。。。ウクライナと ロシア( ロシアというよりは、プーティン大統領の、と 言われている )の戦いが始まり、何としても 早急にやめないといけない。2月28日に、 ロシアからと、ウクライナからの代表団の話し合いがもたれたのだが、5時間後、代表団は 一端帰国した。その席上で、ウクライナ側は、ロシアのウクライナからの完全撤退を希望し、ロシア側は 、クリミア半島をほしい事と、ウクライナの中立を望む事を主張したようだ ….
イタリアは、燃料費値上げが 、目立ってきている。ある陶磁器製造会社は、 ガス使用が 当たり前なのだが、そのガス燃料費を、2021年12月に 800€ ( 約10万4000円 )払ったのが、今回は 2550€( 約33万円)になったとかで、やっていられないと 嘆いている。そこで、イタリア自身が ガスや 石炭などの燃料を、 自主製造しよう、というのが クローズアップされてきた。。。
ロシア – ガス輸送 :
ロシアのGazpromエネルギー会社は、通常通り ガスをウクライナ領土を通過させながら、ヨーロッパに送る事を、認めた。この会社の Kupriyanov報道官の発表であり、ロシアの Tass通信社の記事である。
(2月27日付け)
。。。ロシアの多くの銀行が 制裁を受けている中、そうすると Gazpromには、通常通り支払いが 行なわれるわけで、Gazpromの株を 50%もっているのが ロシア政府であるから、ヨーロッパから支払われたお金でもって、ロシアは 戦争を続けられるという皮肉な結果になるのかもしれないと、ある新聞記者が 語っていたが、なるほど……..。。。
Italia – 石炭火力発電所 :
1…Fusina ( Veneziaの対岸)
1…Monfalcone (Triesteより北へ 約32km)
1…Civitavecchia (Romaより直線で約62km 海岸沿いに上がる )
1…Brindisi( Italia地図のかかと )
1…La Spezia ( Genovaより南へ 、直線で約80km)
1…Porto Torres (Sardegna島)
1…Portoscuso(Sardegna島)
Draghi首相が言う所によると、燃料費を 通常に 戻す為に、石炭火力発電所を、もう一度開けないといけなくなるかもしれないそうだ。現在イタリアには、*7つの石炭火力発電所があるが、2019年の政府の決定では、この石炭火力発電を中止するか、又は 天然ガス発電 に切り替えるか、という事を、2025年までに明らかにしようという事だった。
*別の資料を見ると、イタリアには 全部で 12の 石炭火力発電所があると書いてある…..
現在 イタリアは、6%強の石炭火力発電を行っているが、この10年間に著しく 減少してきていた、というのは、石炭使用は、汚染問題に直結するからだ。
La Spezia の 石炭火力発電所は、Enel ( 電気ガス会社)経営で、60年前から 発電を開始して、その当時 イタリアで 一番大きな発電所だったが、現在、微妙な状況に なってきている、というのは 、Enelは、2021年1月1日に発電を中止する旨を、政府に要請していたからだ。何故なら 、Enelは ガス発電所に切り替える計画があったからで、政府は この事について 邪魔をしないだろうという 読みが、あったらしい。
Torrevaldaliga ( Civitavecchia) 石炭火力発電所は、Legambiente (イタリア環境保護協会 ) が、Lazio州内での、最大環境汚染地であると、抗議している。Legambiente は、ガス発電ではなく、太陽熱や風力のエネルギー発電 に切り替えるようにと要求している。この発電所は、1980MWで、年間810万トンの二酸化炭素を排出しているそうだ。ここも Enel 経営で、* ターボガス 発電に切り替えたいようだ。
(2月28日付け)
* ターボガス…. 石炭より 半分減の二酸化炭素排出で、硫黄量が著しく少ない。
イタリアは、石炭を豊富にもっているのかというと…..実は、サルデーニャ島だけでしか抽出していない(10%)。あとの必要量(90%)は、アフリカ・アメリカ合衆国・インドネシア・コロンビア・カナダ・ロシア・中国から、海路を経て運ばれてくる。サルデーニャ島での抽出量は、1年間に 100万トンで、最近の10年間は、通常のリズムで 抽出してきたとは、言えないそうだ。
イタリアの必要量の電力のうち、石炭を燃焼させて得られるのが 13,5%であり、その時に 当然 二酸化炭素も排出されるわけで、それが 4000万トンになるという。これは、イタリアの電力システムの排出量の、40%をも占めるそうだ。
去年12月、パリで Cop21が開かれ、その時に Bianchi議員が 「 石炭燃焼の排出量は、石油燃焼の30%増し、天然ガス燃焼よりも 70%増しという結果が出ている。又 石炭の危険性は、CO2排出だけではなくて、水銀・鉛・ヒ素・カドミウム・他の重金属 等も、排出するという点だ。」と報告をしている。
⛳
月日
国名…新感染者…新重症者(合計)
3月3日( 木)
イタリア….4万1500人…-27人(654人)
日本………..7万0348人…-34人(1418人)
3月4日( 金)
イタリア….3万8095人..-29人(625人)
日本………..6万3746人…….1人(1419人)
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