Italia 南部
Salento半島とMatera
コース…..
Bari… Brindisi… Lecce….. Otrand…. Gallipoli…. Taranto…. Altamura…. Matera…. Bari
Bariから出発して、Bari に戻ってくるのですが、このコースは、本当は海水着持参(ただ泳げる時間があるのかどうかは、知らないが…) が正解。景色なんか見なくていい、透明な海で、泳ぐだけで幸せ !! このあたりは、原始人も住み着いたとかで ( いきなり我々も原始人と同ランクになるのかって ? まあまあそう言わないで…… ) 、貝殻の化石も発見されているので、やはり住みやすかったのでは、ないかしらね ?
Bariから、Brindisi へ。Brindisi は、Italia 地図のかかとの付けねに当たり、美しいといわれている港が、あります。アッピア アンティカ街道も、Romaから、はるばるここまで伸びてきて終わりになるという…… かすかな哀愁を感じます。
Lecceレッチェにやってくると、ここの歴史も古く、紀元前3000年にさかのぼるそう。ところが、Romaからほど遠いこういう場所に、又々1600年代の美術様式である、豪華な豊かな装飾一杯の、Lecceバロックに出くわすことが出来て、さすがItalia 、 です !!
……….. Otrantoにやってきました。ここに残っている伝説はユニークです。サラセン帝国(7~13世紀)からの包囲にあい、800人が首を切られたのですが、その内の一人は、死なないで 首なしで、Otrantoを守るために闘ったのだそうです。美しい海も含めて、誰にも渡したくない自分のふるさと、何だかわかるような気がします。
Gallipoli の旧市街は、海に突き出すようにして、周囲が1,5kmの小島の中にあります。この際、ここの古い歴史の説明は、別の機会に譲るとして、幾つかの 大スケールのディスコに、話題を移しましょう。現在は Covidの影響で、まだ踊れないのですが、レストランやbarとしては、利用できます。入場料はそれぞれ違ってきますが、だいたい10~15€、25~30€、歌手がやってくると又違ってくるでしょう、一応 20€ ( 約2590円 ) 前後としておきますか…. 交通機関は、24時間走っているから、困らない。市バス、半官半民のマイクロバス、タクシー、ドライバーつきレンタカー等、事欠きません。
そして、重要な古代ギリシャ植民地都市であったTarantoにやって来ます。ここには、1965年に設立され、ヨーロッパで最大の規模をもつ製鉄所になった工場地帯があるのですが、現在、空気汚染で、複雑な問題を抱えているのが残念です。そして、Altamura….Matera、と走り、 Bariに戻ってきます。
“🔺” src=”https://static.xx.fbcdn.net/images/emoji.php/v9/t1b/1/16/1f53a.png”>人魚が泳いでいた海
Napoli から、ティレニア海の海岸沿いに降りていき、内陸部に 入り始め、ヨーロッパで一番海抜が高い駅を通過して、再びNapoli に戻ってくる旅。
コース…….
Napoli….. Salerno…. Castellabate… Maratea…. Nicotea Marina…. Ferrovia della Sila…. Potenza…. Napoli
Napoliを出発して、一路Salernoへ。
Salerno…..Salernoの医学学校は、9世紀発足で、ヨーロッパでも、最初であり、重要な学校です。。。Napoliと同様に、ひと言では書ききれないので、又の機会に…..逃げたのかって ?。。。
Castellabate…. この町は、全部Cilento ( Canpania州… 州都はNapoli… の南部地域を指す ) 国立公園の中に含まれ、世界遺産として、1998年に制定されました。
このSalerno湾には、昔々、人魚が泳いでいたのだそうです。人魚といっても、私達が想像する上半身が女性、下半身が 魚、だけではなく、そのほかに、羽までくっついていたようです。古代ギリシャ神話のお話です。3人の人魚で、名前は、Partenopeパルテノぺ、Ligeina、Leucosiaと言いました。
この人魚達は、この辺りを航行する船乗り達にとって、危険この上もない存在でした。彼女達は岩の上で、誘いかけるような甘い歌を歌い、船乗り達の操縦を誤らせ、難破させ、最後に船乗り達を、食べてまでいたそうです。というので……..ここでそう、オデュッセウスの登場です。彼は、いつものごとく ?! そういう歌も何のその、無視して航行していったので、彼女達は自尊心を傷つけられ、絶望して、高い岩の上から、身を投げて死んでいきました。
3人の遺体は、ティレニア海の別々の場所に、波でもって運ばれていきました。Partenopeは…..Sebeto川河口にたどり着き、そこにCuma(古代ギリシャ植民地都市)が、Neapolis ( = Napoli )の町造りをしましたが、だから Napoliの住人を、 Partenopeの人とも呼びますね。
Ligenia は、Calabriaの砂浜に打ち上げられましたが、そこにも古代ギリシャ植民地都市の Terina があり、住人達は、彼女のお墓を立てたと言われています。
Leucosiaの遺体は、Poseidonia ( = Paestum)湾に現れ、彼女の名前は、 Punta Licosaの町がある小島の名前になっていきました。
Maratea…. Castellabateから、106kmさらに下っていきます。ここも、歴史以前の(ブロンズの時代からかな ) 証が見られます。暖かい地方というのは、得てして原始人が住みやすかったのでしょう。現在夏に、たくさんの観光客を集め、”地中海の真珠” という愛称まで、付けられているようです。
Nicotera Marina…….アウグストゥスローマ初代皇帝が、町造りを始めたというここも、やはり夏の観光で生きているみたいです。Calabriaの海も、素晴らしいのひと言につきます。ホテル宿泊料金は、旅人2人で、8月13日~15日、4つ星で、600ユーロ ( 7万7000円位)以上(2泊)。アパートも2泊で、1300ユーロ(16万8000円位)以上。もちろん目安です。反対側の Otranto当たりは、1ヶ月のアパート代金が、1500ユーロ (19万5000円位 ) とニュースで聞いた(どの程度のアパートなのかは、知りません)ので、一概には言えないが、まあどんなものでしょう…..
Ferrovia della Sila……シーラの鉄道。100km位Cosenzaまで下がっていき、海抜1270mの、汽車の旅を楽しもうという企画らしい。蒸気機関車で走るのかどうかは、知りません。今まで海ばかり見てきたわけなので、山あいの景色が素晴らしく新鮮に目に飛び込んでくるでしょう。ただの景色じゃないですよ、Sila国立公園内にある景色です !!
Potenza経由で、Napoliまで、もどっていきます。
( 続く )
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