。
(6月5日付け)

Italia – 接種者の割合:
Figliuolo 接種運動責任者が言うのには、Italia はヨーロッパで、完全接種が終わった国としては、2番目に多い国だ、との事である( イタリア国民中21,56%を占めている)。接種者が増加しているのは、接種できる場所が、2666ヶ所もある事にも所以(ゆえん)しているという話だ。
(6月5日付け)

Italia – ディスコ経営者の苦悩 :
以前Postinoでも、Gallipoli (Puglia 州)のディスコが、開店試運転をすると案内したかと思うが、結局政府からのOkが最終的に出なくて、せずじまいだった。Milano でも、用意していたみたいだが、同じくできず。ディスコ経営者には、まだ開店の許可がおりないので、皆ジリジリ焦っているらしい。経営者達は、「 政府から、6月21日までになんらかの返答がなかったら、全国申し合わせて開店する。」 と、悲壮な決意をしている。そうこうしている時に、サン・マリーノ共和国(マアItalia みたいなものだが)のディスコが、6月19日にテスト開店する事になった。夜9:00~朝5:00まで。オンラインで3000枚 ( 収容能力は8000人だが ) の切符も売ったそうだ。マスク着用義務、一定距離無し。さて、どうなるかな…..
(6月5日付け)

Italia – 1日間の接種 :
6月4日に、Italia で60万人の接種が、1日間だけでなされた。この国としては、初めての記録である。数字は刻々と変わるわけだから、24時の時点では、もう少し増えるかもしれないが、現時点では、60万8812人が、1回目も2回目も含めて接種をしたことになる。
( 6月5日付け)

Italia – Lombardia 州(…Milano) :
年令制限なしの接種受け付け開始の日に、この州では、約40万人の30才以下の人達が予約をした。6月3日朝10時に、39万1574人の接種が実施されたのだが、23万2816人(20~29才)、12万4333人(16~20才)、4万2229人( 12~16才)、73人(11才以下)という内訳である。。。合計したら39万5551人になった…資料を見直しても、私が写し間違えをしているわけではないので、もう知りません…。。。⬇️
( 6月3日付け)

この州では、6月4日に、10万3000人以上の人が接種をしたので、すごいスピードで、70%の集団免疫に近づいていっていると、facebook 上で、Moratti州次官が述べた。
( 6月5日付け)

Italia – 制約が一つ消える :
6月21日から何事もなければ、Italiaから夜間外出禁止令がなくなる !!
(6月6日付け)

Italia – 6月7日に2回目の接種+1回接種だけで完了した人 : 1314万9922人 21,8%
– 上述日までに1回目の接種をした人 : 2543万2892人 42,2%

*合計、3858万2814人 64=%のイタリア人が、1回目も完了者も含めて、6月7日までに接種した。

Italia – その日だけの感染者… その日だけの死亡者… コロナ検査 :
6 月5日…2436人…57人…12万6472人
6月6日… 2275人…51人…14万9958人
6月7日… 1273人…65人…8万4567人