。。。きれいな原子力などと、わかったようなわからないような言葉を、UE委員会のVon del Leyen 委員長が話をして、それをなるべく早く検討しようと 言ったのが 去年の10月だったのだが、何だろう、原子力を使って、そんなの 出来るのかな、と、又々私は 無知もいい所……
nucleareを、即 ウランを使うと解釈していたので、混乱が 私の頭の中で 生じていたのか…..Von del Leyen委員長が言っている きれいなnucleare とは、ウランではなくて、水素を使うというので、納得しました。
この際、この問題を 無視して通れないので、少し足を踏み入れてみます。。。
Von del Leyen :
委員長は、「 我々は再生可能なエネルギーを、見つけないといけない。原子力(水素)とガスについて、よく調べてみよう。我々の希望する きれいなエネルギーを、提案する時期にきている。」と、欧州理事会でスピーチをした。参加者は、UEの各国 最高代表者達という、UE議会中でも、最も重要な議会である。又 、原子力(ウラン)を積極的に使うという件を、うやむやにしているわけではない事も、明らかにした。
(2021年10月21日付け)
グリーン エネルギー方向へ:UE諸国は、エネルギーとして、核融合とガスへの投資へ向かう事に決めた。これは、この所 待ちに待った決定である。UE諸国にとっては、もしもその事に反対なら、 反対だ、と言える 最後のチャンスだった。「 新しいドイツ政府の方針前に、そして UE理事会の担当が まもなくフランスに回っていくが、その前に 決定する時を 得られた。」と、Canfin会長(ヨーロッパ議会の環境委員会の)は、語っている。
(2021年12月6日付け)
。。。UE加盟国の理事会担当は、6ヶ月間毎に 順番に各国に回ってくる。2022年の1月~6月は、フランス担当で、フランスは 原子力発電の量にかけては 大きいので、さてどうなるか 注目されている。。。
核融合発電 :エネルギー源は 水素(H)。
2つの軽い 核、例えば2つの水素をぶつけて くっつけると( と、これがとても難しいらしい) 核融合反応を起こして ヘリウム(He) となり、多大なエネルギーを出す。実際には、水素よりも核融合が起きやすい、重水素(記号はD)や 三重水素(記号はT)が 使われる。
水素というと、水にも多く含まれているので、原料として 手に入りやすい。
原子力(ウランの)発電所で起こるような悲惨な事故もなく、廃棄物も出さない、温暖化ガスも生じない。
商業化出来るのは、2050年位だろう。
Eneaより
(2月9日付け)
グレートブリテン :
核融合発電は、ますます実現化に近づいてきている。グレートブリテンの Jet 研究所で、最近実験したのだが、このテストで *59メガジュール エネルギーを、5秒間で、製造できた。これは、11メガワット(1メガワット= 100万ワット)と同じ力である。つまり 25年前(。。。というと、 1997年か)に 行った同じ実験と 比べると、2倍の量になっているそうだ。
(2月9日付け)
*メガジュール….仕事・エネルギー・熱量の単位。1メガジュールは 0.2778キロワット時 又は 238.889キロカロリー
Italia – Enea(核融合発電研究所):
この分野では、イタリアは 世界でも研究が進んでいる国の一つである。Frascati ( Romaから 直線距離で約20km南東へ 下る…..) に 研究所があり、他国との共同研究もし、日本とも ” Broader Approach” 計画の協定を結んだ。
イタリアのみならず、世界でも研究が盛んで、ヨーロッパ、日本、アメリカ合衆国、ロシア、中国、韓国、インド などが、共に研究を進めている。
Italia – 没になった 原子力発電所 (ウランの):
1959年 …. 4つの 原子力発電所建設を決定する。
1987年…..国民投票で、建設しない事になる。
2008年….その当時のBerlusconi首相が、原子力発電を、再び取り上げる旨を宣言する。
2010年….廃棄物処理の問題が残っている。
2011年….再びの国民投票で、イタリア国民は、決定的に 原子力発電に、別れを告げた。
ちなみに…..
原子力発電所(ウランの)のあるUE諸国 :
多い量を製造している順から :フランス、ドイツ、スペイン、スエーデン、ベルギー、チェコ共和国、フィンランド、ハンガリー、スロバキア、スロベニア、オランダ など
原子力発電所(ウランの)ない国 :デンマーク、エストニア、アイルランド、ギリシャ、クロアツィア、イタリア、チプロ、オーストリア、ポーランド、ポルトガル など

月日
国名…新感染者…新重症者(合計)
2月19日( 土)
イタリア…5万0534人..-34人(953人)
日本………8万1719人…..-2人(1480人)
2月20日(日 )
イタリア….4万2081人..-19人(934人)
日本……….7万1492人..-3人(1477人)
2月21日 (月 )
イタリア..2万4408人..-6人(928人)
日本………5万1988人…..18人(1495人)
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