Countdown開始…?! 2021年6 月12日土曜日

Italia – 制約のある最後の月.. 6月 :
そろそろ、自由な生活に戻れる 秒読み段階に突入してきたのだろうか….

現在Italia は大部分が黄色地帯だが、何事もなければ、6月21日から、Valle d’ Aosta を除くと、あとは全部白色にかわるそうだ。そうすると、7月から、制約がなくなる 事になる !!!

夜間外出禁止令は、全国で、6月24日で終わりになるようだ。

マスク着用や一定距離というのは、まだ当分続く。

最後の難関は、ディスコ、室内プール(シャワーOkか 禁止か)、ゲームセンター等。

Euro2020 :
いよいよ、ヨーロッパ サッカー選手権大会が始まる。6月11日~7月11日。
去年やるはずだったのが、Tokyo オリンピックと同じように、コロナ騒ぎで 1年間伸びたのだ。ただヨーロッパ12カ国に試合場が分かれている事や、どの国も接種が盛んに行われているので、コロナウイルス感染拡大の心配は、あまり感じられない。

Italia の予選 ( Italia 時間):
11日… 21:00 トルコ – Italia (Romaで)
16日… 21:00 Italia – スイス (Romaで)
20日… 18:00 Italia – ウエールズ(Romaで)

🤩 トルコ- Italia は、0 – 3で、勝ちました ! Campo de’ Fiori広場に、若者達が集まってきていたので、警察も出動、とりあえず大事には至らなかったようです。

21:00なんて、日本時間の朝の4:00ですか、もちろん朝のニュースを見ていただくだけで満足ですよ。陰ながら応援して下さいね、て言ったら……

子供が「 カゲ ?」って聞いたので、陰ながら、をどうやって説明するのか一瞬迷った、難しい…正確に説明しなくてはと思って焦って…子供と話す時には、大人同士と話すよりも脳みその中身が試される……「 どこか見えないところから応援するって意味だよ」と答えたら、「 草葉の陰 ? 」と聞かれてしまった….

(もうわかりましたか ? そう荻原浩氏の “ひまわり事件” で、このようなやりとりが、幼稚園児と老人の会話で、でてきますね。「 母ちゃんが、僕が悪さをする度に、草葉の陰から父ちゃん ( 亡くなった ) が泣いてるよと言うんだ」)

ガイディングする時につくづく感じるのが、子供にわかりやすく説明をする、という事のむずかしさです。以前、個人ガイドで1家族で子供が2人という仕事があった。お母様が「この偉大なローマの歴史を、直に子供に触れさせたかったので 」とおっしゃると、小学生低学年と幼稚園児が、目を皿のようにして自分を見あげている…….ジワっと汗 ( 冷や汗 ) が出てきます。下手したら、言葉を探すあまり、舌をかんでしまうという…….

Italia – Open day :
20の州が、今日から12才以上だと誰でも接種できるという年令制限無しのOpen dayを始めた。幾つかの州は用心をして、16才以上としている。
( 6月3日付け)

Italia – 接種者 :
の数が最大に達しているこの週末( 5日土曜日、6日日曜日)である。土曜日は60万7000人が接種を済ませ、日曜日は今の所59万8582人だが、真夜中まで接種場所はオープンしているので、60万人を超えるに違いない。
(6月6日付け)

Euro 2020 :
もうすぐ始まるというこの時期に、スペインチームのBusquetsブスケツ選手が感染したのに続いて、スエーデン人のサッカー選手2人も、感染していることがわかった。Dejan Kulusevskiデヤン・クルゼフスキ選手と、Mattias Svanbergマティアス・スバンベリ選手である。スエーデンは6月14日に、スペインとの試合を控えている。Andersson アンダーソン コーチは、この2人が治り次第、又チームに加えたいらしい。2人は現在隔離されているということだ。
(6月8日付け)

Italia-Astrazeneca :
この所Open day が始まり、若者がどっと押し寄せてきたので、ワクチン不足になり、皆から敬遠されていたAstrazeneca ワクチンが再び使用されていたのだが、何人かの若い女性の間で血栓症の症状が出てきて、問題になっている。近日中に、科学技術委員会は見解を出すそうだ。従って、州によりOpen day の予約を続けたり拒否したりと、受付がマチマチになってきている。
(6月9日付け)

Italia – Genova :
18才の女性が、6日にGenova市のSan Martino病院の集中治療室に血栓症で入院したのだが、今日亡くなった。彼女は5月25日のOpen day ( 18才以上) にAstrazeneca で第一回目の接種をしていた。まもなく高校卒業試験を受けるはずだったらしい。これから、接種が直接の死亡原因になったかどうかを調べるのだそうだ。⬇️
( 6月10日付け)

この女性は、*自己免疫性血小板減少症という病気を持っていて、二重のホルモン療養をしていたという。調査官は、彼女が5月25日の第一回接種の時に、この事について書かれてあったのかどうかをまず調べてみるそうだ。
(6月11日付け)

* 血小板減少症 ( piastrinopenia )…. 血小板とは、出血の際に現れ、その傷口をふさぎ、止血する作用をする。
自己免疫性( autoimmune )…. 異物を排除しようという免疫組織が、自分自身の正常な細胞などに対しても、過剰に反応して攻撃をしたりする。
要は、血小板が極端に少なくなる病気で、血小板が破壊され、減少していくらしい。

Italia – 611月日に2回目の接種をした人+1回接種だけで完了した人 : 1376万6690人 23,23%
– 上述日までに1回目の接種をした人 : 2716万7065人 45,85%

*合計、4093万3755人 69,08%のイタリア人が、1回目も完了者も含めて、6月11日までに接種した。

Italia – その日だけの感染者… その日だけの死亡者… コロナ検査 :
6月8日….. 1896人…102人…22万0917人
6月9日….. 2199人…77人…21万8738人
6月10日… 2079人… 88人…20万5335人
6月11日… 1901人… 69人… 20万0395人