つきない話題 2022年8月25日木曜日

ポスティ―ノ

Italia – 政党のシンボルマーク :

来月の9月25日は、イタリアの総選挙日で、ロシアの政治家まで口をはさんできて、イタリアはどうのこうのという、余計なお世話 !? の雰囲気が漂う中、政党のシンボルマーク提出日が、やって来た。

全部で 101の政党のシンボルマークが、内務省に提出された。その内に ” Draghi(首相)と共にイタリア人”という名前の政党のシンボルマークもあったが、当の本人は知らないというので、たぶんこれは没になるだろうとの事だ。政治家からのシンボルマーク提出は 98 である。

前回(2018年)の時は、103のシンボルマークが提出され、その内の 75が認められた。

(8月14日付け）

Italia – 海辺の無作法 :

Covidの２年半を経た現在、バカンス組の無作法は、目に余るものがあるそうだ。ヴェネチアでも、2人の若者が水路を電動サーフィンで走り回ったり、又はある街のタバコ屋に入るにも、客は水着姿で、だからタバコ屋は、ガードマンを雇って水着では入店禁止を、徹底させているそうで、ガードマン代もバカにならないとか ( ３時間で 100€ 、というと約1万3800円 ) ….ある町の、広場中央にある噴水は、水が止められた。やはり水の中で結構はしゃぐ人達がいるようだ、というのだ。サルデーニャ島では、自然保護地域でも魚釣りをして、野外で、お昼ごはん代わりに釣った魚を食べているとか…..

(8月18日付け）

Italia – ベネチア :

8月17日、2人のオーストラリア人が、ベネチアの水路を電動サーフィンで走っていたのを、多くの人が目撃をした。早速、電動サーフィンは差し押さえられ、そして１人1500€( 20万6000円位)の罰金となった。彼ら2人はビデオ制作者だそうだが、ホテルに戻ると、高価なビデオカメラ等、合計 2万5000€ ( 約 344万円 ) の彼らの持ち物が盗難にあい、失くなっていたそうだ。罰金の理由は、保証されていない電動サーフィンで走ったという事らしい。検察庁は、航海上で、問題が発生するのかどうかを検討中、ヴェネチアの市民弁護会はベネチアのイメージを損なったとして、告訴する手続きをもう進めているという。市長はこの２人の身元の情報を提供した人には、食事をおごるという発表をした。この2人は罰金を払い、ベネチアから去っていったそうで、何事をやるのにも、後々の事をよく考えて、やるやらないを決めないといけないという事かな？

(8月18日付け）

Italia – 日照りと言ったじゃないか :

深刻な水不足問題が生じている中、北イタリアは、雨の降り過ぎからくる被害が大きくなっている。

Toscana州 (州都はフィレンツェ) の嵐の被害は、目に見えて大きい。時速140km以上の風も吹き、2人死亡。どちらも倒れた木の下敷きになった。１人は 54才の男性で、農業従事者、ちょうど木の枝を切っている所で、大木が風で根こそぎ抜かれて彼に押しかかってきた。もう１人はカッラーラの68才の女性で、木が生い茂っている自然公園でやはり木の下敷き。近くのキャンプ場でも、木の下敷きで 4人が負傷しているとの事で、嵐になったら、大木の下には、いない方がよさそうだ。

ベネチアでも、サンマルコ広場の barの野外テーブルや大きな日よけの傘が雨風で飛ばされる中、サンマルコの鐘楼の一部のレンガが剥がれ、地面に落ちて破片になった。鐘楼の中にいた観光客はすぐ外に誘導され、地面は柵で仕切られたそう。

Lavagnaラバーニャは、Liguria州(…Genova) の、地中海に面した人口1万2000人位の街であるが、ここも嵐の通り道というので、竜巻が暴れまくり、海水浴場の屋根が剥がれ、脱衣場のボックスが、近くを走っている線路まで飛ばされた。風力は時速90kmで、７分間の恐怖だったという。もちろんとりあえず今日海水浴場は休業。

南イタリアは、相変わらずの好天気で、海水浴を人々が楽しんでいる。ただ最高温度で 40°C の場合もあるそうで、好天気といえるのかどうか …….

(8月18日付け）

コルシカ島も嵐 :

この島は、イタリアにほぼくっついているようなフランス領土だが、今回の嵐の通り道というわけで、多大の被害を被っている。少なくとも死亡者5人、負傷者20人と、現時点で発表されている。300人以上の消防局員が動き、赤十字も到着。4万5000人以上が、停電下にいるという状態である。

(8月18日付け）

Italia – シンボルマークの出揃い :

現在夏休みを返上してかしないでか、各政党は、対策に大わらわである。シンボルマークは 101が正式提出数となり、その内の 75のシンボルマークが、認められた。

これから、認められなかった政党が不服として裁判所に訴える、又認められた政党が少し修正をしたい、という時間が与えられ ( 長期間ではなく４８時間以内 ) 、8月18日に一応の落ち着きを見せ、その後訴えた政党についての審議があり、8月20日に、最終的決定を迎える、という段取りだ。

8月21日/22日に、それぞれの政党は “候補者名簿” を、裁判所と、州都控訴裁判所に提出する。選挙当日に、投票用紙に “候補者名簿” に載っている名前も書かれていて、上院と下院でも細かいシステムの違いはあるが、要は投票者は自分の希望とする名前に印をいれ、議員として送り込むことができる。又このシステムだと、議員になりたい為に発生する賄賂などを、避ける手段にもなる。名前が特に浮かばなかったら、投票者は、とりあえず政党に印をつけるといい。そうすると “候補者名簿” の中にも順番が記されていて、順番の高い方から、議員として選ばれていく。候補者名簿は、州によって違ってくるが、１人の候補者が幾つかの州の “候補者名簿” に、名前を連ねる事が出来る。。。と、解釈しているのですが、間違っていたらごめんなさい。。。

(8月18日付け）

月日

国名… 新感染者…新重傷者(合計)

8月 23日 ( 火)

イタリア…3万5360人…－1人(254人)

日本……..20万7761人…+6人(646人)

＃日本のこの日の死者は、343人(イタリアは134人)

8月 24日 (水 )

イタリア…2万5389人…－15人(239人)

日本……..24万3483人…－10人(636人)

JASGA

ローマ日本語ガイド協会

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