燃料苦労話 2022年6月30日木曜日

Italia – イスラエル :

イスラエルは ヨーロッパに 天然ガスを送れると思う、と、イスラエルの ベネット首相が、イタリアの Draghi首相との会見で 宣言をした。ベネット首相は 「 イタリア政府と 我々の関係は 再開した。両者間の関係が、良い方向に 向かっていると思う。どちらの国も、進歩と開発に、積極的に 取り組んできた。10数年間止まっていた両者間の政府サミットを、再びやっていこう。」と、語った。

(6月14日付け)

Italia – ガス減少 :

Eni ( エニ …イタリア半国有石油・ガス会社) は Gazpromに、毎日6300万立法メートルのガスを送るようにと、注文していたのだが、Gazpromは 50%だけ送れるだろうと、連絡してきた。前日の16日には、65%送れると 言っていたのだが….

(6月17日付け)

UE 委員長の心配 :

ロシアが ガス配給を 大幅に減少するというこの危機に当たり、我々は 、プラスの方向に 持っていくように努めないといけない。だから 再び 汚染が伴う石炭使用に 陥っては ならない、と言っているのは、UE委員会 の Von del Leyen 委員長である。ヨーロッパの幾つかの国 …ドイツ , オーストリア , オランダ ….が、臨時に石炭使用を明白にしたからだ。

(6月20日付け)

Italia – ガスの値 :

Cingolani エコロジー変換大臣は、現在のガス危機は、ガスが不足しているというよりは、市場 の問題だと言っている。ガスの値上がりも、ガス不足というよりも、誰かが裏で工作しているからなのだそうだ。そして この件について 、誰も正そうとしない。自由な市場に対して、捜査の手を加えるのは 良くないって ? 市民を最悪の状態に落とすのに、これ以上の方法って あるのかね ? と、疑問を投げかけている。

(6月21日付け)

Italia – 専門家意見:

天然ガスに関して、特に警戒するほどのレベルではない、と言っているのは、エコロジー変換省の、緊急/監視技術委員会である。しかし 予防策を練るのは 良いことだ。用心をして石炭を獲得する計画も うなづける、とも 述べた。

(6月21日付け)19:35

ドイツのガス危機:

ウクライナ戦争が始まる以前の、ロシアガスへの依存は 55%だったが、現在35%になってきている。が、対策として 国民に 節約を 呼びかけている。ガス節約の為には、電力節約が 必須なので、石炭による 火力発電を増やすようにしたい。

ドイツは、 多党で内閣が形成されており、その内の一つ 環境を守る政党に対して、2030年までには 石炭使用を 取り除きたいと 約束していた。政府としては 残念だが、ガス使用を押さえる為には 必要だと思うと、Habeck 経済エコロジー 大臣が、述べた。

更に大臣は 、現在のガス供給量は 大丈夫だ。対策としては、3段階…用心 , 警報 , 緊急…と分けて、それぞれの場合の処置を、練っていきたい。夏になるべく ガス使用を 減らして、冬に備えて 貯蔵していかないといけない、と 語っている。

(6月23日付け)

Italia – 電気/ ガス の値上げ :

まもなく、 又 光熱費の値上がりが 予想されている。*ノミスマ エネルギー会社の予想だと、7月1日から、電気代 が+ 17% ( +194,4€ = 約 2万7800円 )、ガス代が + 27% ( +462€ = 約6万6000円 )というのだから すごい ! 国際市場で 光熱費が 爆発的に上がった原因は、ロシアが、ドイツとイタリアへの ガス配給を 減少する事を、決定したからである。

(6月25日付け)

* ノミスマ エネルギー会社……環境・エネルギーに関する予想 , 分析 , 調査 , 研究をする。設立 ボローニャ で1981年。

Italia – ガス増大 :

UEとノルウェーの間で 交わされた 契約により、その2日後から、北ヨーロッパから流れてくる天然ガスが、ロシアから流れてくる ( オーストリア経由 ) 量を 上回った。イタリアにおいては、25日予定分は 、ノルウェーからのガス ( スイスとの国境、Piemonte州の Gries峠 超え ) が、3594万立法メートルに対し、ロシアからは、3532万立法メートルという事だ。又 イタリアには、アルジェリアからも 6858万立法メートルが運ばれて来ている。全部の流れてくる量の 45%位は、この冬用に 保存されるそうだ。

(6月25日付け)

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月日

国名…新感染者…新重症者(合計)

6月 28日 (火 )

イタリア….8万3555人 !!…+3人(237人)

日本………..1万9386人…+1人(46人)

6月29日 ( 水)

イタリア…9万4165人…+11人(248人)

日本……….2万3346人…+4人(50人)