Italia – 新変異株 XJ :
イタリアで 初めて、XJという 新変異株が 発見されたが、このウイルスは XEと同じだという事らしい。発見した研究所は、Reggio – Calabriaにあり、その結果はイタリア国立衛生研究所(ISS) に送られ、認められたそうである。元々このウイルスは フィンランドでごくわずかなケースとして、発見されていた。オミクロン BA.1と BA.2の子 であるという。
XJは、より感染度が高く、フィンランドからの報告もそうで、タイでも 発見されているそうだ。イタリアでのオミクロンは、80%が オミクロン 2であるという。
(4月8日付け)
Italia – 新変異株 XF :
初めて イタリアで XF という Sars – Cov – 2 の変異株を研究所が孤立させて、 遺伝子配列をするのに、成功をした。このXFは、デルタとオミクロンが 融合したものであり、* Cesena 市の Pievesestina 研究所 ( Sandri微生物学者の 下 ) で発見された。このXFウイルスは、2ヶ月前に Covidにかかり亡くなった患者から得たウイルスであり、ちなみに グレートブリテンでは、100人のこの変異株患者が、見つかっている。
(4月12日付け)
* Cesenaチェゼーナ……ボローニャから東南へ 90km位 降りていき、アドリア海の少し手前。住人は 約9万6000人の街。歴史は古く、街道の通り道にもなっているので、古代ローマ時代以前から栄えたようだ。1502年に、時の支配者 Cesare Borgiaが、要塞の修復や 強化を、Leonardo Da Vinci に依頼し、Da Vinciが街にやってきたそうだ。
WHO – 新変異株 XE :
世界で どの種類のオミクロンが多いか というと、やはり オミクロン 2 で 、93,6% を 占めている。オミクロン XE ( BA 1.1 とBA 2 のミックス )は、オミクロン 2と比べて 10%増しの感染率で、最初、1月19日に 英国( グレートブリテン + 北アイルランド)で 発見された。現在600人以上が 感染している。
(4月20日付け)
Italia – まだ名もない 新変異株 発見 :
Veneto州(州都は Venezia ) で、XEでも XJでもない、別の変異株が 3月に 発見された。オミクロン BA.1とBA.2に似ているようだが、厳密には違うそうで、監視や研究が 始まるようだ。XJにも似ているそうとか。
(4月20日付け)
。。。X何とかが多く出てきて、もう 真面目に追っていけないわ…..ワクチン , マスク , 手の消毒 , 知らない人には くっつかない 、という感じで、あとは 普通生活に戻っていきましょう !! 。。。ItaliaとWHO からの 新薬の勧め :
WHOは、Covid病の疑いで入院しそうな人、お年寄り、免疫系の抵抗が弱い人、等に 、パクスロビド(il Paxlovid ) を勧めている。パクスロビドは、今日から イタリアで 、ホームドクターの処方箋を持っていくと、薬局で 購入できる。
イタリア薬品公社は、パクスロビドの薬品について、 誰が使用できるかという指示を書いているが、それによると、酸素補給療法は必要ではないが、しかし Covid病が進む危険度が高い人、例えば 腫瘍病 , 心血管系病 , 補償されていない糖尿病 , 慢性肺疾患 , 重度の肥満 の人々に、勧めたいそうだ。
なお il Gilead の薬だが、WHOは 以前は勧めなかったのが、評価がかわり、まあ勧めても良い、になってきているそうだ。
( 4月22日付け)
南アフリカ :
この最後の14日間を見ると、この国は 予想よりも早く、第5波のCovid 感染が押し寄せてきている可能性がある。この国は アフリカ大陸の中でも、一番多く感染者と死者を出しているようで、370万人の感染者、10万人以上の死者が記録された。実は 今年1月に、やっと第4波から抜け出せたのだが…..
(4月30日付け)
ギリシャ :
夏の観光シーズンを控えて、Covidへの制約を 緩めるようだ。ギリシャの航空会社の 国内/国際線に対して、 ほとんど全部の制約を 取り払うと、政府は 発表をした。残る制約というのは、マスク着用義務で、空港内や 機上で 守らないといけない。今までは、ワクチン済み証明書か コロナ検査で得た 陰性証明書、又は Covid病から最近治ったという証明書、が必要だったわけだが、それが無しになるという事は、ほぼ普通に戻るという事になる。
(5月2日付け)
ニュージーランド :
も、この国に入国する際、ビザが不要な 国に対して 制約を緩めるようだ。ワクチンを完全に済ませた証明書を用意すると共に、出発前に行ったコロナ検査の陰性証明書 を持参すれば良い事になった。Nash 観光大臣は、訪問者にとって 画期的な出来事になるだろうと、語っている。
(5月3日付け)
Italia :仕事先でのマスク着用は、5月1日から 義務ではない、という法律になっていたのが 撤回されて、6月15日まで 義務に戻る事になった。労働組合 , 全国保険協会(INAIL) , 労働省 , 保健省 , 経済開発省 (。。。!!! )の間で、決まったようだ。6月に 入ってから、感染度や 経済発展度を見て、再び 協議されるようである。
(5月4日付け)
アメリカ合衆国 – ワクチン :
アメリカ食品医療品局 ( Fda )が、Johnson & Johnson ワクチン使用を、減らすことにしたようだ、というのは、まれではあるが、 血栓症にかかる危険性が わかったからだ。これからこのJ&Jワクチンは、成人で ファイザーやモデルナのワクチンを 拒否する人や、この2つのワクチンを 使用できない人にだけ、適用される事になった。今まで この国で 1900万人が J&Jワクチンを打って、その中で 60人の血栓症患者が記録され、9人が 死に 至っている。 (5月6日付け)
アメリカ合衆国の恐れ :
今年の秋と冬に、1億人のアメリカ人が Covidにかかる恐れがあると、アメリカ政府は 憂いている。その為に 議会に 225億ドル ( 約 2兆9379億円 ) の予算 ( ワクチン, 治療 , 検査 )を認めてほしいと 提案中だが、野党の共和党が、100億ドルでいいと、主張しているようだ。
この恐れは、感染率が速い幾つかの変異 オミクロンから来ているらしく、夏に 南部から そして段々と秋になっていくに従って、残りのアメリカ合衆国の地域に広がっていくのではないかという予想があるらしい。
(5月7日付け)
Italia – 新ワクチンへの期待 :
イタリア医薬品庁 ( Aifa ) の Palu’ 会長談 :「 現在の ワクチンは 、我々を守っているようだし、重病者にも 効いているが、更に もっと改良されたワクチンの研究がなされ、秋には 製造出来たらと 期待する。ヨーロッパ医薬品庁 ( Ema ) も そういう意向であり、いろいろな変異ウイルスやそれらのウイルスが生み出す 子 ウイルス に効く ワクチンが 認められたとしたら、製造、そして9月には 国民に支給出来るようにしたいものだ。」
(5月9日付け)
日本 – 入国数の増大許可 :
5月末からの 毎日の観光客の 日本入国人数を、日本政府は 2倍にするようである。これは、政府筋からの情報を 共同通信社が報道したもので、今回のゴールデンウィークの期間中、空港でテストされ、だいたい外国人の入国は、毎日 最高2万人位と 見当がついた結果を元にしての数字のようだ。最初は、旅行会社の管理に 任せるようである。
(5月11日付け)
UE – 機上でのマスク :
5月16日から、UE内での飛行機上でのマスク着用は、義務でなくなるだろうとの、ECDC( 欧州疾病予防管理センター) や AESA ( 欧州航空安全機関)の予想である。とりあえず せきやくしゃみをする人には、相変わらずのマスク着用を 勧めたいと言っている。どちらにしても、マスク着用は 、感染を阻止する為の有力な武器の一つであるから、全面的に否定するわけではない。
5月16日以降でも、簡単にマスクなしでOkというわけではなく、例えば 離陸/着陸 する国が、公共機関の乗り物内では マスク着用を義務付けている場合は、機上で なるべくマスク着用を勧めたいのだそうだ。もちろんマスク着用したい人は、周囲に構わず ドンドンしてくれとの事である。
(5月11日付け)
月日
国名…新感染者…新重症者(合計)
5月10日(火)
イタリア….5万6015人…-5人(358人)
日本………..4万2160人…-5人(158人)
5月11日( 水)
イタリア….4万2249人… −20人(338 人)
日本………… 4万5955人… +5人(163人)
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