……1986年4月26日、チェルノブイリ( その当時は、ソビエト連邦下 ) の 原子力発電所の 原子炉レーニン4で、2つの爆発が 相次いで 起こり、放射能の大惨事を、引き起こした。その時 亡くなったのは少なくとも 30人はいたが、その後の放射能により 亡くなっていった人は、多数を占める…….
ザポリージャ :
ウクライナの南東にある * ザポリージャの原子力発電所の コントロールが、ロシア軍下に、入った。インターファクス (ロシアの非政府系通信社) が、ロシア国家警備隊の発表を 伝えたのである。ロシアからの発表によると、240人の この発電所の警備員達が降参をしたと、言っている。ウクライナ政府は、警備員達は 拷問にあったと、告発している。ロシア軍は、発電所の管理職の人達に、メッセージを書くことを強制した。これは プロパガンダの為であるという。
この発電所の 職員達は、4日間 人質になっており、体力的にも 精神的にも、もう限界にきていると いう。ロシアは 、人質に書かせたメッセージを ロシア国民へ 又 全世界の人々へ、自分達の犯罪的な行為を 正当化する手段として使いたいようだ、と ウクライナ政府の見解である。
そうこうしているうちに、国際原子力機関(Aiea)は、チェルノブイリの監視コントロール システムが、切断されていると、発表をした。このシステムは、チェルノブイリの放射能を 測定するのであり、チェルノブイリは 現在 ロシア軍下に 入っているが、このシステムから 送られてくるデータが、途切れてしまったそうである。
ウクライナの国立エネルギー管理局は、その事について、全国電力網から、チェルノブイリの発電所を切断したのではないかという見解を、持っている。
(3月9日付け)
* サポリージャの原子力発電所….は、ヨーロッパで第1、世界では 9番目を占めている 大原子力発電所である。原子炉は 6つあり、全 5700MWエネルギーを 、400万の住民へ 提供している。チェルノブイリの発電所は 3800MWなので、ザポリージャに 比べると、1/3 減少の規模になる。
チェルノブイリへのロシア軍侵入 :
今年 2月24日に、ロシア軍が ウクライナへ侵入した時、チェルノブイリにも、侵入してきた。そして その地を、3月末まで 占領したのである。
ロシア軍に 数週間占領されたチェルノブイリの 原子力発電所は、放射能の監視システムに、多大な破損を被った(コウムった)かもしれない。ロシア軍の爆撃は、原子炉には 届かないですんだものの、その周囲を破壊したのは 確かである。発電所の放射能を測定する場所も、その中に含まれている。今の所、何の 装置が 機能を果たしているのかどうか わからない、というのは、コンピューターが まだ 接続されていないので、プログラムを見る所までも、いっていないのだそうだ。建物の外観を見るだけでは、残念ながらわからない、と チェルノブイリの 監視部の Bespalij 管理部長は 言っている。
4月の始め、ロシア軍は チェルノブイリから去っていき、現在 発電所では、全職員 300人 のうち、30人位が働いているだけである。その 30人の中には、まだショックが抜けきっていない人もいるくらいだ。
ここへ侵入してきたロシア軍は、錯乱状態で、家々に侵入し、店を破壊し、価値ある物は 何でも盗んでいった、と 発電所の ある技術者は、語っている。
発電所から遠くない所に、” 赤い森 ” と呼ばれている地域があり、世界で最も汚染されている場所だ。” 赤い ” というのは、惨事が起きて後 植物などが 赤く染まってしまったからだ。この地域では アスファルトで舗装されている道だけ 走れる、そうでないと危険なのだが、ロシア軍の戦車は どんどん 入ってきて、アスファルト無しの 道なき道も走り、赤い森を 通過して 赤い土ぼこりをあちこちであげたという、兵士達は、放射能用の防御も何もなく、塹壕(ザンゴウ)も 素手で掘り…..掘った兵士達は たぶん1年間位の寿命しか ないのではないか、とも 言われている …..
(4月9日付け)
AIEA ディレクター 訪問 :
大惨事が起こってから 36回目の この日4月26日に、国際原子力機関 (AIEA)の、Mariano Grossi 責任者が、チェルノブイルの原子力発電所を、訪れた。彼は、「 ロシア軍が侵入した時、もしかしたら 大惨事に繋がったのかどうか わからないが、とにかく 異常な 危険な 状況であったことは、確かだ。現在 放射能のレベルは、普通に なっている。だが、まだ余談は許されないと思うので、監視していかないといけないし、数多くの 修理 、改造 等の仕事を行わないといけない 」という談話を 残した。
(4月26日付け)
ザポリージャ 都市 :
を征服したいと、ロシアは切に願っているようで、ロシアとの対談が ストップしている状態だ、と言っているのは、ウクライナの Zelensky 大統領だ。ロシアは ザポリージャ都市を、戦略的に 重要な場所だと とらえているらしい。そういうわけで、ロシア軍は進軍しており、ウクライナにとっては 驚異になってきているが、こっちだって 負けてはいない、準備ができている 、と大統領は語っており、マリウポリの兵士達に 少し触れ、あの Azovstal 製鋼所で戦った 2500人の兵士達は、現在 ドネツク州と ルガンスク州で、囚人となっている、と、付け加えた。
(6月6日付け)
ロシア軍進軍 :
ロシアは、30の戦車 T-62 を、Vasylivka ( ザポリージャの南 35kmにある) の 村近くに 配置している、と、ウクライナ 防衛省の Motuzianyk 報道官が、発表をした。
(6月9日付け)

月日
国名…新感染者…新重症者(合計)
6月 11日 ( 土)
イタリア….2万2104人…-3人(193人)
日本………..1万5351人…-8人(69人)
6月12日 (日 )
イタリア…1万8678人…-10人(183人)
日本……….1万3389人…-3人(66人)
6月13日(月)
イタリア… 1万0371人…+10人(193人)
日本……………7956人… -5人(61人)
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