Italia – 暑い, 寒い ?:
Istat ( 政府中央統計局)発表によると、2020年の州都の温度が、1997年~2000年に比べて、1,2°C位 上がってきているので、平均 15,8度位になっているという。最高温度にしろ 最低にしろ、異常に上がってきているのが 原因らしい。最高で Perugiaが + 2,1度、Roma + 2度、Milano + 1,9度、Bologna + 1,8度、Torino + 1,7度。
雨はといえば、2020年は この10年間中 少なく降ったようだ ( 2011年も少なかった)。平均して 661mm降ったそう。異常状態は 22都市に対していえる : Napoli - 423,5mm、Catanzaro(Calabria州) - 416mm 、Catania(Sichilia 州) - 359,7mm。
空気汚染や 温度上昇を緩和する方法の一つに、植林があるが、イタリアの街中でも、2011年は31都市にその努力が見られたが、現在は 47都市に広がってきていて、少し良い兆しが見えているというものの、 街中に元々 緑地帯が少ないとか、木々はあっても、それを上回って車が多過ぎるとか、公園計画が旧式のままで、改良するのに難しい等の問題点がみられるのが 残念だ。
夏の夜は しのぎやすいかどうかだが、結果は 暑い !!!! らしい。熱帯風だといえるそうだ。24都市中、夏の気温 (最高で 25度以上) が 平均して、112日間 ( というと 約4ヶ月弱ですか…) 続くらしい。又 1971年~2000年に比べて、56都市の夜間気温が、熱帯風気温(20度以下にならない)になるだろうという事だ。。。Draghi首相が、ウクライナに 味方するかしないかは、「平和を取るか(ロシアからのガス輸入を 切る)、クーラーを取るか 」と言ったのだが、平和を取るとすると、相当の覚悟がいるようだ。やっと我々も 戦争に貢献できるのかな ?! 。。。 (3月28日付け)
ワールドカップ 2022:
の、日程や組み合わせグループの発表などが、カタール国のドーハで、行われた。開催期間は、2022年11月21日から 12月18日。日本は Eグループの中に組み込まれたのだが、同グループ内に 、強敵のスペインやドイツもあるという。。。相手として 不足がないですね、頑張るのみです !!! (4月1日付け)
Italia – 3D心臓 :
ある34才の女性は、心臓が奇形なので 赤ちゃんを生むのは無理だと言われていたのだが、彼女はどうしてもほしいと頑張り、3Dでプリント(表された)心臓が使われ、多彩な医師で構成されたチームが、手術に立ち合った。その医師達とは、小児心臓学から、心臓の血行動態学(血液循環を見る)から、産婦人科から、新生児に関しての専門医師はもちろんの事、からである。ミラノの *Niguarda 大病院で行われた。Paviaの San Matteo 病院から、3D4Med の技術者達、そして Niguarda 大病院の保健物理教授達も加わった。手術は無事成功をして、彼女は お母さんになれたそうだ。 (4月5日付け)
*Niguarda大病院…1939年設立。1213のベッド数。
Italia – 大学制度改革 :
ムッソリーニ時代 !!! に制定された法律が、やっと改革された。大学の学位取得として、2つのコースを同時に 登録しても良いことになったのだ。大学制度自体は、今回以前から 日本と違っていたので 、簡単に説明をしたくても すぐに済みそうでない…間違えたら恐い…..というわけで、君子危うきに近寄らず、興味のある人は 確かな筋から 聞いてください。
マア 大きく日本と違っていた点の一つに、イタリアでは大学入学は、大雑把にいうと 人数制限がなかったので 入るのは簡単(費用の点は別として)、卒業試験が難しい、というパターンだったのが、近年改められて、相変わらず制限無しだが、一部の学部では 入学試験が設けられるように なってきていた、例えば 医学部とかである。そういう入学者制限がある所に、今回の改革が当てはめられたら、 ただでさえ 入学人数が 少ないわけなのに 一人で 2つ も登録してしまったら ますます人数が少なくなるので、そういう場合には 当てはまらないとか、全部の入学に関して、2つのどんなコースを取っても OKの改革ではないので、希望者は 確かめてください。 (4月6日付け)
EU – 新治療 薬品 :
Ema (欧州薬品公社 )は、初期状態においての 乳ガンの治療に、新しい薬の組み合わせを使用する事について Okを出した。今までは、内分泌腺 (ホルモン療 法- ET ) だけだったのを、これと アベマシクリブ ( abemaciclib・製品名は ベージニオVerzenio ) 薬品を合わせて 治療すると、32%の危険性を取り除くそうである。 (4月8日付け)
Italia – 観光狂騒曲の幕開け ?:
イースター休暇の観光客が、2年間のCovid病の制限の後に、増大してきている。予想によると 1100~ 1500万人が、この時期に移動すると言われていた (全国専業農家連盟によると 1150万人) が、その通りになったようだ。芸術の都はもちろんの事 、砂浜も負けてはいない、50%以上の海水浴場がオープンし、夏のバカンスが期待される 第一歩の証しと、なっているようだ。
Garvaglia観光大臣談 :
「 とうとう観光到来となった。世界の人々のイタリア志向というのは、すごいものだ。たくさんの外国人…フランス、ドイツ、スペイン、北米…..からの観光客がやってきている ( 。。。アジア、ロシア、南米、中近東、アフリカは まだか…..。。。) 観光爆発の夏が予想されるが、今だって、素晴らしい !! 」
Venezia…..Agostini巡査長によると、観光客が 大洪水のように 押し寄せてきているそうだ。少し前に 12万人を記録し、駐車場はあふれるばかりでもう場所がない、と 案内を流し、看板にも書いてあるにも関わらず、車の長蛇の列が 見られる。
Firenze…..全部満員、と言わなくても 大群衆が見えているので、言わずもがなの状況である。ドゥオモ、ジョットの鐘楼、ウフィツィ美術館等々… 長蛇の列が続いている。ベッキオ橋、シニョリア広場、Calzaioli通り、ドゥオモ広場…..懐かしいですね !!!
Roma…..も負けていない !!! トレビの泉、コロッセオ、その他 たくさんのモニュメント、美術館、更に レストラン( 海の幸一杯 )、ジェラート屋、夜の Trastevere 地域のにぎわい…気候も申し分なく、その為もあってか 暖かい雰囲気で 満ち満ちているようだ。
Fiumicino空港….ウクライナ戦争があるというものの、外国から/へ、の飛行機の動きも活発だ。毎日この所 7万5000人の乗降客を記録している。反対に イタリアからの離陸も盛んで、北アフリカ、ドバイ、ドーハ(カタールの首都)、アブダビ等の アラブ諸国にも、結構 イタリア人は 足を向けているようだ。もちろん人々の ふところ具合も全部ばら色というわけにはいかず、全国専業農家連盟発表によると、宿泊は 親戚や友人宅が圧倒的で、イタリア人観光客のうち 32%を占めているという事である。次がホテルで 26%、そして アグリトゥーリズモや民宿が続く
。。。。ワープロをたたいていると、何だかむなしい …..日本人はまだだからだ。チラホラ ヨーロッパ在住の日本人家族の観光客は見られるようになったが、思い思いの旗をひらめかせているガイドの後に、 日本人グループが歩いているというのは まだ…でも、以前の生活が戻ってきていると解釈をして、その為の第一歩が 始まったと、考えることにしよう !! 。。。6月1日からのヨーロッパ旅行パッケージを、日本の旅行会社は販売していいそうで、良かった !!! 万々歳です。日本の皆様へ、是非地中海に足を運んで、ヨーロッパを満喫して下さい !!! 私達、首はもう長くなっているので、目を飛び出させて、 皆さんを 待っています !!! 。。。 (4月17日付け)
月日
国名…新感染者…新重症者(合計)
4月14日(木)
イタリア….6万4951人…-29人(420人)
日本………..5万5294人…-1人(467人)
4月15日( 金)
イタリア….6万1555人…-1人(419人)
日本………..4万9768人…-237人(230人)
4月16日 (土 )
イタリア….6万3815人…-8人(411人)
日本………..4万7598人…-8人(222人)
4月17日(日 )
イタリア….5万1993人…-8人(403人)
日本………..3万9291人…-3人(219人)
4月18日(月)祭日
イタリア…1万8380人…8人(411人)
日本……….2万4258人…3人(222人)
4月19日(火)
イタリア…2万7214人…11人(422人)
日本……….4万0893人…-9人(213人)
4月20日(水)
イタリア….9万9848人…-9人(413人)
日本………..4万7899人…1人(214人)
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