ロシア人はどうすればいい? 2022年10月25日火曜日

。。。戦争の余波は 広がります….。。。

。。。予備役 ( よびえき)….”軍隊の構成員のうち、平時は現役勤務をしないが、有事に際して現役招集される要員” 、という言葉の読み方を、知らなかったわ……プーチンが演説で 招集したのは、まさにこの 予備役 だったわけですが、どの道 義務としてかわりはないので、馴染みのある “徴兵” という言葉を、私は使用し続けます。。。

ロシア人の抗議デモ :

プーチン演説の後に、徴兵反対のデモが 繰り広げられ、少なくとも1026人が逮捕された。デモは 38の街で行われ、今年2月末に ウクライナ攻撃宣告に対してのデモが行われたが、その次にくる 大きなデモだったという。

(9月21日付け)

EUの見解 :

EU委員会の Hipper報道官は、「 EUは 今、ロシア人を受け入れる為の EU内での 共通の決まりを検討している。ともあれ、どんなリクエストにしろ、ケースバイケースで調べる必要がある。」と、語った。これは、プーチンの演説後、徴兵から 逃れようとするロシア人達が 、” 亡命” をリクエストするという場合の可能性が 予想されてきたからである。

ラトビアとエストニアは、国内安全の為に、亡命のリクエストは 受け入れられない事を、明らかにした。* シェンゲン条約では、” 国内安全や治安の為に、そういう人達のリクエストを 拒否できる” というのがあるそうだ。報道官は、このような状況は 初めてなので、あらゆる危険を 検討しないといけないと、述べている。

(9月22日付け)

* シェンゲン条約….1985年に、最初 ヨーロッパの数ヵ国が 、この数か国内では、国境無しに自由に行き来できるという 条約を結んだのが、段々と参加国が増え、1999年に EUの法律となった。ただし28のEU加盟国中、22ヶ国のEU 加盟国と、EU加盟国ではないが、シェンゲン条約に参加している国 (ノルウエー、アイスランド、スイス、リヒテンシュタイン ) が、実施している。

ドイツの反応 :

何人かの大臣達は、徴兵拒否をする ロシア人達に、門戸を開く用意があると、言っている。

(9月22日付け)

予備役徴兵の数 :

ロシア政府側は 30万人と発表したが、ロシア防衛省は 約100万人を 目指すだろうと いう事である。

(9月22日付け)

キリル大司教の言葉 :

ロシア正教会の大司教である 彼は、「 勇気をもって、戦闘参加の義務を 果たしなさい。」「 もしも死ぬことになったなら、あなたは祖国のために 死ぬのだから、天国では 神と共に いるだろう。永遠の生命を 賛美する。」と、徴兵 を勧めた。

(9月23日付け)

ジョージア入国 :

Bbc( イギリス) 報道によると、ロシア人がジョージアに入国するにあたり、ビザがいらず、簡単に入れるので 、そのための車の列が 10kmにも渡っているそうである。ある人は 20時間も入国するのに 待ったと言っている。フィンランドとロシアの国境も、車の渋滞が 増しているそうだ。

ジョージアと国境を持つ 北Ossezia – Alania 共和国 ( ロシアに属する )に、約2300車が ジョージアへ入国できる、唯一の税関( Verkhni Lars ) に 殺到しているのを、 この国の政府も 認めたようである。税関通過にも時間がかかるので、引き返すようにと 、政府側は 呼び掛けている。

(9月24日付け )

キリル大司教 の 第2弾 ?! :

ウクライナで死ぬ兵隊達は、他の人の為に 軍隊義務を 遂行( すいこう)したのであるから、彼らが犯した 全部の罪 ( 。。。ということは、生まれてから 全部ということかな。。。) を、洗い流し去ることになる、と明言した。

( 9月25日付け)

アメリカ合衆国の反応 :

ホワイトハウスの 報道官は、Putin の演説後 亡命したいロシア人を、我々は 受け入れるつもりであると、発表をした。そして、亡命手続きは、ケースバイケースで、検討されるだろうとも、述べている。

( 9月27日付け)

ウクライナの推測 :

「 プーチン の演説発表の後、徴兵作業が、ロシア軍部により進められている。現在 30万人の必要兵士の内、10万人が 召集されたそうだが、これで終わりではなく、まだ 進められている。」と言っているのは、ウクライナの 参謀本部内の Gromov 副司令官だ。ウクライナ兵士達にとらえられて 捕虜になった ロシア人兵士の数人が言う所から推測すると、徴兵は 多分 9月21日のプーチン演説以前から 始まっていたとみられる。副司令官は、徴兵された人数は、ロシア側発表よりも、 はるかに 多いに違いないと、踏んでいる。

(9月29日付け)

ロシア兵の 思い :

ロシア兵の 何人かの電話による通話が、ニューヨーク タイムズに 発表された。。。どうやって 集めたんだろう ! 。。。それによると、兵隊達は プーチンを 非難し、彼ら全員の嘆きが、私達に伝わってくるようである。

ある兵士は、「 今 * Bucha にいる。僕達の防衛は、行き詰まった。この戦争を 負けようとしている。自分の目の前に現れた人間は、誰でもいいから殺せという命令が出た。プーチンは くそったれ( idiota ) だ、彼は kievを手に入れたいと 思っているが、どうやって、というのを 思いつかない。」

* Bucha….ブーチャ。この街は、Kiev ( キーウ / キエフ )の北西 、約20kmに 位置している。ロシア軍にとって、Buchaは、Iepin( Kievにたどり着く前の 最後の 街) から Kiev と進む上での、重要な地点だった。

2月27日に、Buchaでの、ロシア進軍の 最初の報道が なされた。ロシア人砲兵も見られたそう。

3月1日に、Bucha で、ウクライナ軍の猛烈な反撃がなされた結果、焼きただれたロシア軍戦車が ゴロゴロ転がっている 墓場に Buchaの街がなったと 伝えられ、ロシア軍は 逃亡したと 言われた。

3月3日、猛烈な攻撃の後に、ウクライナ軍は 、Buchaの中心地へ 入れたが、ロシア軍の 陸・空 からの激しい反撃にあい、闘いは 続き、12日になって、段々と勝敗が見え始め、30日~4月2日にかけて、ロシア軍は 完全撤退、ウクライナ軍が完全に Buchaを奪取した。

それから恐ろしい虐殺の事実が 、次々と 報道されていった。

別の兵士は、「 この戦争は、我々政府が選んだ 最悪の行為だ。いつ全部が 終わるんだろうか ? プーチン ? チクショウ ( dannazione ) だ !」と言っている。母親は、「 ロシアの報道では、全部計画通りに 進んでいるという事になっているが ? 」と、答えている。

(9月29日付け)

ある*ラッパーの自殺 :

27才のラッパー歌手である Ivan Petuninさん( Walkie として知られている) が、ウクライナ戦争に参加したくないという理由で、自殺をした。ビデオメッセージを残した後、ある建物のそばで 自殺し、発見された。

彼は、健康上の理由で 、神経心理学の治療を受けていたので、軍隊からの徴兵を 一応免れていたのだが 、早急 呼ばれるのは、避けられない事実であったらしい。

彼のビデオメッセージは Telegram に公表されたが、その中で、殺人という罪を、自分の魂は 受け入れられない。自分は 起こった事実に対して、それを受け入れられない人間として、いつまでも主張し 残る方を 選んだ、と訴えている。

( 10月1日付け)

*ラッパー….リズムに合わせて、早口でしゃべるように歌う歌手。

ロシア兵の闘争棄権 :

ロシア兵達が 戦闘を棄権したりするので、現場の軍の司令部は 、ロシア政府に、攻撃中止命令 ( 幾つかの前線 特にドネツク州での)、を 送り始めた。これは、ウクライナ軍の参謀が facebook に載せた事で わかってきたのだが、理由は、最近の徴兵により送られてきた兵士達の多くの意気消沈によるものらしい。

(10月13日付け)

⛳️

月日

国名… 新感染者…新重傷者(合計)

10月18 日 ( 火)

イタリア…5万8360人…0人(254人)

日本………4万2294人…-2人(116人)

10月 19日 ( 水)

イタリア…4万1712人…-3人( 251人)

日本………4万3555人…..+9人(125人)

10月20日(木 )

イタリア…4万0563人…-9人( 242人)

日本……….3万6110人…-12人(113人)

10月21日( 金)

イタリア…3万6116人…-8人( 234人)

日本………3万1593人…-7人(106人)

10月22日( 土)

イタリア…3万1775人…-7人(227人 )

日本……….3万4173人…+1人(107人 )

10月23日( 日)

イタリア…2万5554人…+2人(229人 )

日本……….3万0873人…+8人( 115人)

10月24日( 月)

イタリア…1万1606人…-3人(226人 )

日本……….1万6852人…0人(115人)