聞いた話題 2022年5月21日土曜日

オランダ – プラスティック有害 :

我々の身体の中を、pet ( 石油から作られる樹脂) やプレキシガラス( 樹脂を使用したガラス) が、回っている。プラスティックの小さな断片が空中に漂い、血液の中に入り、人間の身体の中を 回り始める。この調査・研究は、オランダの アムステルダム自由大学が 行っている。

この結果は、Environment International の雑誌に発表され、チームは、エコ毒物学者のLeslie 教授と、Lamoree化学教授が中心となって 、研究を進めている。

その発表によると、22人の血液が分析され、そこから 5つの ポリマー( 高分子の有機化合物)が、発見された、つまり プラスティックを作っている分子が、血液の中に 発見されたわけだ。22人の血液中、75%も血液の中に 発見されたという。

この発見されたプラスティックの中でも、一番多く使用されているのが プラスティックのビンだそうである。

1ミリリットルの血液中、1,6 マイクログラムのプラスティックが、発見されたという。分かりやすくいうと、紅茶スプーン1杯分のプラスティックが、1000 リットルの 水(というと、10の浴槽分の水 )の中に 含まれているという事だ。

現在、このプラスティック断片が、血液中から、どの程度で 身体の器官に浸透していくかという研究を、行っているということである。

(3月25日付け)

ベルギー – スクラッチカード :

28才のアルジェリア人男性は、こっそりと アフリカから ベルギーに 入ってきた移民だが、なんと スクラッチカード ( Gratta e Vinci ) を5€ で買って、賞金を 当ててしまった ! 額は 25万€ ( 約 3363万円 )。もちろん買った店に 賞金を取りに行ったのだが、このような大金になると その店だけでは なく、国営宝くじ 本部に 知らせないといけない。そして 一応の手続き( と簡単にいうが、身分証明書が必要で、こっそり入国組なので、そんな物はない)の後で、銀行に 払い込まれる仕組みになっているのだが、銀行の口座を開くにも又々 身分証明書が必要で、逆立ちしてもどうやっても、 もらえない現実にぶつかってしまった。

そうこうしているうちに、この男性は 消えてしまったわけだが、しばらくして ある3人が、例のスクラッチカードを持って 警察に やってきたそうだが、この3人中 、元々のスクラッチカードの持ち主は いなかったので、3人共に逮捕されてしまった…..

それから 例の持ち主が 弁護士と共に やって来て、友達に 何とかして 彼の為に 賞金を手に入れてほしいと頼んだ と語ったので、3人は 無事に釈放されたそうだ。

ただ 問題は 依然として 残っている…..

勝った宝くじは、ブルッヘ (Bruges) の裁判所に保管されているので、まず一安心ということで、身分証明書を手に入れる為に、彼は 一旦 お国へ 帰ったようだ。

彼は 実は 4ヶ月前に 生まれ故郷を去って、小舟で スペインに 上陸したそうで、あとは 徒歩で、イベリア半島 , フランス , そして ベルギーに到着したらしい。本当は 英国に行きたかったそうだが、もうこうなったら どこでもいいから とりあえず 賞金を 手に入れる事に専念をして、いよいよ手に入ったら、あとは ブリュッセル (ベルギーの首都)で、家を買い、 可能なら車も、というわけで、夢が現実になっていきそうな 幸せな話です。

(4月16日付け)

Italia – 名字 :

「 自動的に 父親の名字を 子供に与えるのは、正当ではない。」と、憲法裁判所が、宣言をした。最高裁判事 は、差別的であり、子供の人格を 傷つけると 述べており、従って、「 子供は 両親の名字を 受け継いでいいし、どちらの親の名字が先にくるのかは、話し合いによって決める。又 2つの名字のうちの どちらか一つを選びたかったら それも話し合いで決めるように。」という判決が下った。この件を 裁判所に持ち込んだカップルは、「 感動した。歴史の一ページを記したことを 認識する。」と語っている。

憲法の 2, 3 , 117 条に 違反するのだそうだ。

(4月27日付け)

。。。しかし 便利な世の中に なりました !!! 試しに、サイトで 、日本語で訳された イタリア憲法を検索したら、ちゃんと載っていました ! 一昔前までは 出来なかった !!! 何、古いって ?….. しかし アナログ人間としては、驚きもいい所 、こういう 目から鱗が落ちるような経験をして、感激が好奇心にかわり、一流のハッカーになるのかも…..?! 。。。

ドイツ – もうやってられない :

ドイツ政府は、国連の国際司法裁判所 ( オランダの ハーグにある) に、上訴の手続きをした。相手は、イタリア共和国であり、主権国家としてのドイツに対して、司法免除の尊重が、欠けている、ドイツ政府としては、イタリア政府が 「 ナチスは 、戦争犯罪者であり、彼らの犠牲になった人達に対して、ドイツ政府は 賠償金を払うべきだ。」と要求し続けるのには、もう堪忍袋の緒が切れたと、言っている。

ドイツ側は、以前 同じ裁判所で 、このような要求は 国際法に違反するものであるという判決が下されたのだが、それに違反していると 言っているわけだ。

以前 この司法裁判所は、国家の * 免責に関するケースの中での司法免除の問題についての判決を、2012年2月3日に 下した。

*免責…損害が発生しても、保健会社が 保険支払い責任を 負わない事。

ドイツは、このような判決が下ったにも関わらず、イタリアの裁判所は 、2012年からも 相変わらず 、ドイツの 主権国家を尊重しないで、要求を続けている、と言っている。

(4月30日付け)

⛳

月日

国名…新感染者…新重症者(合計)

5月19日(木)

イタリア….3万0310人…-10人(308人)

日本………..3万9642人…-15人(110人)

5月20日( 金)

イタリア….2万6561人…-1人(307人)

日本………..3万7438人…-4人(106人)

3Luigia Razzino e altri 2

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