人間はつらいよ(犬との散歩) 2022年7月14日木曜日

段々と、たくましくなっていく 今日この頃…..6月の終わりに 、ワンチャン1匹と、ねこちゃん2匹がやってきて、9日間も一緒 !! の生活をしました。今回は とりあえず Postinoを休まないで、頑張ってみました。3匹とも暑さの為に、 皆 床に、テーブルの上に のびている毎日が 続きました。

ワンチャンとの散歩は、今までは 1日3回でしたが、今回は 4回にもなっています !!

朝6:15…皆さん 覚えていますか ?ごみの箱を 6:00 に外に置くと、言いましたよね。だから ワンチャンと私は、6:30前 には、もう外に 出ています。お化粧する暇あるのかって ? 無い…ワンチャンとの散歩の時は、登山帽を深々とかぶり、サングラスをかけて、おしまい。このワンチャンは不思議で、外に出ないといけない間隔が、不揃いなのです。朝 6:15 、昼 11:30、午後 17:30、夜 20:30…..

ワンチャンが外に出たい時は、ウロウロと歩き回り、私に ワンワンといい、落ち着きをなくすので すぐにわかるのですが、夜の9:00頃に、最後の散歩の後に 帰ってくると、ワンチャンは 静かに犬の置物と化し、翌朝の6:00になっても、置物の姿勢をくずさない、私が 首輪…といっても、文字通り首に輪をかける 野蛮な物ではなく、胴体に巻き付ける方…..を持って、朝 Andiamo ! 外に出ようよ !! と叫んでも 、私は置物よ、あの人は何 ? という目で私を見つめているだけ….午後5時過ぎの散歩前になると、ウロウロくるくる 歩き回るくせに…… 全く 不思議 !!

犬って 地べたにウンチをするのかと思っていたら、逆立ちみたいになって、壁に高くお尻をくっ付けて、ウンチするなんて 知らなかったわ….まあ 小型の犬なのでね。

朝6時過ぎは、夏の今日この頃としては、最高の清々しい温度です。ブラブラと 2人 ? してこの気温を楽しみながら 歩くと 思うでしょう ? ところがこのワンチャン 、足が ちと 速い。ササササっと飛ぶように歩くので、こちとらは もう 楽しむなんていう 段階では、ありません。

そして パタッと止まった時は、彼が嗅いでいる地面を よ~く見ないといけない。何か変な物を口にしようとしていないか….だから 夜は、時には、懐中電灯で照らしながら 歩いていくんだけれど、犬をつれている他の人は、そんな事 していないの…..私だけがしているみたいで、さぞかし 変なアジア人っていう印象になっているんでしょうかね…..

犬の飼い主が私に言うのには、太陽がジリジリしている日中は、犬も体力消耗するし、犬の足の裏も焼けるでしょうから、12時から17時までは、外に 出ない方がいい、との事で、アスファルトを手のひらで 触ってみると、 なるほど 熱い…アスファルトの日かげは あれ、涼しいわ…..これも 言われるまで 気がつかなかった…..昼 11:30過ぎに出る時は、かなり太陽の陽射しは、強くなっているので、ワンチャンには、 影を歩かせ、どうしても 影がない所に差し掛かると、それ走れ ! と、2人して、日影まで走る…….これも又、端から見たら、あの2人 何やってんねん、という事に なるんでしょうね….

この間、例のごとく 2人で 飛ぶように散歩していました….朝で 誰もいない、空気は さわやか ! ふと 車道をはさんで反対側歩道を見ると、ばかでかい白の犬が、こちらを向いて 座っているでは ありませんか 、これは大変 !と血の気も引いて、我々2人はくるっと回り、引き戻り始めた….そうすると、あの白犬は ….すくっと立ち上がって、我々を見ながら同じ方向に、 向こうも 歩き始めたのですが、鎖が…首輪が … ヒモが 、何もついてないンです、あの犬 !! 飼い主らしき人もいない、朝早いから 人っ子一人 歩いていない….さあ~ 真っ青、こんなこと 生涯で 初めてだ、車だって 日曜の朝だったか、まばらに走っているだけ、もしも白犬が こちらにやってきたら どうしたらいい ?! …..ワンチャンを素早く 抱き上げようか…..しかしこのワンチャンは、どういうわけか 抱かれるのは嫌いで、 激しく ていこーするので 、話が ますますややこしくなりそうな気がするが…. 白犬は 足を早め、もう少し先にある、 鉄門の下に たどり着いたようだ、一瞬私は 後ろを振り向いて、逃げ去ろうか、と考えたのですが 、そうなると 家から遠くなってしまう……

と、ここで 本来の私の性格が出てくるのです、めんどくさがりや….ええい、いざとなったら ここでワンチャンを カバって死ぬのも いいじゃないか、家から遠くなる方が めんどくさくて嫌だ !! という 恐ろしい発想で そのまま歩き続けました、白犬は 反対側にいるのですが、段々 大きく 見え始めます…..なんだか 鉄門の下に、うずくまっているようですが、近づくにつれて、全景が見え始めた….うずくまっているのではなくて、なんだ、 白のプラスチックのごみ袋だったわ !! …白犬は、多分あの開いている鉄門の家の 飼い犬みたいね、もう中に 入ってしまったんでしょう、なんという 人騒がせな !!!

別の日の散歩、突然 大きな 獰猛そうな犬が、こちらにやってきました。もちろん 飼い主と共に、です。ワンチャンは 勇敢にも ワンワンと、吠え始めました。向こうの デカ犬は 、しゃらくさい~ という感じで、ワンチャンを、見下ろしています。私とワンチャンは、一本のピーンとしたヒモで、繋がれていたのですが、ヤバイ事になってしまったと思って、私が前に少し進んだ途端に、ヒモが 緩んだ、その瞬間、ワンチャンが 私を、キッとして振り向いたのです !! あの目には、迫力があったわ !! 私、わかったんです、ワンチャンと意思の疏通が出きるなんて、思っても見なかったのですが、ワンチャンは 「ワンワンと安心して吠えていたのは、 ヒモがあるとわかっていたからなんだよ。それがヒモを緩めてしまったら、ヒモ無し、後ろに誰もいない、かと思って、どうなることかと、一瞬ヒヤッとしてしまったじゃないか 、 バカ !! 」という目で、確かに彼は 私を見たのです !!…………それからは、任せてください 、同じ場面に出くわすと、私とワンチャンは、阿吽(アウン)の呼吸で、よっしゃ、頑張ってや !! という、息もピッタリ組になりました。