航空便の正常化 :
今年 950万の航空便が、ヨーロッパの空を 飛ぶ予定に なっているが、Covid前と比べると、85% まで回復したと、ヨーロッパ内の、航空交通コントロール公社が、言っている。Covid前の航空便の 数に戻るのは、2024年を待たないといけないそうだ。イタリア領土内での推定はというと、2022年には、170万の飛行機が飛ぶだろう、2019年は 196万便だったのだが、との事だ。
(6月6日付け)
Italia – デジタルがもう一つ :
*Brindisi 空港に、** Enav が、初めての デジタル管制塔 (Remote Digital Tower) を完成させ、営業を始めた。要は、今までの管制塔は、実際に 空港内で、飛行機の動きを追っていたのが、デジタル管制塔だと、極端にいうと、空港から 何km離れていても Okというわけだ。360°の視野を 確保する為に、18のテレカメラを設置し、13の モニターに 写し出される。より確実性、安全性を狙うのが目的である。
(6月13日付け)
*Brindisi….Puglia州 ( 州都は Bari、南イタリア ) にある アドリア海に面した 7万8000人位( 2017年度) の 街。アッピア アンティカ 街道の 終着点でもあった。
** Enav….イタリア航空サービス会社。イタリア領土内での、飛行に関しての援助・コントロール会社。1981年設立、本部は ローマ。
*ブータン – 再オープン :
今年 9月23日から、この国が、Covid病が始まって以来、初めて 外国人観光客に 国境を 開ける事にした。だから2年ぶりになるわけだ。 国の経済を 立て直さないといけないらしい。2年前に、国内で感染者が出たというので、2020年3月に、国境を閉ざしたままになっていた。
(7月1日付け)
ブータン….中国とインドに はさまれた 小さな国。切り立った崖の中腹に建てられている修道院は、あまりにも有名。
Italia – イタリア人バカンス :
2800万人のイタリア人が ( 。。。多分 イタリアに住民票がある人が、という意味かな ?) 1回だか数回だかのバカンスに 走るようである。期間は6月~9月という事で、イタリア 観光業連盟(Confturismo)が調査をした。
Garavaglia 観光大臣によると、今年末の結果を予想すると、2019年の賑わいに 追い付き、場所によっては、それ以上になる所もあるだろうと言っている。しかも今年始めには、まだCovid病の制約あったわけだから、それも考え合わせると 、爆発的な バカンス志向だ。
Confuturismo調査によると、イタリア人は ウイークエンドに、1人当たり 300€ ( 約4万1600円 ) 位使うようで、それが 3~6日間になると、540€ ( 約7万4900円 ) 、今年一番大きなバカンス ( 7日以上 ) の為には、 1250€ ( 約17万3300円 ) 位用意できるようだ、という事は、全部で、470億 € ( 約6兆5139億3644万円 )が、イタリア経済を にぎわせるようである ( 交通 , ホテル , レストラン , 娯楽施設 , ショッピング )。
夏のバカンス計画をもう全部 立ててしまった人が、イタリア人2人につき 1人、つまり 50%に値し、その内の 16%は 、親・親戚・友人の家に滞在するから、予約必要なし、31%は、ホテルなどで、もう予約した、という。残りの 50%は、手配をしている最中か、まだ 決めかねている人。
早々と決めたのが、7日以上の、一番大切なバカンスで、73%は7月に バカンス決行、65%が8月。20%は、外国行き。国内で 引っ張りだこの場所が Puglia 州 (州都は Bari )、次にシシリー島、そして Toscana州 (….Firenze ) だが、Emilia-Romagna州 (….Bologna )や サルデーニャ島、Calabria州 (…Catanzaro) も、がんばっている。
国外バカンスに目を向けると、人気 no.1は、何といっても ギリシャ。少し差を置いて スペイン、フランス、クロアチア と、続く。海、が 圧倒的に多い。57%が海、少し間を置いて 山、そして 芸術の都と続くわけで、13~11%の割合になるという事だ。
(7月1日付け)
Italia – ああVenezia ! :
ヴェネチアへやって来る 観光客は、2023年1月16日から 街へ入る税(。。。 通行税と呼ぶことにします ) を 払うことになるという 条例が出た。ヴェネチア観光局の Venturini 委員の発表である。何らかの交通手段で入ってくる人達が、対象になるそうだ。これでもって、市役所は 観光客の流れや 数を見て、コントロールしたいようだ。払った人は、いろいろな方法、例えば QR コードなど、でもって 、コントロールに備えることになるとか。多種の言語も、用意されているという。
先に予約すればするほど、税の額も 低くなるそうだ。通行税を払うと 、滞在税は 払わなくて良いらしい。
通行税が無料になる人は、もちろんいるわけで :ヴェネチア市や Veneto州 の住人。ヴェネチアで働く 労働者や学生。街の中に不動産を所有している人や その家族。衛生機関 ( 病院などでの検査 ) へ行く人。警察。ボランティー。誰か入れる人の家族で、3親等までだったら、入れる。
無料になる人で、我々観光業界でも関係があるのが、、身体障害者とその付き添い。6才以下の 小児。
ヴェネチアでの、短期間滞在用アパートを貸すのは 禁止するという条例が 出そうである。旧市街 ( centro storico ) と島々に 適用されるそうで、期間は まだ発表されていない。この条例の目的は、”長期滞在客” を優先して、この 歴史的/芸術的な 街の 環境を、守りたいようである。
悪い例 :
水路の中で 泳ぐ人 (。。。ようまあ あんな水の中で 泳げるわ。。。)
道路上で 寝る人。
持参したテーブルや椅子を広げ、モニュメントのそば 、ひどい人は モニュメントの上に 食物を置いて、ピクニックをする人。
(7月1日付け)
Italia – ビンゴ !:
外国の航空会社や low cost 航空会社を巻き込んでいる 労働者不足やスト 、などで、不都合が起きているヨーロッパの空港であるが、イタリアでは 幸いな事に 大きな問題になっていない、というのは、空港で働く労働者達を、何らかの形で 引き留めて いたので、すぐに 労働者を補給できた。他の国のような 人員不足の問題には 陥らなかった、と、Enac ( イタリア民間航空公団 ) の社長が、述べている。我々は ”旅客” と 共にある ; 空港は 正常通りに運営されている、と、社長は 語っている。
( 7月3日付け)
日本 – Ok イタリア :
このCovid病の為に、旅行制限をしていた34ヶ国 ( 中国 , 韓国 , インドも 含まれる) に対し、日本政府は 警告を緩めた。「 必要でないなら 旅行を避けるように」という案内の 仕方を 政府は 取り除き、「 最大に用心をして 、観光を楽しみなさい 」の案内に 留めている。ヨーロッパでは、イタリア , フランス , ドイツ , あとの11ヶ国などが 対象になっている。
(7月4日付け)
月日
国名…新感染者…新重症者(合計)
7月2 日 ( 土)
イタリア….8万4700人…+11人(275人)
日本………..2万4903人…+3人(55人)
7月3日 ( 日)
イタリア…7万1947人…+16人(291人)
日本……….2万3299人…+6人(61人)
7月4日(月)
イタリア…3万6282人…+12人(303人)
日本……….1万6808人…+1人(62人)
7月5日(火)
イタリア…13万2274人 !!!..+20(323人)
日本……….3万6189人…-2人(60人)
7月6日(水)
イタリア…10万7786人…+2人(325人)
日本……….4万5821人 ….+8人(68人)
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